ジビエート

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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もしあなたが、モンテ・クリスト伯爵は最期にエドモン・ダンテスに戻って死ぬことや、オリエント急行殺人事件の犯人は容疑者全員であることや、入れ替わりに実は三年の時差があり、瀧と三葉は既に会っていたことや、金田一の幼馴染である千家貴司は魔犬の森の殺人事件の犯人であることや、夜神月はニアに敗北しリュークに殺されることや、飛雄馬の左腕の筋は酷使のすえに断裂してしまうことや、オセロットは暗示によってリキッドに乗っ取られていたふりをしていたことや、乾巧はウルフオルフェノクであることや、阿Qが処刑されることや、アンサイクロペディアウィキペディアのパロディであることを知らないのであれば、充分注意して、救急箱を手放さないようにしてください。
にーこにっこどーが♪
ニコニコ動画中毒患者のために、ニコニコ大百科ではニコ厨たちがお金をかけてまで「ジビエート」の項目を執筆してくれています。
「第1話の、自分はタイムスリップしてきた侍と名乗る不審人物に対して「え!お侍さん?すごい!ここは未来の江戸だよ」の一言で済ませるシーンにこのあとの展開のすべてが詰まっていたように思う」
ジビエート について、名も無き視聴者
「このアニメに関して、私は真に驚くべきツッコミどころを見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。」
ジビエート について、ピエール・ド・フェルマー(1607〜1665)
「この作品は、誰が責任を取るんだろう?」
ジビエート について、青木良(原作・脚本・製作総指揮)

"GIBIATE"(ジビエート)は、1980年代からタイムスリップしてきた脚本家青木良が企画・原作・脚本・製作総指揮・シリーズ構成・キャスティングを務めて作り上げたアニメである。ジャンルはパニックホラー、テーマは「生きる」であったが、ジャンルはギャグアニメ、テーマは「全ての人に笑顔とツッコミを」に変更された。自動的に。

概要[編集]

2018年、一人の少女が一日中消えない流れ星を見て「『MUSASHI -GUN道-』に輪をかけたアニメを見たい」と願いをかけた。流れ星と見えたものは実は精神感応で操縦される宇宙船のカケラであり、搭載されていた精神感応物質がその願いを聞き届け、エンドライドを手がけた青木良がタイムスリップして現れた。

元の時代の感性を持つ青木良は「日本のアニメでグローバルを狙いたい」と考え、ファイナルファンタジー1〜6のキャラクターをデザインした天野喜孝氏や、バイオハザード公式漫画の作画を担当した芹沢直樹氏、ゲーム音楽作曲で知られる古代祐三氏、津軽三味線奏者の吉田兄弟や書道家の紫舟氏などの日本を代表するクリエーターや、刀鍛冶の石田四郎國壽氏、日本人形職人の金林真多呂氏、三味線職人の小松英雄氏など名だたる職人たちを集めたが、ほとんど活かすことが出来ず、だいたい無駄になった。

また、青木は製作委員会方式のアニメに関わった際「企画に関わるあらゆる人たちが意見を出すため、企画意図が大きくズレてしまう」「脚本会議で作品を良くするためのアイデアがバンバン出されたり、脚本にダメ出しをされることで「こういう作品にしたい!」という意図がよれてしまう」という経験があった。2019年に入り、原作・監督・シリーズ構成・脚本・コンテ・演出をたつき氏が一人で行った「ケムリクサ」という作品がヒットしたのを知った青木は、「これだ」と感じた。自分の担当パートを増やせば自分の思い通りの作品が作れると思ったのである。うん、まあその考え自体は間違いじゃあありませんよ。

更に青木は、「アニメと言えばこういう表現だ、という表現をついついしてしまいがち」という部分について常々疑問に思っていた。完成したアニメから察するに、「アクションシーンだからと言って必ずしも動かす必要はないのではないか」「死んだ人が空に笑顔で浮かぶのはもはやギャグとして扱われているが、真面目なシーンとしてもいいのではないか」「同じギャグやボケを二度、三度と繰り返して笑いをとる手法のことを天丼というが、カツカレーでもいいのではないか」等の疑問を持っていたと思われる。

ストーリー[編集]

2030年、世界には恐るべきウイルスが蔓延していた。人間がジビエと呼ばれる化け物に変貌してしまう病気である。その変貌は年齢・人種・性別によって様々で、病名はジビエート(ジビエのようにバラエティに富んでいる)と名づけられた。ジビエとなった人々は増殖欲を持ち、それぞれが持つ毒針を人間に刺すことで感染が広まるが、飛沫感染・空気感染等はしない。 1600年からタイムスリップしてきた侍の神崎千水、忍者の真田兼六は船田キャスリーンという少女と出会い、ジビエの戦いに身を投じていくこととなる。あとから僧兵も来る。

世界設定[編集]

  • 企画・原作・脚本・製作総指揮・シリーズ構成・キャスティングを務めた青木良自身が時空移動存在であるため、その影響がアニメにも多々現れており、第一弾PVと本編アニメでのキャラクターデザインもまるで別人となっている。
  • 作中の歴史についても我々の歴史と異なっており、例を挙げると、作中での1600年10月15日、千水に対し兼六が「関ケ原で勝ち軍についたあんたがなんでまた島流しに?」と尋ねているが、我々の歴史で関ヶ原の戦いが起きたのは慶長5年9月15日(西暦1600年10月21日)である。
  • 時間の流れそのもの我々の世界とは異なっており、キャラがしばしばゆっくりしゃべる、衝撃的な出来事に対して登場人物たちが「なんだ!?」を執拗に繰り返す、同じことを2回ずつ言うなど、我々の世界との齟齬が見られる。例えば、東京から新潟にキャンピングカーで向かう途中、月齢が満月→新月→満月と変化しており、少なくとも一ヶ月近くかかっている。
  • 月の軌道がどうにかなっちゃっているか、新潟までの距離がカブのイサキのように広がっていることも考えられる。
  • やたらと目だけアップになる。→かんたん作画
  • 1話の中で登場人物が2人以上死ぬと、少なくとも1人は忘れ去られる。
  • 時間稼ぎが目立つ。一枚絵、集中線のみのアクションシーンはもとより、CMがやたらと入る。
  • 露天風呂めちゃ狭い。
  • エンジンオイルはライターで火がつけられる。
  • 食品工場で鎖鎌とラウンドシールドが作れる。
  • シャッターはつっかえ棒すると開かなくなる。
  • カツカレーは食べても減らない。

