ペコちゃん焼き

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焼かれるペコちゃん

ペコちゃん焼き(ぺこちゃんやき)とは、東京飯田橋の不二家神楽坂店で行われている、不二家伝統行事である。この行事の最後では、ペコちゃんを燃やすことにより不二家の再生が祈念される。

行事内容[編集]

ペコちゃん焼きの行事は、まず不二家の店頭に展示されたペコちゃん人形の略奪から始まる。1月11日が近付くと、子供たちは略奪したペコちゃん人形を縛り上げて近所の家々を巡り、「ペコちゃん人形のために1ペニーを!」と叫びながら祭のための資金を募る。子供たちが受け取った小銭は不二家の洋菓子と交換され、主に不二家再生の資金に充てられる。祭りの最後には巨大な篝火が用意され、その中に投げ込まれたペコちゃん人形が燃やされることで、ペコちゃん焼きはクライマックスを迎える。

現在この祭りはあまりに残酷であるという理由から、東京飯田橋の不二家神楽坂店でしか行われていない。

発祥[編集]

日本で唯一現在でもペコちゃん焼きが行われている不二家神楽坂店

この祭りは、2007年に起きた不二家における消費期限切れ牛乳の使用と、その隠蔽工作という不祥事に端を発する。多くの消費者が不二家に対し強い怒りの念を抱き、その矛先は主にペコちゃんに向けられた。この結果として、全国で大規模なペコちゃん狩りが勃発した。

ペコちゃん狩りの過程において、多くのペコちゃんがその犠牲となった。あるペコちゃんが不二家の不祥事に関わったかどうかの判定には様々な方法があったが、その一つはペコちゃんを水に投げ込むというものであった(これは阪神タイガース優勝の際、代償として大阪の地を襲うであろう天変地異調伏するため、カーネル・サンダース人柱として道頓堀に沈められた故事から連想されたと考えられている)。水に投げ込まれたペコちゃんが浮かび上がれば有罪、沈んだまま浮かんでこなければ無罪となる。当時の公式記録によれば、水に投げ込まれた有罪のペコちゃんは必死にその身を沈めようとしたが、その甲斐もなくコルクのように水面に浮かび上がったと伝えられている。いずれにせよ、一度疑いを掛けられたペコちゃんが有罪判決を免れる例は、ほとんどなかったと言って良い。

髪を切ってポコちゃんに偽装することで難を逃れようとしたペコちゃんもいたが、容赦ないペコちゃん狩りの前には何の役にも立たなかった。

有罪となったペコちゃんは公開で焚刑に処せられた。これが現在のペコちゃん焼きの原型となった。ペコちゃん狩りは当時の不二家社長の辞任まで続けられたが、この期間に犠牲となったペコちゃんの数は数百体とも伝えられている。

関連項目[編集]