ビスマス

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ビスマス
(Bismuth)

一般特性
名称, 記号, 番号ビスマス, Bi, 83
分類貧金属
族, 周期15, 6
密度9.78 g/cm3
ビスマス色
原子特性
原子量208.98 u
原子半径156 pm
酸化数3,5
一応なるべく国際単位系使用
及び標準状態下。

ビスマス(Bismuth)とは、有毒重金属三羽烏の1つ後ろにいる、仲間はずれであり、へそ曲がりである。

概要[編集]

ビスマスは、淡い紅色をした重く柔らかい金属である。確かに、金属なのに淡い紅色をしているというのも珍しいことだが、それ以外にも、他の元素と比べて風変わりな点がいくつもあるので、それを紹介する。

名称[編集]

ビスマスのインゴット。やはり赤っぽい。

ビスマスの名前の由来はドイツ語のWiesemutungにあるが、これは、草原(wiese)の採掘許可権(mutung)から来ている。どうしてそのような変な名前にしたかと言えば、そのような権利が1472年に誰か[誰?]によって与えられたのだという。誰かは知らん。なぜそれを名前に選んだのかは誰も気にしない。他の説によると、これもやはり古いドイツ語のhwiz(白い)、weiße masse(白い物質)から来ているという。ビスマスはどちらかといえば赤っぽいのに。さらに、日本ではビスマスは古くから蒼鉛と呼ばれている。蒼い(あおい)鉛である。だからビスマスは赤っぽいのに。このように、あなたも普段は気がつかなかったかもしれないが、この金属、名前の由来からして奇妙なのだ。

性質[編集]

性質になると、ビスマスはさらに風変わりな点が多くなる。

毒性[編集]

重量の57%がビスマスで占められた整腸剤。

ビスマスは、直前・直後に並ぶ金属と比べると、その毒性は非常に低い。いや、むしろ、体がはち切れるぐらいまで食べなければまず死にやしない。実践することはお勧めできないが[要出典]要するに、全くもって無害なのである。直前には、近寄る者すべてに毒を送り込み神経を侵してキチガイにしてしまう水銀、数多くの殺人事件に使われ警察を混乱させたタリウムの働きに深刻な影響を与えあらゆる産業が排斥に尽力したが並び、直後にはロシアスパイを10万分の1gで抹殺したポロニウムがいるのに、である。ビスマスは周囲に合わせることなど一切せず、ただ自分を信じて我が道をばく進しているのだ。 このようにビスマスはほとんど無毒なので、医薬品、それもなぜか整腸剤に使われている。とある整腸剤は、ビスマスが有効成分の57%(重量比)も含まれているのだそうだ。そんなもんほとんど金属である。

凝固[編集]

風変わりな点は、これだけにとどまらない。ビスマスは、凝固するつまり冷えて固まるときに、液体の時と比べて体積が増えるのだ。も同じく凍ると体積が増えるので、なんだ普通じゃないか、と思われるかもしれないが、ほとんどの物質は固まるときに体積が減るので、逆にビスマスと同じように体積が増えるのは水ぐらいなのだ。このように、ビスマスはこうした点でも非常に珍しく、変わっているのである。

磁性[編集]

金属と聞いて最初に思い浮かべる物の一つに、磁石があるだろう。が磁石にくっつくのは、あまりに有名な話だ。しかし、ビスマスはそれとは逆に、磁石にくっつかないのはおろか、なんと磁石を退けるのである。こうしたことからも、ビスマスは金属についての常識を片っ端から無視するへそ曲がりであることがわかるだろう。 ちなみに、水もビスマスと同じく磁石を退けるという。どうもあのへそ曲がりのビスマスは水とは仲が良いらしい。

磁石から逃げるビスマス。

伝導性[編集]

また、金属といえば熱や電気をよく伝えることで知られているが、ビスマスはこのどちらもあまり持ち合わせていない。電気の通しやすさは鉄の10分の1以下で、熱の通しやすさは水晶にも劣っている。ビスマスは金属として満たすべき条件を最低限満たしているというだけで、それ以外は頑固に他の金属に合わせようとしないのだ。よく言えば意志が強く、悪く言えばやはり頑固なのである。ビスマスは金属の中では柔らかい方なのに。

安定性[編集]

ところで、私たちが身の回りで目にするものはほとんどが安定な物質でできている(あなたが原子炉で働いていない限りは)。安定でない物質は放射能を持ち、しばしば食品などに混入して問題になる。ビスマスは整腸剤に含まれていると聞いて、それならビスマスは安定だろうと思われた方が大多数だろう。しかし、実はビスマスは放射性の不安定元素なのだ。そんなものを飲んだら危険だと思われるかもしれないが、ビスマスは半減期1900京年(19,000,000,000,000,000,000年)と半減期がものすごーく非常に滅茶苦茶にすさまじくべらぼうに長いので、滅多に崩壊せず、下手すると人間の体よりも放射能レベルが低いので、放射能について心配する必要はないだろう。しかし、不安定なのにこんなに半減期がものすごーく非常に滅茶苦茶にすさまじくべらぼうに長い元素もそうそうないので、この元素は放射性なのに日々の生活で安全に使われているという非常に珍しい例になっている。やっぱりビスマスは他の元素の常識には頑なに合わせようとしないのだ。