登場人物[編集]

主要キャラクター[編集]

船田 キャスリーン(ふなだ きゃすりーん)
CV:藤井ゆきよ
工学部出身。ヨシナガ博士(後述)の助手。という設定であったが、最終話で「熱伝導率は80%以上。電気伝導率は98%以上。」というとても工学部の学生とは思えない発言をすることになったので、急遽設定が「18歳で高校には行っていない」と変更された。(注:熱伝導率はW/m K、電気伝導率はS/mで表される。)
「江戸から舟で何十里」という言葉と服装のみで千水らをタイムスリップしてきた侍と見抜く勘の良さと、妻が強姦されたと語る兼六の話を笑顔で聞き流す冷徹さを併せ持つサイコパス。
出会う人々にインタビューをして各人のトラウマを抉り、録画するのが趣味。常にそのためのビデオカメラを持ち歩いており、充電は常に満タンである。ジビエの弱点である電気を流すためのテーザーガンもどき(相手に刺さらず巻き付いてから電気を流すもの。外すのが大変。)も持ち歩いているが、充電していないのかほとんど使っていない。弱点を仲間に伝えるのもうっかり忘れていた。
剣道初段。自分を打ち破った侍ならジビエと戦えるという考えで千水と兼六をジビエとの戦闘要員に決める。勝手に。
ワクチンを作って世界を元に戻してみせる!と意気込んでいるが、ジビエの体液を集める以外は特に何もしていない。
神崎 千水(かんざき せんすい)
CV:柿原徹也
日本刀「水月丸」と西洋刀の二刀流を得意とする侍。日本でも西洋でも半分不自由な生活を送る。1600年からタイムスリップしてきたが、兼六とは違って現代の技術にはあまり興味がなく、タイプという外来語を使いこなすくらいで自動ドアにも特に驚かないが、唯一興味を持ったのはカーナビである───それまでにヘリコプターを見ているにもかかわらず!
作品世界の関ヶ原の戦いの後、仕えていた大名、松本上善に「お前の独断で豊臣に味方したことにすれば自分は助かる」と懇願され受け入れたが、島流しで済む。徳川さん随分優しいですね。
戦国の世では「千人斬り」の二つ名で知られたと兼六が語っているが、刀は結構折るしスタミナもなく、皆が(視聴者も)知らないうちに怪我を負っていて寝込んだりしてるので、多少盛られた噂が独り歩きしていただけという可能性もある。現在は不殺を誓っているが、化け物は殺し足りないらしい。
キャスリーンの母に、仕えていた大名である松本上善をボロクソに言われる。言われても仕方ないけど。
戦闘時に眼が光る描写があったため視聴者の様々な憶測を呼んだが、特に意味はなかった。
真田 兼六(さなだ けんろく)
CV:東地宏樹
千水と一緒にタイムスリップしてきた忍。青木良による時間変動の影響を最も多く受けているため、明治時代の言葉を何故か知っており、初見でボートとヘリコプターの操縦を行い、消火器、ワイヤー、鉄パイプ、ダイナマイト等様々なものを武器として扱うことが出来る。一応メイン武器はくない。作中で武器にしなかったものはカツカレーくらいである。忍者だが索敵は苦手。
忍の組織を抜け、おくにという妻と静かに暮らそうとしたが、おくには奉行に手籠めにされてしまう(特に組織の報復とかではないらしい。)。腹を立て奉行屋敷に乗り込んでうっかり殺してしまったので島流しにされる。
おくにはキャスリーンに似ているが、ただの偶然である。
彩愛(後述)も兼六に似ているが、ただの偶然である。しかし現場では混乱が生じ、キャラ間違いで上がってくることが多かったとキャラクターデザインを務めた⼩美野雅彦がツイートし、ジビエートプロジェクトの公式アカウントでもリツイートされていたのだが、その後何故か削除されている。デザインしたのあんたっしょ!?という圧力でもかかったのだろうか。
天野喜孝が髪の色を青でデザインしたため、青木が脚本に「髪を青く染める」エピソードをわざわざ追加した。そのせいでただでさえ押している現場の作業は更に増えてしまった。
鬼倉 雪之丞(おにくら ゆきのじょう)
CV:羽佐間道夫
少し遅れてタイムスリップしてきた石山本願寺の僧兵。飛んでいるヘリを引っ張り動かすことの出来る怪力の持ち主。織田信長をてこずらせた強者である。武器は親友であった道三の金砕棒。
初登場時は川の中を歩いていたが、次に登場した時は無傷でビルの屋上に倒れていた。何があったのかは全く説明されなかった。これが第3話で、大半の視聴者は「そういう作品なんだな」と気づきはじめる。
キャスリーンのトラウマ抉りインタビューにより、童貞であることが明かされた。誰得。
無骨な外見で、親友を看取る顔すらも凶悪であるが、どんな逆境でも朗らかに笑い、兼六に「ユリカを娶れば妻と娘がいっぺんに出来る」とからかわれて赤面するなど、ピュアな一面がある。スタッフからも人気が高い。家族を持って、戦のない国でのんびり暮らすことが夢。
初めて食べたカレーが美味かったとキャスリーンに語った直後、駄目押しに母からもらった大事な学業のお守りという死亡フラグを胸に縫い付けられて死亡。お守りの効果は1年間だしな…
