プロメチウム

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プロメチウム
(Promethium)

一般特性
名称, 記号, 番号プロメチウム, Pm, 61
分類ランタノイド
族, 周期3, 6
密度7.26 g/cm3
銀白色(?)
原子特性
原子量145 u
原子半径183 pm
酸化数3
一応なるべく国際単位系使用
及び標準状態下。
Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「プロメチウム」の項目を執筆しています。

プロメチウム(Promethium)とは、影の薄いランタノイドのはぐれものであり、正直言って現代は役立たずである。昔、というか一時期はそうでもなかったが、その話は後で。また、この元素はランタノイドの中で最後に発見された元素でもある。この記事はランタノイド元素の中で最初に書かれたのにもかかわらず、である。

ウィキペディアのプロメチウムのページ。...ん??銀白色??

概要[編集]

基本的にビスマス(原子番号83)までの元素はみな安定であり、そのためプロメチウム(原子番号61)も安定でも良いはずなのだが、なぜかこのへそ曲がりはその枠に収まりたくなかったのか、すべての同位体が不安定であり、一番安定なもの(プロメチウム145)でも17年程でどこかへ行ってしまう。どうもこの元素はランタノイドの親戚たちと比べて気がとても短く、ちょっと待たせるとすぐに怒っていなくなってしまうので、研究者たちもどうにか取り扱うため機嫌を取るのに苦労している。同じくビスマスの前にある放射性元素のテクネチウムと気が合うらしい。

発見[編集]

この影の薄いプロメチウムの存在に人類が初めて気づいたのは1902年のことで、1913年にはその存在が明確になったが、すべての同位体が不安定なプロメチウムはなかなか作るのが難しく、最初に存在が判明してから実に43年後の1945年になってようやくアメリカの科学者たちの手によってウラン(原子爆弾の材料)から発見された。やっと人間の手で日の目を見ることができたプロメチウムだが、その後も忘れ去られたようにあまり研究が進んでいない。実に不憫な元素である。

性質[編集]

先ほど述べた通りこの元素はすぐにいなくなってしまう上に、いつもご機嫌斜めでそこら中に放射線をまき散らしているので非常に扱いにくい。自分の目で見るのは困難なので、仕方なく頭の固い方に頼って調べてみる。

まず、頭の固い方によると、プロメチウムは銀白色の金属だというが、写真を見るとそれは真っ赤な噓で、むしろ赤黒い色をしていることがわかる。他には、融点1168℃、沸点2460℃、......と細かい数値ならウィキペディアを見た方が早い、と言いたいところだが、実のところこの元素は専門家気取り、いや専門家ですら手に負えないぐらい不安定で、詳しい性質はあまりわかっていないというのが現状である。わかっている数少ない性質としては、強い放射能を持っているためそのエネルギーで青~緑色の光を発することが挙げられる。この性質は蛍光灯を点灯させるのに使われるグロー放電管何なのかは知らん。なんかにも使われていたりもするが、実際のところ誰にも気にされないのが実状の、ちょっと可哀想な元素である。

用途[編集]

最初に触れた通り、この金属は現代はあまり使われていないが、かつての用途をちょっと詳しく取り上げる。

蛍光塗料[編集]

プロメチウム入りの発光ボタン。誰が買うのかは誰も気にしないが、なぜか今もある。

この元素は光を発する性質を利用して夜光塗料の添加剤に使われ、時計の針を光らせるのに使われた。なぜこんな扱いにくいものを使ったかと言えば、以前この用途に使用されていたラジウムの塗料を扱う工場で、誤って放射性のラジウムを舌先で舐めたことで従業員がバタバタ死んだためラジウム塗料が使用中止になってしまったからである。何でラジウムよりもさらに放射能が強いプロメチウムを代わりに使ったのかは不明。プロメチウムを硫化亜鉛に混ぜると特に強い光を発するので使われ始めたのだが、しばらくして、やはりプロメチウムもあちこちに入り込んで危険だということになってトリチウム(水素の一種)で取って代わられ、可哀想なプロメチウムはまたもとの扱いにくい役立たずに戻ってしまった。当時使われていたプロメチウム147は半減期2.6年で無くなってしまうので当時の製品はもう光らないが、現在でも当時の残りのプロメチウムを使った発狂ボタン発光ボタンなどが物好きたちのために売られていたりする。

関連項目[編集]


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*1 ランタノイド:
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*2 アクチノイド:
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*3 超アクチノイド:
(Superactinide)
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  水素用別枠   アルカリ金属   準アルカリ土類金属   純アルカリ土類金属
  希土類   遷移金属   典型元素
  半金属   非金属   ハロゲン   希ガス
  ランタノイド   アクチノイド   超アクチノイド