フェアリーズエメラルド

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Marth2.JPG
「ふ、なんて正義だ」
勝者が歴史をつくる
マルス様認可済
本項の全文章及び全内容は、完全に正統なる義の物語として、
アリティア王国マルス王子陛下の御認可を賜りました。
本項の正義を怪しむことは、慈悲深きレックス殿下を怪しむ事と同義であり、
危険思想を持つとされた場合は、シャーリー皇妃に対する大逆罪の容疑で、
闘技場内の奴隷市場に送致されます。

フェアリーズエメラルドとは、ラスボスの繰り出す分断統治技術に主人公の王子様が見事に嵌められていくプロセスを辿るファイアーエムブレム風のフリー・シミュレーションRPGである。

概要[編集]

このエメラルド的フリーゲームは、シミュレーションRPGツクール95でもSRCでも作れない純ファイアーエムブレム式シミュレーションRPGをWOLF RPGエディタでつくろうという「A4サイズの野望」[1]により2012年4月公開された。

システムは本家とほぼ同じである。いや、ほぼどころか、画像、クラス名、敵の名前、攻撃時の仕草、村を破壊する盗賊、死亡即永久退場などまでファミコン時代のエムブレムそのものである。敵がすぐ動かないところは、古い頃の本家の雰囲気を演出するためなのかと多くの者は思っている。

ただし、オリジナル要素も存在する。一つ目は必殺技による死の恐怖が常につきまとっていること。本家では必殺率0%となるところでも幸運に関係なく必殺を受ける確率が常に数%存在するのだ。途中セーブは通常プレイする場合、不可能である。この恐怖により、闘技場はLunaticな決戦場となって誰も利用できない空間となり、連携マンセーのまま眠たくストーリーを終えられなくなっている。

物語の展開[編集]

スポイラー
スポイラー

警告:以下の文章にはネタバレ、いわゆるスポイラーが含まれています。これにより記事はより空気力学的に洗練され、その結果としてより高速で疾走できるようになります。

もしあなたが、バラモスは雑魚キャラに過ぎずラスボスはゾーマであることや、ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世の本者は早世して召喚士の子供(セーラ)が代わりに育てられたことや、ネズミのトーポの正体は、主人公の母方の祖父グルーノであることや、グランドリオンはエルニド諸島へ持ち去られた後、魔剣になることや、リキッド・スネークの正体は催眠によって演技をしていたオセロットであることや、希望ヶ峰学園でのコロシアイの黒幕は死んだと思われていた江ノ島盾子であることや、遠野志貴は遠野家に引き取られた養子であることや、月宮あゆは生霊のようなものであることや、ウィキペディアアンサイクロペディアのパロディであることを知らないのであれば、充分注意して、Wiiリモコンやコントローラーを手放さないようにしてください。

主人公(ロード)は聖エンドルラルグ王国を追われたエンドル家の王子レックスである。義父で宿敵のヴァールに処刑された兄ウィラより始祖妖精ルエルエメラルドを託されて、田舎で庶民の娘シャーリーと共に生育した。冒頭の設定がどのような命運を辿るかはそのままレックスの存在感に比例することだろう。年長じてシャーリーは疾駆する騎士となり、レックスはチート武器を保有するただの歩兵となった。

遅すぎる自称万能盾の「ノア」と共に1ステージお決まりの山賊討伐を終えると、グレイアーク城を皮切りに田舎を駆け巡りながら国を荒らして回る解放することになった。グレイアークとはレックスらの「灰色の悪」を祝して後世つけられた名前である。

仲間に加わっていた若娘であることが宿命づけられているペガサスナイトのヴィラに惚れてあっさりと裏切った男ら(他はどうだってよいか、どうせ男だし)を仲間に加え、シルドーワ港に辿り着いた。そこの敵将はアイリンという魔女だったが、村を疾駆しても未だ低レベルのままのレックスをみて、「どわーっ、こんな傀儡っぽい主人公なら愛燐してあげようかしら」と思ってあっさり転向した。

そして一行は船でポスタプル砦に辿り着いた。砦に仲間になりそうなセシリア・ルートンという僧侶がいたので、話してみたが、「私兵のイヴお姉ちゃんがいないとやだあ」と泣くので、レックスは一人寂しくはるか遠くのルートン家までイヴをお出迎えしに行き、戦乙女の槍の前で何度も跪いてやっと仲間になってもらった。セシリアの聖女のごとく泣く姿とイヴの熱愛振りは唯一の女ペアとして全パーティーの耳目を集め、これまで皆を癒していた禿僧侶のことなど誰も気にしなくなった。

ドルラドアへの道ではヴァールが自分の威力を顕示するためにお出まししたが、反乱兵をミーティオーディーのカップルを残して処刑する程度に止め、恩情あるところを示した。姿見えぬ女のミーティはサイレスという魔道士の存在を伝え、仲間にするよう進言した。レックスは姿見えぬ場所からの助言に耳を貸し、ヴァールと同じ魔法を用いられるサイレスを加入させた。しかし、その絶大なる死の影の前に、レックスは石の壁で仲間にした3人組のことなど名前すら忘れて起用すら忘れてしまった。

