盤流市

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本項は第8回共同加筆コンテストに出品されました。

盤流市日本に存在する地方都市のひとつであり、なおかつ週刊ヤングジャンプに連載されているマンガでもある。これは、ディエンビエンフー春日部物語博多っ子純情といった作者の地域愛をそのまま名前にした一例である。なお、マンガ内における盤流市には日本随一の油田が存在し、国内で消費される石油の20%を産出していることになっているが、これは東海地方の某県にある旧名、挙母市を揶揄したものである。そのため、この物語の作者である東條仁は、実害を恐れたためか極端なほど情報を公開していない。これは、後述する作品内容が、実在の某市と酷似するためである。


概要[編集]

作者によるストーリー[編集]

盤流市は、元々は過疎の進む片田舎の小さな町だったが、盤流源一郎(現バンリュー石油会長)によって巨大油田が発見され状況が一変、様々な欲望と富が渦巻く巨大な都市へと変貌した。盤流市では現在、おおっぴらにやっては非合法とされるようなことが合法的に行われており、賭博売春などが市の中心産業となっている。

現実[編集]

三河国加茂郡には、江戸時代、内藤氏が治めていた地域が存在していた。その後、1936年にある会社が自動車の工場を建設すると状況が一変。第二次大戦をはさんで様々な欲望と富、権力が渦巻く巨大工業都市が誕生した。そして1951年に加茂郡と周辺市町村が合併することになり、新しく「挙母市(ころもし)」が誕生する。しかし、1959年になぜか地元の商工会議所から市名の変更の申し出が出る。それは、単純に読みにくいということと、長野県にある小諸市(こもろし)と読み間違えるとの苦情があるというのが理由だった。匝瑳市と宍栗市に泣いてあやまれ。その結果、市民の意見を真っ二つにするほどの激論が交わされ、1959年1月、「自動車会社」がそのまんま市名になるという、世界的に見ても類を見ない市に関するネーミングライツ(命名権)が無料で移譲されることになる。

なお、マンガ作品とは違い、現実の市では賭博売春といった非合法な行いが合法になるということはない。ただし、派遣切りリコール隠しなぜかマスコミが取り上げないといった合法ギリギリの行為が行われているだけである。

市制[編集]

マンガにおける市制[編集]

盤流市では、バンリュー石油会長、盤流源一郎による実質的な統治がおこなわれており、市民は税金や医療費を免除され、ガソリンも無料で支給されるなど、事実上、日本国の統治から外れた一国二制度の状態である。しかし、これはマンガであるため、特に問題はない。もちろん、面白おかしく表現するため、日本政府が石油利権を狙うようなストーリーの中、警察官やスパイ、その他もろもろの登場人物がバンリュー石油の社員と激闘を繰り広げる。

現実における市制[編集]

当然のことながら、日本を代表する「クルマのまち」として、電車は差別の対象である。それは2009年現在、人口が40万人を超える中核都市でありながら、JRの路線が一本も存在しないぐらい徹底されている。併せて、その工業力、税収の巨大さはケタ違いで、一市長の身ながら総理官邸に呼ばれ、内容をホームページにアップするほどの権力を保持している。

外部リンク[編集]

地域性[編集]

マンガにおける地域性[編集]

マンガにおける盤流市は秘境、もしくはド田舎と呼ばれるような場所に存在している。そのため、マンガではその地域性をたくみに利用し、日本の中の日本じゃない場所として一種の閉鎖空間を表現している。

現実における地域性[編集]

まず、何よりも、東名高速道路においてとてつもなくでかい橋を渡って「クルマのまち」へとやってくる。2005年にかけられた第二東名高速道路矢作川橋こそ、「クルマのまち」の地域性を象徴している。

ちなみに、同じく矢作川が流れる愛知県岡崎市にある国道一号線にも矢作橋が架かっている。

産業[編集]

マンガにおける産業[編集]

合法都市の支配者と呼ばれる盤流源一郎によっておこされた会社「バンリュー石油」がこのマンガの肝となる企業となっている。バンリューによって日本の石油の二割がこの町で採掘されており、その結果、一企業のトップである彼が盤流市の支配を担っており、社員証一つでさまざまな行為が合法となっている。併せて、盤流市の企業の60%がバンリュー石油の子会社であり、そのほかにも様々な市政に介入。町の多くの人間が恩恵を受けている。そのためこの町で会長やバンリュー石油の悪口を言うと殺される危険があるほどである。

現実における産業[編集]

現実では、一人物によって市制に介入されるなどという話はまったくなく、「クルマのまち」にある自動車工場も最初は静岡県にあった一繊維会社に過ぎなかった。しかし、明治後期から着実に発展を続け、繊維以外の様々な業種にも積極的に手を出し続けた結果、隣の愛知県加茂郡に初めての自動車工場を建設。一挙に従業員を送り込んだ結果、小さな町は完全に一企業に制圧され、ついには市名まで変えられてしまう。しかし、当時はまだ昭和30年代であり、東洋の島国の一地域の小さな話でしかなかった。

状況が一変するのは、1980年代から、当時世界一とされた自動車大国アメリカを、その東洋の島国の一地域の自動車工場が叩きのめし、世界中をあっといわせたことに始まる。その後、ジャパン・バッシングビッグ3による抵抗をものともせず、ついに2008年に自動車世界一の座を獲得。もっとも、それにいたるまでその存在自体が合法ともいえるスレスレな行為を繰り返してきたことも確かである。

マンガの登場人物[編集]