ジビエ化したユリカと対峙し、全力を出すことが出来ずに殺されてしまったようなのだが、まったく描写されなかった。───「ガリアンズ(後述)、ヤカンを手に入れるために奮戦する」「信長ってほんと酷いことするよね話」等の優先度の低いエピソードが他にいくらでもあったのに!(シリーズ構成は青木良が担当した。)
船田 ユリカ(ふなだ ゆりか)
CV:伊藤えみ(グラドル)
船田キャスリーンの母親。女医さんである。天野喜孝のキャラ表には存在しない(あれれ〜)。安土桃山時代と江戸時代の区別もつかないほど心が壊れている。時代劇ファン。ジビエと人間の区別もつかないほど心が壊れており、ジビエに親しげに話しかけているシーンがある。その割にはみんなで寄ってたかってジビエを虐殺しているのを気にも留めていない。深く考えないほうがいいみたい。キャスリーンを育てた女だし。
暗闇の中で手紙を書き、更に本職の忍者に気づかれずに部屋を出て行くことが出来るほど隠密性が高いことが途中で判明した。
ヨシナガ 博士(よしなが ひろし)
CV:池田秀一
ジビエウイルスを研究している博士。長い髪・鋭い顎・ゆっくりしたしゃべり方が特徴。話しかけられたことに対し、不自然な返しをすることがある天然。肉より魚が好き。
ヘリから降下しながらハンドガンを連射し、全弾命中させる腕を持つ。(使わない)
博士ではあるが、相当なうっかりさんである。
  • 「ジビエを人間に戻したい」と語っていることから、研究によって作りたいのは治療薬らしいのだが、ずっと「ワクチンを作っている」と言っている。
  • 1600年から来た人間相手にDNA・ワクチン等の用語をうっかり使ってしまう。
  • 冷蔵庫に研究中の薬をうっかり入れっぱなしにしていて、恋人が飲んでしまったことがある。
  • 痛み止めのつもりでうっかりウイルスを注射してしまう。
  • うっかり仲間たちから遠いところに車を止めてしまい、乗り込むのに苦労させた。
  • 他の車がバックしてくるところにそのまま突っ込む。一時停車しよう。
  • うっかり危険なところに突っ込んでいき、戻って別の道を行けばいいだけなのに「パンクを修理している時間がない!」「万事休すだ!」等の理由で千水らを戦闘に駆り出す。
  • 「何度か操縦したことがある」という理由でヘリコプターの操縦席に着く。プロである海兵隊員の「操縦は自分が」という申し出を拒否。指図をされて「難しいことを言う!」と文句を言う。
  • うっかり夜であることを忘れて、車の下に潜ってメンテをしていたら、ジビエの大群がやってきた。
  • 異星人に対して「同じ人間じゃないか」と語りかけ、キレられる。
  • 精神感応で動く宇宙船を操縦中に、うっかり「肌寒いな」と考えてしまったため、宇宙船が太陽に近づきすぎて故障した。
  • 異星人が恋人を攻撃しているところにうっかり加勢したり、スルーしていたりしたら死んでしまった。
あまりにもうっかり振りが酷く、またしばしば不穏な表情を見せるため、第1話から「こいつがウイルスを開発してばらまいたんだろ」「魂を重力に囚われた人類の粛清が目的なんだろ」等黒幕であると疑われたが、ただのうっかりで自己中な宇宙人だったことが第11話で明かされた。いわゆる11話ショックである。
鳩波 彩愛(はとなみ あやめ)
CV:七海ひろき(元宝塚歌劇団星組の男役スター)
元婦警さん。しかし紫色に染めた髪を逆立て、青紫色のルージュを引き、服装はへそ出しと、とても元警察官には見えない格好をしている。ヤクザである父を逮捕するため警察官になった。日本では、身内に犯罪者がいると警察官になることはできない どんないやらしい手を使ったのであろうか。天野喜孝のキャラ表には存在しない(あれれ〜)。
日本人の父親と中国人の母親を持つハーフ。母親がうっかり者なので極道者と結婚してしまい、父親が極道者という理由で両親が離婚。先に気付こう。
母親の親戚に習った中国拳法を使える。一番得意な武器はトンファー。殴らずジビエに刺す。ショットガンも所持。てゆか後半ショットガンしか使ってない。弾は無限にあるらしい。
ジビエでいっぱいのトンネル内を歩いていて偶然キャスリーンに出会い、助けた。助けたキャスリーンに誘われて、新潟まで行ってみたら、逆ギレした宇宙人にジビエにされた。とんだとばっちりだよ!
前田 老人(まえだ らおれん)
CV:蓮岳大
安土桃山時代からタイムスリップしてきた侍を名乗る千水らに対し、「え!お侍さん?すごい!ここは未来の江戸だよ」と快く受け入れる好人物である。家にあった刀を千水に使ってもらいたい一心で、車で全員で寄り道すればいいところを何故か危険な徒歩による単独行動で家に向かい、(おそらく広大な)家で刀を探しているうちに夜になってしまった。千水らが待つキャンプまで何故か無傷で戻るも、何故かタイミング悪く停電が起き、ジビエに襲われ感染してしまい、千水に介錯を頼んで散っていった。
ちなみに命がけで届けた刀はあっさり折れた。

ガリアンズ[編集]