忠義に殉じるボス達[編集]

ここでレックスは「仲間の数はもうこれで充分だな」と言って、募集を打ち切った。そして、聖なる武器を集めるという名目を建て、隣国のコーラレイ王国を名前が海の向こうの国の旧名に似ていてけしからんという理由で討ち滅ぼす。兄の国王より弟の方が遥かに強かったと後の戦記には記されている。

「これは侵略戦争ではない。自衛戦争だ」

村からアイテムを借りる途上で盗賊に2回攻撃されたレックスの声が響き渡った。レックスはコーラレイ王国を滅ぼし、その足で母の守る南東の領地へ向かう。

「ウォードもレックスも家族なのに、どうして争うんだ!」

学徒兵たちの疑問の声が響き渡った。その叫びを「見ろ、敵兵だって俺たちを肯定しているんだ」と勘違いした男たちは進撃を続け、バラのようなレックスの母親レリンをも抹殺した。レリンやコーラレイの国王は盟友ヴァールに尽くした忠臣として後の歴史書に記されている。

レックスたちの蛮勇勇者的行動の前に、これまでヴァールの名の下で悪行三昧を働いていた臣民たちは挙ってレックスを新たな主君と認め、続々とレックスの前に膝を屈した。新戦力として仲間になろうとする者もいたが、「この段階で仲間に加わる人間は、必ず悪いことを企んでいるものよ」とのシャーリーのお達しの前に、皆その本心を突かれて退散していった。

魔王ヴァール・ヴォードとの会話[編集]

遂にレックスはヴァールの居座る王都の城に到着した。ヴァールの声が高らかに響き渡った。

「レックス、貴様が何をやったか分かっているか。貴様は我らが聖エンドルラルグ王国の同盟国だったコーラレイ王国を滅ぼし、貴様の母上まで殺戮した。俺様の偉大なる分断統治戦術に見事に嵌まってくれてありがとう」

「煩いぞ、貴様の勢力はもうごく少数ではないか。僕の作戦のどこに邪悪な面があったというのか?」

「ふっふっふ、俺様は最強だぞ。途中で退場するイマドキのラスボスとは違うんだ。昨夜過去の英雄たちと交戦する夢をみただろう。あれを貴様らに見させたのは俺だ。生意気な作者はフェアリーとかルエルとかいった神界の奴らにラスボスの地位をとって代わらせようとした。だから俺様は作者のA4サイズの卑劣な野望をB0サイズの鉄槌で挫いて、夢の中にラスボス候補生たちを封印してやった訳だ。サイレスが持っているようなその魔道書でなあ」

レックスは激怒した。そして、ワープの杖を駆使して一瞬で仲間たちをヴァールの玉座の前に集団転送させた。百合のごとき仲となったセシリアとイヴが周囲にいた魔道師たちを簡単に蹴散らした。そして、間接攻撃可能な場所に女たらしの男を立たせた。ただ、ミーティの婿となるはずのオーディーは雑魚たちの必殺攻撃が炸裂して戦死してしまった。

ヴァールは間接攻撃無効剣のことを知りつつ、デスの魔道書で使用回数が切れる直前まで無駄にその女たらし男を攻撃し続けた。その男は油断していた。女たらしの標的だったヴィラがその剣を知らない内に天翔的に失敬したことなど知る由もなかった。そして、その男はバリアなしにデスの魔法を受けて昇天してしまった。

サイレスが次の攻撃を受けることになった。しかし、ヴァールは「君はここで死ぬより、アイリンとかいう裏切り娘と結ばれる方がより悪い生活を送れるだろうよ。俺は愛燐を知る人間だからね」と言って、デスの魔法を放とうとしなかった。そして、ヴァールは大ダメージを受けた。

ヴァール軍に捕えられた状態でヴァールの下に引き出されたレックスは、この状態をみて早速ヴァールにとどめを刺そうとしたが、聖剣をもってしてもダメージを通すことができなかった。ヴァールは最後に1回だけ残っていたデスの魔道書を放とうと思ったが、「こいつは王になったら、影の薄さの余り死ぬ以上に苦しむに違いない」と回心したので、あえて放置しておいた。そして最後に告げた。

「俺は潔く死ねる正々堂々たる悪役だ。だから、誰かこの悪役に止めをさしてくれる若い娘はいないのかなあああ!」

シャーリーはこの発言を聞いて早速手を下した。

「女にやられた分だけ、俺もフェアリー的存在だったなあ」

ヴァールは笑顔を浮かべて息を引き取った。その時の微笑みがエメラルドのようだったため、その後この光景は何度も芸術作品の素材に使われたという。

レックスは新生エンドルラルグ王国の新王になった。しかし、戦績の正しい様子は既に吟遊詩人を通して民衆に広く伝えられていた。民衆は皆、生まれながらの聖王を自称するレックスでなく、庶民から皇妃に出世したシャーリー皇妃の方を正統な君主とみなした。内政も外政もすべて皇妃が取り仕切っていることは皆の知るところだった。今日も群衆はこのように叫んでいる。

「大シャーリー陛下、マンセー!」

関連項目[編集]