ダイナマイト刑事
ダイナマイト刑事( - でか)とは、刑事ブルーノ・デリンジャーらと、テロリストで誘拐常習犯のウルフ本郷との抗争を描いたゲームを元に作られた、FBIのテロリスト掃討のための訓練法である。
概要[編集]
2001年の同時多発テロをきっかけに、近年多様かつ多彩化しつつあるテロリストによるテロが相次ぐようになった。これにより、各国の首脳や政府の要人などがテロの標的とされることが憂慮され、FBIなどの各国警察は、そのような状況において冷静かつ効率的に事件を解決するための訓練が必要とされるようになった。
そこでFBIが目をつけたのが、日本のセガが1996年から発売したアーケードゲームで、家庭用ゲーム機にも移植されているゲーム『ダイナマイト刑事』である。「大統領の娘が人質にされる」というケースは想定されるケースの中で最も起きやすいとされたものであり、訓練にはもってこいの内容だったわけである。
2002年、FBIは多数の企業および検挙した暴力団などの協力を得て、ゲームを忠実に再現した『ダイナマイト刑事作戦』が実行され、以降各国警察も取り入れるようになり、アメリカ陸軍のメタルスラッグ同様、数回にわたって実行している。
登場人物[編集]
- キャロライン・ヨーコ・パウエル
- 通称 大統領の娘 実は 米の国を裏で支配する。全シリーズ通じての真の主人公・真のラスボス。
- ブルーノ・デリンジャー警部補
- この作戦に参加した男性の警部は警部補に降格の上、皆このように呼ばれる。何故か、野沢那智の声がよく似合いそうな気がする。サンフランシスコ市警で通称「140億ガバスの男」とも呼ばれている。
- シンディ・ホリデイ警部
- この作戦に参加した女性の警部は皆このように呼ばれる。元ネタは、やはりゲームに登場する婦警で、新任ながら、SWATの一部隊を指揮するほどの超エリート婦警であった。
- ウルフ本郷
- ゲーム同様、全シリーズ通じての敵役で、服役中の暴力団の組員がこの役を務めている。「少人数で効果的なテロ活動」をモットーに活動しているため、人材は一部の側近を除いて完全な現地雇用である。そのためテロリストとしては素人ばかりが集まるので失敗が多いという。
第一回ダイナマイト刑事[編集]
英名はDie Hard Arcade(ゲーム自体が、映画『ダイ・ハード』を参考としたものであったことから付けられた)。2002年、アメリカ市内のとある高層ビルを舞台にして行われた。テロリスト集団に捕らわれている大統領の娘キャロライン・パウエルら多数の人質を救うのが目的である。
この大統領の娘が、どうしようもないくらいの不細工だったことが一部の警官の失望を招いたのだが、そんなものはまだまだ序の口で、敵対するテロリスト達は、もっととんでもないものであった。そこらへんにいそうなDQNから、なぜかガスマスクをした敵、消防服のような服で身を包んだ大男、まるで相撲取りのようなデブ、パンツ一丁の男、エセ空手家、アフロヘアーの男、4本足の警備ロボットなど、これでもかといわんばかりに珍奇な連中で固められていたのである。敵の中には何人か女性もいるのだが、彼女達も男性に対して金的攻撃をしてくるなどかなり卑怯である。逆に馬乗りになっておしおきしたり、手錠プレイをしてもおとがめはなし。
このような濃い演出のためか、一部の警部が殉職または重症を負うなど、多数のテロリストへの対応の訓練という点においては、成功であったと考えられる。
使用を許可された凶器[編集]
最悪の条件下を再現するため、武器はすべて現地調達である。
- 拳銃、短機関銃、4連火炎弾発射機、対物ライフル
- テロリスト役は麻薬でラリッてるため、一発やニ発では致命傷にならない。バシバシ撃って、弾が尽きたら投げろ。
- デッキブラシ、鉄パイプ、ロボット脚、ゴルフクラブ
- ブンブン振り回せる。
- 割れたビン、ファイヤーアックス、ナイフ
- ザクザク斬れる。
- 胡椒、催涙スプレー
- 姑息な手段だが確実に相手の動きを封じる。催涙スプレーはライターの併用で殺傷能力が増す。
- 椅子、ドラム缶、 おおきなのっぽの古時計、 モニタ
- 投げつけるが基本だが、持ち上げたまま相手の気を引き、ぽーきゃぽーんと金的を蹴るのが有効である。
- 敵対するテロリスト達
- 当然利用する、投げつけるのが基本? 大統領の娘は投げれない。
第二回ダイナマイト刑事[編集]
英名はDynamite Cop。2003年、大西洋上の豪華客船を舞台に行われた。大型客船『BARMUDA(バミューダ)』が、『カリブの海賊』と名乗る武装テロリスト達にシージャックされ、約2000人の乗客の人質を取ったという想定で行われた。
今回はFBIに加えて、アメリカ軍も参加した合同の訓練となった。それでも、前回あまりの奇抜さに賛否両論だった完全寄せ集めのテロリスト軍団は、今回も引き続いて採用されている。今回はもはや『カリブの海賊』という名前とは程遠いアラブ人やアジア人、分裂する変な民族、ドでかい謎の料理人、デブ夫婦など、およそテロリストとは到底思えないような奇怪な連中で固められており、あげくには巨大なタコとの格闘もあったりと、一体どこがテロリスト討伐作戦なのか主催者ですら分からなくなるような、やる前から戦意を喪失してしまいそうな内容となった。
しかしながら、こういう変わった内容であっても、事件を無事に解決しようという正義感の強い人が多かったのか、あるいは単にもの好きが多かっただけなのか、一人の脱落者も出すことなく、奇跡的に無事に終了することができた。
第三回ダイナマイト刑事[編集]
この作戦は『EX』とも呼ばれている。前回の作戦から4年ぶりとなる2007年に、アジアのとある都市で行われた。、『アジアの曙』と名乗るテロ組織に町を占拠され、巨額の身代金を政府に要求したという想定で行われた。
今回は、一目では警察官とは分からないような姿で相手を惑わすことも訓練するという意図のためか、地面に落ちているトランクケースを拾ってコスチュームチェンジする、いわゆるコスプレも採用されおり、単純ながら奥の深い内容となっている。
実は、今回この作戦を実行するにあたって、問題が一つだけあった。それは、今回敵役として登場させるはずだったメイドの人員の調達が、現地では困難を極めたことである(一体どこをどう解釈したらメイドがテロリストになるのかはまったくもって不明だが、これについては「ゲームの忠実な再現のため」だとFBIは説明している)。そこでFBIは急遽、日本の秋葉原などに複数存在するメイドカフェの店員を多数召集し、結果人員の確保に成功。彼女らのおっかけで連いてきたのだと思われるキモオタ達もついでに雇うことに成功するなど思わぬ成果をあげることとなった。
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