鳩波 蓮司郎(はとなみ れんじろう)
CV:石井康嗣
ガリアンズの頭。鳩波彩愛の父。元ヤクザ。ヤクザ丸出しで授業参観に来たので、彩愛がクラスメイトにいじめられた。極道の娘をいじめる方もすごいな。武器は長ドス。
刑務所に服役していたが、ジビエ蔓延で刑務所が維持できなくなったのをいいことに脱獄した。
鳩波が決めポーズを取ったり決め台詞を言ったりすると、ヴィブラスラップという楽器による専用SEが流れる(時代劇とかでカァーっと鳴るアレ)。ガリアンズの中でその時手が空いている者が鳴らしていると思われる。
彼なりに家族は愛していたらしく、娘に向かってウインクし見切れたり、彩愛の母との思い出を語る描写もある。が、彩愛の首なし死体の横で紅蓮を抱いて号泣したりしているので信用されない。
娘の仇を取るべく腹マイトで特攻して散るが、火が既に付いているのに長々としゃべっていたので視聴者はハラハラした。
祖師谷 紅蓮(そしがや ぐれん)
CV:郷田ほづみ
ガリアンズのNo.2。ペンネームみたいだが本名。孤児で施設育ち。あれっこんな名前つけたの誰?
施設を出たあと鳩波に拾われ、極道へ。鳩波には感謝しており、一生ついていくと決めている。刑務所にもついていった。だってお父さん一人でほっとけないじゃない。
武器は二挺拳銃。という設定であったが、作画が大変なので一挺に減らされた。何故銃を選んだかという理由については、「鳩波が日本刀だから銃で援護しようと思った」と語っている。命中率に強固な自信がないと吐けない台詞である。特にジビエは銃が効かない者も多いので跳弾とか考えると恐ろしい。
「他の国もジビエだらけになっている」と聞かされて「そりゃマジで世紀末だな」とボヤいているが、2030年である。
美樹本 伊佐夫(みきもと いさお)
CV:崎本大海
オリンピック候補にも選ばれた棒高跳びの選手で、そのスキルによりジビエの上に飛び乗り、槍でチクチク刺す攻撃を得意とする。1ターンいなくなったあと上空から攻撃してきたりはしない。
逮捕された理由をキャスリーンに語らされ、「恋人を通り魔に殺されかけ、犯人を探し出して痛めつけていた際にはずみで殺してしまった」というなかなかにヘヴィな自分語りをさせられる。
何故か、やたらと台詞が佐久間とハモるので、どんなシリアスなシーンも面白くなってしまう。
美樹本のみ、天野喜孝のキャラクターデザインほぼそのままで登場しているが、槍だけダサくなった。
葉室 克典(はむろ かつのり)
CV:木村良平
漁師同士の喧嘩で、うっかり仲間を殺してしまい、逮捕される。インタビューに背を向けて答えるなど、無口でシャイな性格が伺える。
一見すると「ベルセルク」のガッツを思わせるような風貌だが、背に背負ったそれは 剣と言うには あまりにも細すぎた
細く 長く 軽く そして 糸と針がついていた
それは 正に 釣り竿だった
釣り竿をジビエに引っ掛ける、手榴弾を結んでピンを抜いてジビエにぶつけて爆破させる等幅広い攻撃に使っている。漁師なので。
漁師なので投網も得意で、キャスリーンやジビエを網で捉えている。イエスに「人間をとる漁師にしよう」と言われたフシがある。
佐久間 秀典(さくま ひでのり)
CV:落合福嗣
元爆弾魔。政府が憎たらしいので爆弾を作っていたら密告されたというガチのテロリストである。キャスリーンのインタビューにてそれを語ったが、他人のトラウマにしか興味がないキャスリーンには「ふーん」と流されてしまった。
物資が不足した世界にも関わらず、未だに爆弾を大量生産することが可能な技術の持ち主であり、車に大量の爆弾を積んでいるため、事故るとガリアンズは全滅する。
また、野外でも、どんな食材からでもカツカレーを作り出すことが出来る。ガリアンズはカツカレーが続く毎日にウンザリしているようだが、「カツとカレーを別々に食べる」「食事当番を決めて佐久間のカレー錬成を阻止する」等のアイデアは出なかったようである。
「カレー粉と火薬は似ている」と語る天才肌。実際佐久間の作る爆弾は、ヨシナガの作り上げた強化型のジビエにも通用し、また火を付けて投げるだけで良いので扱いも簡単であり、接近戦による感染の危険を犯さずに大量のジビエを倒すことが出来るため、実はちょくちょく体調を崩す千水より役に立つ男である。

その他の人々[編集]

アダム
CV:松田健一郎
生き残りの人々が身を寄せあって暮らしているキャンプにおいて、ジビエと戦い人々を守る海兵隊員。横須賀基地の関係者と思われる。千水と兼六を連れてきたキャスリーンに、「ああ!?侍がタイムスリップ?そんな戯言信じられるか!」「こいつらに物を盗まれないように注意しろ」と至極まっとうな反応をした唯一の人物。
ウイルスに感染し、ジビエの群れを道連れに自爆しようとして道路に横たわったが、上を通り過ぎられてしまった。
焼酎は芋しか受け付けない。
ブライアン
CV:岩崎征実
アダムとともにキャンプを守る海兵隊員。千水と兼六に、「畳はないがくつろいでくれ」と小粋なジョークをかました。
戦闘中に足を負傷。ヨシナガにより痛み止めを打たれた際に、「この旅が終わったら故郷のうまいレストランに博士をお連れしたい」と盛大に死亡フラグをおっ立てるが「私は肉より魚が好きなんだ」とすげなく返され、フラグを叩き折られる。
と思いきや直後にジビエ化したので、「ヨシナガはやっぱり怪しい」派が勢力を増すが、ジビエ化したブライアンを見てヨシナガが驚いていたため「ジビエ化する薬を打っておいて驚くのはおかしい」という謎が残った。
これについては、痛み止めとジビエ化ウイルスをうっかり間違えて打ったらジビエ化したのでびっくりしたというのが真相らしい。麦茶だと思って飲んだものがめんつゆだったりすると必要以上にびっくりするアレである。ヨシナガの半分はうっかりで出来ています。
焼酎は蕎麦もイケる。
メテオラ
CV:松村夏紀
太陽の下でも活動できる特殊なジビエ。人型や恐竜型に変形する。ヨシナガは「あれは異常だ」「怪物」と評している。
実はヨシナガの師匠の娘であり、ヨシナガの許嫁であった。
父親とヨシナガが研究中だった人工ソーマを誤って飲んでしまったため、ジビエ(予定)になってしまった。お母さん赤いフタの方は麦茶じゃないって言ったでしょ。
聖王[誰?]が崩御し、ソーマを巡る争いで星全体が大混乱に陥ったため、ヨシナガはなりそこないのなりそこないであるメテオラとなりそこないの血液を宇宙船に乗せて星を脱出。
ヨシナガが宇宙船を太陽に近づけすぎたためメテオラ入りの冷凍カプセルが切り離され、何故か太陽系第三惑星まですっ飛んでヨーロッパに落下。その後、同じ星の人間であるヨシナガの精神波をたどり日本まで泳ぎ着き、一行を追ってきた。というのがヨシナガが語ったメテオラの遍歴である。
ヨシナガが乗ったヘリを落とそうとしている描写があること、研究中の薬を誤飲する可能性の低さから、ヨシナガが語ったことはすべて嘘ではないかという考察がなされている。すなわち、メテオラが「人工ソーマを飲んででも自分を許嫁扱いしてくるヨシナガから逃れたい」と考えていた、日本までヨシナガを追ってきたのは本能で殺そうとしていた、という説である。