ビスマスという生物[編集]

さて、これまでの説明を読んできて、「こんな金属っぽくない性質をしていて、本当にビスマスは金属なのか?」と思われた方は多いだろう。そんなあなたは勘が鋭い。 実は最近、専門家たちの間で、ビスマスは金属ではないのではないか、という議論がなされているのだ。じゃあ非金属なのか、というとそうでもないという。なんと、ビスマスは金属に擬態した生命体と言われているのだ。とうとう専門家も考えすぎて専門家気取りのキチガイになってしまったのか、と思った方も多いだろうが、あなたも家で身近な道具を使って確かめる方法があるのだ。

ビスマスの成長過程。

確かめ方[編集]

  1. ビスマス(右図①)を金属製のコップに入れ、加熱する。ビスマスは271℃まで融けないので根気よく熱を加えることが大切だ(強火だと案外早く1000℃近い高温になってしまう。こうなったらビスマスが暑がるようになり、成長が始まるのが遅くなるので注意。)。こうすることでビスマスが活動を始める。
  2. ビスマスが融けて液体になったら(温度にして350~400℃)加熱をやめる。この時に表面に膜(老廃物)が浮かぶので、フォークなどで取り除くこと。
  3. しばらくすると、液面の膜にシワが寄ってくる。この時液面の温度は270℃ほどで、このあたりからビスマスが育つ準備をする。
  4. さらに冷えると、ビスマスが成長を始める(右図②)。表面の膜の下から育つので、育ったもの(右図③,④)はピンセットや火ばさみなどで取り出す。
  5. 成熟して取り出したものは触れる温度まで冷やす。こうすることでビスマスが活動をやめて、安定した休眠状態になる。

このようにビスマスは、明らかに生物としか思えないような挙動を示すのだ。また、仮に結晶を融かして液体に戻してもまた冷やせば結晶ができることから、ビスマスの本体は結晶ではなくその一つ一つの原子そのもので、それらが集まって細菌のように振る舞い、より大きな構造の結晶を形作ることがわかる。つまり、ビスマスが菌で、結晶が菌の集まってできるキノコのようなものだと考えられる。さらに、1900京年と非常に長い半減期があることも、金属生命体に非常に長い寿命があるからとして説明できる。そうすると、ビスマスは実は菌類の一種なのではないかとも考えられるが、その異常に長い寿命や極端な耐熱性など、明らかに地球由来の生物とはかけ離れている性質も多くあるので、今日ではビスマスは宇宙から飛来した宇宙菌類なのではないかという説が主流である。

危険性[編集]

このようにして作ることができるビスマスの結晶は、金属とは思えない(そもそも金属でもないのだが)七色の美しい輝きを持っているが、その美しい見た目に騙されてはならない。実はビスマスの結晶を長時間見続けていると、次第にビスマスに洗脳されてゆき、しまいにはビスマスに完全に脳と体を乗っ取られてしまうという、恐ろしい現象が発生することが明らかになったのだ。さらに、それは結晶だけの問題ではなく、ビスマスを含むものにも同様の危険性がある可能性があるのだ。どうもこの金属に似た知的生命体は、一見無害で美しいように見せかけて人間の生活に溶け込み、最終的に地球を乗っ取ろうと目論んでいるというのだ。皆さんも、ビスマスを扱うときはこの危険性を十分に理解したうえで、長時間ビスマスの結晶を直視しない、長期間にわたってビスマスを含む製品を摂取しない、といったことを心掛けてほしい。

ビスマス対策委員会委員長 鉛 三郎
         副委員長 タリウム 二郎
         副委員長 水銀 太郎

当局からのお知らせ[編集]

注意 最近、世界各地でビスマスを貶めるフェイクニュースが拡散しています。犯人はおそらく、毒性のため人間の生活の場から追われた有毒重金属三羽烏だと思われ、無毒で人間の生活に取り入れられているビスマスを妬んだことが動機だと考えられています。その内容は、「ビスマスは金属ではなく、生物だ」「ビスマスは、宇宙から飛来した地球外生命体で、地球を乗っ取ろうとしている」といったものです。さらに悪質なことに、これらのデマは事実に混ぜて伝えられることが多く虚偽を見破るのがさらに困難な状況となっております。このような根拠のない噂を信じないように、くれぐれもお気を付けください。でもここは、噓八百のアンサイクロペディアなのだけれど...。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「ビスマス」の項目を執筆しています。
Pixiv
同人マニアのために、ピクシブ百科事典では同人ゴロとその愉快な仲間たちが「ビスマス」の記事を執筆しています。


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*2 アクチノイド:
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*3 超アクチノイド:
(Superactinide)
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  水素用別枠   アルカリ金属   準アルカリ土類金属   純アルカリ土類金属
  希土類   遷移金属   典型元素
  半金属   非金属   ハロゲン   希ガス
  ランタノイド   アクチノイド   超アクチノイド