盤流源一郎[編集]

盤流会長の肖像画

バンリュー石油会長。日本で最も権力を持つ男とされており、合法都市の支配者と呼ばれる大物。財政破たん寸前で市長さえ逃げ出した町において自腹で町の再開発など行い、たった10年で町を発展させ、巨大都市へ導いた手腕と統率力で知られている。盤流市の名前も彼にちなんでおり、住民の満場一致によって決定されたものである。また、リサイクルにも熱心でたとえ世間から見捨てられたものであっても一流であれば光を当てるため盤流市に移ることを許可する。また部下からの質問があった場合には自ら答えるなど気さくな人物でもある。ちなみに、この世で一番嫌いなものはエコロジー

現実の登場人物[編集]

T・佐吉[編集]

T・佐吉(1867年~1930年)、静岡県湖西市の農家に生まれる。幼少の頃より手先が器用で、23歳のときに木製の織機を発明。安い木材を使用したことで価格を大幅にカイゼンさせることに成功し、一躍同業他社を寄せ付けない大きな会社を興すことに成功する。最終的に、1926年、エンジンをつけた織り機「自動織機」の発明に成功。一躍自社を世界的なブランドに高めることに成功する。

T・喜一郎[編集]

T・喜一郎(1894年~1952年)、T・佐吉の長男として生まれる。父の生前より、受け継いだ天性の技術を生かしその研究をサポート。その後、父が死去した後、織り機製造会社を継いだのは妹婿であるT・利三郎だったが、自動車部門の設立、研究の結果、製造販売のために会社を設立する中心となったのは、紛れも泣く長男である彼である。そのため、「クルマのマチ」の市役所には、彼の銅像が設立されている。ちなみに、自動車部門を独立させた際も、初代社長は利三郎であったが、第二次対戦勃発後の1941年に会長に退き、喜一郎が2代目に社長に就任、日本軍にトラックを供給する。そのため、一時、米軍による爆撃の対象となっていたが、幸いその前に敗戦。残った工場で細々とクルマを作り続けるが、1950年にデフレが原因による経営危機を招いた責任で社長を退陣する。

その直後、朝鮮戦争が勃発。朝鮮特需と呼ばれる好景気の中、会社は経営の危機から一挙に生産ラインが追いつかないほどの莫大な利益を上げたことを考えると、少し不運な人物であったとの印象はぬぐえない。

三代目以降は聞かないほうが身のためだ。

市の組織[編集]

マンガにおける組織[編集]

警備課[編集]

警察に代わり町の治安を担っている組織。その仕事の性質上の所持と逆らう者の抹殺を認められている。また、その仕事の性質から乱暴な人間が多いことで知られている。

現実における「クルマのまち」の組織[編集]

2009年3月における市長のお言葉[編集]

現在、2030年までに二酸化炭素の排出量を30%、166万トン削減するために、公共交通の仕組みを変えることや、環境技術産業の普及、家庭などの社会における省エネルギー化を目指した、環境先進都市(ハイブリッド・シティ)を計画中。

なお、ハイブリッドとは二つの異質なものを組み合わせ、一つの目的を為すものとされている。どこをどうしたらハイブリッド・シティが環境先進都市になるのか考えてはいけない。環境とは異質なものを組み合わせてのハイブリッドだったら、その異質なものがなんなのかについても、考えてはいけない。そもそも、別名がハイブリッドカーという製品が世界的に売られている以上、どう考えても市の皮をかぶった商品の売名行為ではないかということについても、考えてはいけない。つまり、そういうことである。

アクセス[編集]

マンガにおける盤流市へのアクセス[編集]

マンガにおける盤流市へのアクセスは麻薬の売人やスパイなどの潜入を防ぐために、周辺市町村の合併などは行わずに山間の奥地に存在したままとなっており、近くの町までは歩いて4時間程度かかる。作者の地理的感覚が少し疑われる設定に思えるが、でも、まぁ、マンガだから。

「クルマのまち」へのアクセス[編集]

東名高速道路伊勢湾岸自動車道の2つの高速道路が市を通っており、さらには2014年第二東名高速道路も完成が予定されている。また、東海環状自動車道猿投グリーンロード衣浦豊田道路の3つの高規格道路があるため市内にインターチェンジが17、ジャンクションが2つ、サービスエリアが1つ、パーキングエリアが1つ、いくら「クルマのまち」とは言え異常すぎるんじゃね?という疑問が多数存在している。そのくせ、市内を走るバス路線が廃止されてたりもする。なお、前述したようにJRの路線が一つも存在していないため、名古屋駅、もしくは中部国際空港から電車を利用して来市するにはどうしても一度乗換えをしなければならない。

観光[編集]

マンガにおける盤流市の観光[編集]

歓楽街とカジノ、高級売春街を結んだバンリュートライアングルと呼ばれるゾーンがマンガで紹介されており、ここで金をばら撒いた後で高級ホテルに泊まるのが一般的な観光コースとされる。大物政治家やマスコミ関係者もお忍びでやってくることもあり石油に並ぶ収入源となっている。

「クルマのまち」の観光[編集]

まず、車工場の存在がすでに神格化されている。全ての道路がローマ並みに工場に通じていると言っても過言ではない。併せて、前述したように道路環境がすでに異常であり、ある意味、道路だけで車好きにはたまらない観光ルートである。

関連項目[編集]


誰か、合法都市について、意見のある者はおるか。
国家の大事ゆえ、遠慮なく申すがよい。 (Portal:スタブ)