用語[編集]

ジビエート[編集]

2030年、世界中に蔓延している病気の名前。2028年8月に最初の患者がヴェネチアで確認された。ジビエの毒に感染すると体内の細胞が異常増殖を始め、人の染色体に影響を及ぼし異形の形に変貌する。とヨシナガ博士が説明している。
人のDNAに含まれている進化の過程の全ての情報が過剰反応し暴走するのではないかという推測がされているらしいが、どう見ても恐竜とか両生類とか哺乳類と関係ない奴が多数混ざっている。
「ジビエの毒針に刺されジビエウイルスを注入される」ことで感染する。当初の報道では、「封じ込めに成功し対策施設が作られた」とあったとキャスリーンが語っているが、物語開始時点では人類は滅亡の危機に晒されており、墨田区はなくなっている。
なりそこないの血液・メテオラなど根本の原因になりうるものが提示されたものの、結局どちらが原因だったかは最後まで明かされなかった。しかしもはやその頃になると視聴者も「ジビエートだから」で納得する段階になっているので、あまり問題はなかった。

ジビエ[編集]

人間がジビエウイルスに感染して化け物のようになったもの。
ジビエウイルスが体内に入ると約5時間以内(個体差があり、話の都合で変化する)でジビエに変貌してしまう。ウイルスに感染した者は発症するまでの間、絶えずはごろもフーズのCMが脳裏に浮かぶようになる。
ジビエの強さや能力はその時々の話の都合によって違う。銃が全く効かない時もあれば、ショットガンで殺せる時もあるし、トンファーが刺さる時もあれば2階から落ちて死ぬ場合もある。なんなら車で轢かれて死んだジビエもいる。光を嫌う場合もあるが、昼間に平気で活動している時もある。タイヤのパンク音には気づくが、キャンピングカーの走行音には気づかない。
人間を毒針で刺すことで感染者を増やす。1回毒を使うと、24時間経つまで毒が溜まらないので、毒針に刺されたからといって必ずジビエになるとは限らない。しかし、毒のない状態のジビエはムキになって相手が死ぬまで攻撃してくるので、それはそれで危険である。
逆に考えると接触感染・飛沫感染・空気感染はしないので、初期の段階で感染者を一掃していれば人類が滅亡まで追い込まれることはなかったのだが、この世界の人間は「感染を広めない・感染者を移動させない」という考えがなかったらしく、飛行機に搭乗中の客がジビエに変貌する描写が出てくる。通常時から空港での検疫を行っており、新型コロナウイルスの蔓延にともなって更に厳しくなった我々の世界から考えると、とんでもないゆるさである。

ソーマ[編集]

ヨシナガとメテオラの母星において、神の血とされているもの。適合者は特殊な力が体に宿るが、適合しなかったものは「なりそこない」と呼ばれる怪物になる。
要するに「ONE PIECE」で言うところのSMILE(人造悪魔の実)である。SMILEのリスクは「「悲しみ」や「怒り」の表情を失い、笑うことしかできなくなる」であるが、ソーマのリスクは「怪物になる」である。さすがに気軽に「おあがりよ!」というわけにはいかない。
メテオラの父は人工ソーマの研究者であり、ヨシナガはその弟子であった。要するに人工人造悪魔の実を作ろうとしていたのである。(ややこしい)
聖王[誰?]が死んだためこれを巡る大混乱が起きたらしい。

なりそこない[編集]

ヨシナガの母星で、ソーマに適合できなかった者がなる化物の総称。ジビエのこと。たぶん。
ヨシナガは、ワクチン(治療薬)を作るためにこれの血液をメテオラと共に冷凍カプセルに入れ母船に積み込んでいたが、母船の故障により冷凍カプセルが切り離され、ヨーロッパ(おそらくヴェネチア)に落下。(第11話の設定)
この設定が正しい場合は、メテオラの毒針か、なりそこないの血液がジビエの最初の感染者を生み出したと推測される。
ヨシナガは母船でしばらく衛星軌道を周回していたが、うっかり朝鮮半島とイタリア半島を見間違えて日本に降り立つ。

一日中消えない流れ星[編集]

