伊賀市
伊賀市(いがし)は、三重県北部の都市の一つ。伊賀上野とも呼ばれる都市で、かつては上野市を称していた。
概要[編集]
戦国時代から江戸時代初期にかけては藤堂高虎の地盤であった。高虎は、本拠地を津市に遷す前には伊賀市を本拠地にしていた。
甲賀市(滋賀県南部)と列ぶ忍者の街として有名であり、市民は忍者となることが義務付けられている(徴忍制)。小学校では大勢の忍玉が熱心に忍術を学んでいる。
忍者以外にも、松尾芭蕉の出身地としても有名であるが、松尾芭蕉も安濃津藩の間諜だったんじゃないかという説もある。
忍者[編集]
誤解について[編集]
現代日本において、忍者はいる。 冗談ではなく、本当に忍者はいる。
「日本」と聞いて、外国人が必ず想像するチョンマゲで帯刀したサムライは、現代日本には存在しない。しかし、忍者はいる。
伊賀市内では平日でも祝日でも関係なく、忍装束をまとった忍者が街を闊歩しているのだ。更に、忍装束をまとった電車(デザインは松本零士)も走っており、高速移動などの忍術が使えるとされている。
都会に紛れる忍者[編集]
大阪で暮らしていると、時折伊賀市から通勤・通学している人がいて驚愕することがある。
気を付けろ!そいつらは忍者だ!!
奴らは伊賀の山里から山を越え谷を越え、奈良県を丸丸横断して大阪まで現れ、諜報活動に勤しんでいる。
無論彼らは伊賀から大阪まで走ってやって来ているわけだが、中には忍法・近鉄大阪線や忍法・JR関西線、忍法・名阪国道でスピード違反なる術を用いる者もいるという。
方言[編集]
三重県北部と滋賀県南部は、「忍者・焼物・緑茶」が三点セットの地域で、伊賀市は盆地だけあってこの傾向が強い。方言もバリバリの畿内辯である。木津川流域なので、木津川伝いに当たる奈良・大阪・宇治・京都に好い顔をしまくっている。
昔ながらの伊賀辯は、「ニニンがニンッ!!」「絶対に働きたくないでござる!!」「拙者のご飯だけおかずが無いでござる。」といった口調である。