ヨシナガが乗って来た、精神感応で操縦できる宇宙船だったもの。うっかり太陽に近づきすぎたため砕け散ってしまい、なりそこないの血液とともに多数の流星となって地表に降り注いだ。アクシズ落とし
それを一日中消えない流れ星と勘違いしたキャスリーンが「神様、私に力をください」と願いをかけたため、母船のカケラに残されていた精神感応物質が反応して願いを叶え、千水・兼六・雪之丞をタイムスリップさせた。(第12話の設定)
この設定が正しい場合は、ヴェネチアに単独で落ちたメテオラがジビエートの原因であると推測される。
各国に感染者が同時多発していた場合はなりそこないの血液の方だと推測されるのだが、入国制限等は全く行われていなかったようなので、各国の感染者がどういう経緯で増えたのか不明である。
ヨシナガは母船が砕け散ってしまったためしばらく衛星軌道を生身で周回していたが、うっかり朝鮮半島とイタリア半島を見間違えて日本に降り立つ。
出発前に「メテオラを元に戻してください」「人工ソーマを飲む前のメテオラをタイムスリップさせてください」と願っておけばこんなことには……。

各話あらすじ[編集]

第1話[編集]

千水と兼六が1600年からタイムスリップして来、アダムを除くメインキャラに歓迎される。前田老人が家に刀を探しに戻る。

第2話[編集]

キャスリーン、千水と兼六にオシャレをさせる。千水、会う人みなに「◯◯殿」と呼びかけては全員に「殿はやめろ」と言われてしまい凹む。
何故か停電が起きてキャンプがジビエに襲われる。前田老人、刀を千水に渡す。銃の効かないジビエに苦戦するアダムたち。兼六は手榴弾で加勢、千水は刀を刃こぼれさせつつもジビエを倒し、最期にいいものが見れたと喜ぶ前田老人を介錯する。

第3話[編集]

一行は新潟にある研究所を目指すことになる。ヘリでの移動を試みたところにメテオラ出現。雪之丞が合流し、ヘリを引っ張りユリカとキャスリーンをヘリから降りるのを助ける。千水が前田老人の形見の刀で攻撃するも、折れる。最終的にメテオラに兼六がヘリで突っ込み、高層ビルの屋上から叩き落とした。ブライアンジビエ化。

第4話[編集]

ブライアンの死については特に何も語られない。ユリカが一人でふらふらしていると侍の展示会があり、千水・兼六・雪之丞の親友が過去の世界で使っていた武器が、430年の時を経て手に入る。
博士がキャンピングカーをどこからか手に入れ、ジビエと戦っている千水らから離れた場所に停車しジビエに包囲されてしまうが、特に問題もなく皆乗り込んで出発。
千水と兼六が過去に道ですれ違っていたという回想シーン。
タイヤがパンクし、大量のジビエが集まってきて絶体絶命。

第5話[編集]

アダムが誰も知らない間にジビエになりかけており、特製のC4爆薬での自爆を決意。リザードと呼ばれるジビエが大量に通りすぎてから自爆。パンクはいつの間にか直った。
雪之丞の過去と石山合戦と信長の酷い話についての回想シーン。
PAらしきところで休憩をしようとした一行の前にガリアンズが現れ、キャスリーンを投網で捕獲。食糧を強奪しようと鳩波が千水と対峙するが、峰打ちされ逃げ帰る。葉室、網を持って帰るのを忘れる。
大量にジビエがいるトンネルにうっかり博士が突っ込んで戦闘になる。キャスリーンが出口を確保しようとトンネル内で邪魔になっている車を手榴弾を爆破するが、帰りに何もないところでうっかり転んで絶体絶命。

第6話[編集]

キャスリーンが覚悟を決めて走馬灯を見ている間、ジビエが待っていると、トンネルの奥から彩愛が現れてキャスリーンを救った。キャスリーン、必死に駆けつけた一行に彩愛を紹介。ユリカが「私達新潟まで行くんだけどよかったらご一緒しない?」と誘いをかける。
一緒に新潟に向かう途中、温泉に行く。ジビエにも荒らされず、普通にお湯が出ているので特に盛り上がることなく皆で温泉に入る。彩愛が自分の父親は極道者であると語る。
一方男湯では、千水が師匠の言葉を思い出していた。千水と水月丸の回想。
温泉から出て出発すると、律儀に待っていたガリアンズが追ってくる、鳩波の顔を見た彩愛が叫ぶ───「父さん!?」(知ってた)

第7話[編集]

時間は少し戻る。ガリアンズ、みんなでカツカレーを食す。食糧が少なくなってきたので千水一行を再び襲うことに決める。
千水、カーナビに興味を持つ。ガリアンズが追いついたところでメテオラ登場、恐竜に変形。車ごとふっとばされたガリアンズを救出しつつ戦闘開始。極道者の父親のためには戦いたくない彩愛を船田親子が炊きつける。何故か近くに荒れた川と鍵の付いている車があり、彩愛はその車でメテオラをふっ飛ばし川へ落とす。流されていくメテオラ。彩愛は、母をジビエに殺されたのにジビエではなく人間と戦うあんたはクズだと鳩波を叱り飛ばす。
千水の怪我が酷いので、地図で見つけた食品工場に向かう一行。カーナビはどこへ消えた?食品工場に到着すると夜になっており、ユリカがジビエに刺されて絶体絶命。

第8話[編集]

皆で休息を取っているといつの間にかユリカがいなくなっており、兼六と彩愛がユリカを探しがてら食糧などを探しに出る。夜なのに。雪之丞がキャスリーンを励まし、キャスリーンは母からもらったお守りを雪之丞に縫い付ける。博士は外で車のメンテを行う。兼六と彩愛はユリカに気付かずスルー。
大量のジビエが食品工場へやってくる。キャスリーンを建物の中に追いやってシャッターを下ろし、一人戦う覚悟を決める雪之丞。千水は寝込んでいる。

第9話[編集]

兼六と彩愛が戻ってくると、雪之丞が毒のないジビエのみに何度も刺され死んでいた。お守りが学業成就のものであったことを詫びるキャスリーン。兼六は一体のジビエがユリカの服を着ていたことに気づく。
一方その頃ガリアンズはヤカンを見つけるためジビエと戦っていた。無事にヤカンを発見しカップめんを食べる一行。
彩愛は千水と兼六のためにラウンドシールドと鎖鎌を製作。親友の武器だった鎖鎌を見た兼六は、親友が死の前日に「月が赤く見える」と言い残したことを思い出す。「今夜の月はやけに赤く見える」とつぶやく千水。
博士が目的地の道程の途中にジビエの研究所を発見。地図で。

第10話[編集]

ジビエの研究所に到着した一行(道程の途中にあった研究所か、最終目的地の研究所かどうかは定かではない)。そこには大量のジビエが昼間だというのに待ち構えていた。青空の下、元気に襲ってくるジビエ。と、そこへ現れたガリアンズが一行に加勢。メテオラから助けてもらった恩によって助太刀するという。ちなみに兼六は鎖鎌ではなく雪之丞の形見の金砕棒で戦う。
今回のジビエは槍で刺したり車で撥ねたりドスで刺すだけで死ぬほど弱かったため、ジビエの大群を全員の協力で倒すことが出来た。これで倒せるのに何故人類は追い込まれているのだろうと疑問に思う視聴者をよそに、仲良く佐久間特製カツカレーを囲む一行。
カツカレーを巡る会話が弾む無駄な時間が流れる。少しずつ歩み寄る鳩波親子。そんな折、夜の海の中から、メテオラが現れた……

第11話[編集]

朝まで休憩していたメテオラが襲って来た!ワクチンの研究を続ける博士のみを残し、メテオラと戦う一行。なんとかメテオラを2階から落として倒した物音に、気づいた博士が階段を3段飛ばしで駆けつける。そこには銀色の液体を流すメテオラの死体が……。何故か激怒し、冷静になって衝撃の事実を語り始める博士。
曰く、自分とメテオラは宇宙人で、メテオラは自分の恋人で、自分の星でうっかりジビエになってしまった上に星が大混乱になったので治療するために星を脱出したこと。太陽に近づきすぎて宇宙船が壊れ、水星と金星をスルーして地球までふっ飛ばされて離れ離れになったこと。ジビエになった人間の理性を取り戻す薬が完成したが、メテオラが死んだ今、何の意味もないこと……。等々、精々「博士って会話のキャッチボールがちょっと出来てないな」くらいしか伏線のなかった数々の出来事が語られ、一行と視聴者はひたすらポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン。
え、だって博士みんなでメテオラ攻撃してた時何も言わなかったじゃん。あまつさえ化け物呼ばわりして銃で撃ったじゃん。ヘリぶつけても車ぶつけても何も言わなかったじゃん……。
全員が( ゚д゚)ポカーンとしている時間があまりにも長過ぎたのか、さっきまで朝だったのに日が暮れかかってきた。一行を殺す以外の目的がなくなってしまったと語る博士。彩愛が「何それ、とばっちりもいいとこだよ!」とド正論でぶん殴ったため博士の逆鱗に触れてしまう。強化型のジビエに変身してしまう特製ウイルスを打たれ即ジビエ化し、ガリアンズを虐殺し始める彩愛。
自らにも「理性を保ったままジビエ化する薬」を打ってジビエ化する博士だが、兼六が雪之丞の金砕棒で腹を殴ったらおとなしくなった。他方では紅蓮までもが鳩波をかばって果てる。やむを得ず彩愛の首を刎ねる千水。娘を放置して紅蓮との別れを惜しむ鳩波をよそに、博士が第2形態を取り始める……

第12話[編集]

しゃべる理性はあるけど最終形態のフリーザみたいになっちゃった博士。便利なしっぽが生えて大はしゃぎ。千水たちはキャスリーンを逃がそうと奮闘。兼六が隙を作るために攻撃を加えるが、博士の外皮は異様に硬く、手持ちの武器が全く通用しない上、千水はなかなか追撃してこない。
一方研究所に逃げ込んだキャスリーンと鳩波。キャスリーンはジビエの弱点であるテーザーガンもどきのことを思い出し、鳩波は佐久間の荷物を「これが佐久間の荷物か」とわかりやすく説明しながら漁る。テーザーガンもどきで博士を攻撃するキャスリーン。ジビエがみずタイプででんきタイプに弱いことを博士とキャスリーンが知っていたという衝撃の事実が最終話にして初めて明かされる。ほんとなんで人類は敗北してるの…。
痛かった博士は最終形態へ。その姿は彩愛が変貌したその姿にそっくりであった。CGの使い回しの都合とかではない。更に博士はタイムスリップもジビエウイルスのせいとかわけわかんないこと言い出す。
実は、3人のタイムスリップはキャスリーンの願いのせいらしい。ポカーンとする千水。ショックを受けるキャスリーン。ニッコリする博士。(⌒_⌒)(ちなみにこの辺の説明について「説明されてるけど何も分かんない」と総作画監督である芦谷耕平氏がツイートしていたが、現在では削除されている。スタッフも視聴者も同じ気持ちだったのだな。と感じさせてくれる出来事であった。)
もはや打つ手が無いと思われたが、キャスリーンを千水と兼六に託して自爆特攻した鳩波により(あるいは彩愛と同形態に変貌したため)、博士は柔らかくなってしまい、千水に首を刎ねられた。
都合よく置いてあって荒らされてなくて燃料入っててキーが付いてるボートで研究所を脱出しようとする一行。しかし千水は一緒には行けないという。博士と戦闘中に、関係ない雑魚ジビエに刺されてしまっていたのだ。GPSを千水に渡し、「お願い…絶対見つけてね」と再会を願うキャスリーン。電池切れる前に見つけろってちょっと厳しいけどな。ボートで逃げても飛べるジビエいっぱいいるけどな。でもまあ、こんな結末もありってことだ!

評価と魅力[編集]

視聴者による評価と魅力[編集]

「日本のアニメはすごいな」というタイトルを全世界に届けたいと考えました。」というコンセプトで作成された今作。その評価は国内で、全世界ではどうだったのか。
一言で言うと「クソアニメ」である。
海外のツイッターを様々な言語で検索してみると、様々な言語で「クソ」が出てくるので感動さえ覚える。ジビエートは世界を一つにしたのである。
その魅力を文章で伝えきるのは非常に難しい。各キャラクターの不可思議な言動、誤った設定の数々、物語としての優先順位のおかしさの他に、「2話から崩れていく作画」「特徴的かつ場面に合ってないSEの数々」「変な演出」「ものすごく説明的な上、奇妙で印象に残るセリフ回し」「各所に挟まれる変な間」「水崎ツバメが見たら憤死しそうな繰り返し」「今までのシーンをつなぎあわせた時間稼ぎ」「最終回なのに第1回やオープニングの絵を使いまわし」「EDに出てくる、何かを飲んだあとインタビュー再生を始める謎のお団子頭の女性」「カツカレー」等々を合わせた総合芸術だからである。
しかし、その総合芸術も単独では魅力として昇華されることはなかった。視聴者の反応が、ジビエートの魅力を生む重要な鍵となったのである。
ある者は1話目を耐え切れず、途中で視聴をやめた。2話目まで耐えてやめた者もいる。その一方で、この奇妙なクソアニメが面白くなってきてしまった者も多かった。「ツッコミどころで思わずツッコむと、必ず他の誰かが同じことをツッコんでいる」という連帯感が生まれた。とあるアニメ感想まとめサイトにはこんなコメントすら書かれた──「自分は今まで、「一周回って面白い」という表現の意味について、いまいちピンと来ていなかったのだが、このアニメを見て完全に理解した」
ジビエートは、連発されるボケである。そのボケに次々とツッコミを繰り出す。笑いが生まれる。そのやり取りが他の目に止まり、新たな笑いを生み出す。不気味なウイルスが蔓延する昏い時代に起きた、笑いの連鎖であった。ジビエートは、青木が当初目指したものとは全く違う形ではあるが、評価され、愛され、視聴者の心に何かを残したのである。──主にカツカレーを。

円盤化について[編集]

完全受注生産である。スタッフも流石に(正当な)評価を理解したらしい。税込35,000円。表面インクジェット対応のBDで届きそうな予感。録画してた人は消さない方が良いだろう。友達と酒飲みながら爆笑しつつ見るとき必要だから。
予約数に応じて予約特典が豪華になる。ちなみに劇伴音楽を担当した古代祐三氏が「鳩波組長のテーマや雪之丞のテーマも作っていたが、使用されなかったので聞いて欲しい。出したい」と言っているサントラは、2,000セット予約されないと作成されない。絶対無理だから配信版として作成して少しでも資金回収した方がいいと思う。いやいやまじで。
全員特典として、スタッフによる覆面座談会とか作ったらもう少し売れると思う。
11月30日が予約締め切り、12月25日に(悪夢の)クリスマスプレゼントとして届けられる予定であったが、あまりにも受注数が少なくマジでインクジェット印刷になってしまいそうなので、コロナのせいということにして、2021年3月末まで発送を延期した。2021年7月末現在でも予約が可能である。延期したからって予約数増えないと思うけど。
その後も全く発送されず、Twitterでは「公式ページと公式アカウントに問い合わせたのに返事が来ない」「今月も届かない」等の不穏なつぶやきが増え、Amazonの購入ページには「この商品は発送されない可能性が高いです。」というレビューが投稿されるなど、消費生活センター案件かと思われた矢先の2121年8月。ようやく購入者に円盤が届いた。
予約数に応じて豪華になるはずの予約特典は一切付かなかった。要するに予約数は500を切っていたということになる。まあ残念だが当然としか言いようが無いよね!いいけどAmazonの購入ページの「【メーカー特典あり】」の文字は消しときなさいよ。誰も買わないからいいけど。

スタッフによる評価[編集]

青木良(企画・製作総指揮・原作・シリーズ構成・脚本・キャスティング)
「自分の想像の50点で上がったものは叩いても80点ぐらいにしかならないんですけど、最初から80点で上がってきたものは、120点にいくことも可能であるということをひしひしと感じています。」
「絵はもうちょっと頑張れたかな」
天野喜孝(キャラクター原案)
「僕は絵ができた時点で自分としては完成なんで」
芹沢直樹(モンスターデザイン)
「自分がデザインに関わってないモンスターが出ている」
「2年近く前、自分にデザインの依頼が来たモンスターのコンセプトとはかなりかけ離れてるので、自分でもビックリしてる」
古代祐三(劇伴音楽)
「曲は70曲ほど作ったのですが使用されたのは40曲」
「サントラ出したいです!」
小美野雅彦(監督・総作画監督・キャラクターデザイン)
放送時間の都合上カットいたします。
芦屋耕平(総作画監督)
「(青木が)説明してるけどさっぱり分かんない」
吉田兄弟(オープニング)
「少女漫画を描いていた方でマガジンで作品を発表している方はそういないんです。だから編集者がそうとう口説いて連載してもらったらしいんですが、やっぱり彼女はずっと全国大会にも足を運んでいたりして、とても勉強家なんですね。そんな作品に僕らもネタを提供してやりとりをして、どんどん良い方向に仕上がっていく。アニメの方も、レコーディングするときの手元を10台位のカメラで撮影して、全部そのまま再現してあるんです。抑えてる場所全部合っているんです。
………あ、ましろのおとじゃなくてジビエートですか?アニメの主題歌なのに歌じゃないんですかって言ったら青木さんが『世界同時公開に日本語が邪魔なんだよ』って言って」
大黒摩季(エンディング・声優)
「最初から見ておかないと辻褄があわなくなります」
ジビエート製作時の様子。

関連項目[編集]