国民の祝日
国民の祝日(こくみんのしゅくじつ)とは、人間の欲求の結果生じたお休みの日である。
国民の祝日の一覧[編集]
祝日 | 日付 | 趣旨など |
---|---|---|
元日 | 1月1日 | どうせ大晦日に夜更かししているので、その翌日はみんなで休もう。 |
成人の日 | 1月第2月曜日 | 新成人がドンチャン騒ぎするので、それにかこつけてみんなで休もう。 |
建国記念の日 | 2月11日 | 学校の創立記念日が休みになることも多いので、国の創立記念日は国民みんなで休もう。 |
春分の日 | 春分日 | 送別会の季節でみんな二日酔いや胃もたれしているはずだから、みんなで休もう。 |
昭和の日 | 4月29日 | ゴールデンウィークの練習にみんなで休もう。 |
憲法記念日 | 5月3日 | 絶好の行楽シーズンなんだからみんなで休もう。 |
みどりの日 | 5月4日 | 3日と5日が休みなのに4日だけ学校や会社に行くのは面倒なので、みんなで休もう。 |
こどもの日 | 5月5日 | 行楽シーズンなのに休みが5月3日だけでは足りないので、この日もみんなで休もう。 |
海の日 | 7月第3月曜日 | もうすぐ夏休みだから、遊ぶ計画を立てるためにみんなで休もう。 |
山の日 | 8月11日(2016年~) | 海の日があるんだから山の日も作ってみんなで休もう。(実質的な休みは増えないが誰も気にしない) |
敬老の日 | 9月第3月曜日 | やっと暑い時期が終わって遊びに出かける気分になる頃なので、みんなで休もう。 |
秋分の日 | 秋分日 | 敬老の日だけでは遊び足りないので、もう一回みんなで休もう。 |
体育の日 | 10月第2月曜日(1999年~) | ちょうど秋の行楽シーズンなんだからみんなで休もう。 |
文化の日 | 11月3日 | せっかくの紅葉シーズンだからみんなで休もう。 |
勤労感謝の日 | 11月23日 | 寒くなる頃で体調を崩しやすいから、このあたりでみんなで休もう。 |
天皇誕生日 | 12月23日 | 忘年会にクリスマスとみんな勉強や仕事どころではないはずだから、みんなで休もう。 |
廃止された休日[編集]
現在のところ、廃止された休日は1つだけである。
- ぐうたら感謝の日
- 国民全員が働いてはいけない日だっため、店などはすべて休業、さらに公共交通機関も休業であった。また、家事をすることも許されないため、空腹の限界を国民が訴えた。さらに電力会社なども休業したため、電気、ガス、水道がストップした。救急センターなども休業したため、急病人の搬送や火災の通報ができなくなった。結果、この祝日のおかげで国は麻痺し、この祝日は最初の1年限りで終了した。
その他の休日[編集]
しかし祝日だけではまだまだ休み足りない。たとえば学校が休みなれば、生徒児童は大はしゃぎで喜ぶ。先生も仕事が減るので内心喜ぶ。会社に勤める労働者も出勤しなくて良いので喜ぶ。政治家も地域の会合や後援会に顔を出す日が増えるので喜ぶ。みんな喜ぶ。だから休日は多いに越したことはない。
そのような事情で、以下の休日が作られた。
- 国民の休日:祝日を両端にはさまれたら発生する休日。だって、たった1日のために仕事するのもかったるいし。3連休にしちゃえばいろいろ遊びに行けるじゃん♪
- 振替休日:日曜日が祝日になると、「休みが結局ないじゃないか!」ということでガッカリ感が半端じゃないので、いっそ次の日も休みにしちゃえばいいじゃん♪
さらに休日を増やすために[編集]
- 土曜日の振替休日
- かつては土曜日は半ドンと言って半日は勉強や仕事をした。だから土曜日でも祝日になれば嬉しいものだった。しかし、「半日だけ学校(職場)に行くのは面倒だ」ということで週休二日制になったので、今は土曜日は休日扱いである。
- しかし土曜日と祝日が重なっても、振替休日はない。それゆえ、「休みが結局ないじゃないか!」ということでガッカリ感が半端じゃなくなっている。そこで、土曜日が祝日ならばその前の平日が振替休日になるのも時間の問題と思われる。休日が増えることに反対する人なんていないはずだ。
- メーデー
- 5月1日をメーデーの日として祝日にしてしまえば、4月29日の昭和の日から、30日の国民の休日、5月1日のメーデー、2日の国民の休日、3日の憲法記念日、4日のみどりの日、5日のこどもの日と、7連休が完成する。さらに土曜日と振替休日を組み合わせれば9連休も可能。こういう知恵が働く労働者たちによって、メーデー祝日案が出されている。
- しかし製造業者などでは、端から4月29日-5月5日を連休としているところも多く、わざわざメーデーを祝日にしなくても良くないかという異論も出ている。昨今では、有給休暇を取りやすくなったこともあり、自主的に7連休にする人も多い。
- 学生には有給休暇はないし、学生が登校する以上は有給休暇を取れない学校の先生もやはり7連休には出来ない。法律により公式に7連休に出来るかどうかは、日教組や全学連の力にかかっている。
なぜ6月に祝日はないのか[編集]
6月は祝日のない月として知られている。なにか理由を作って1日くらい祝日を作ってしまえば良さそうだが、なぜか作られない。6月は梅雨時で行楽地が潤いにくいのはおろか、皇室由来の節目の日もなく、ボーナス支給日や株主総会が控えているからだ。教育界もゆとり教育が実施された以上、授業日数が減らされると困るからだ。その一方で過労死が多い月であるため、過労死対策弁護団全国連絡会議は労働者の過労死防止の観点から祝日制定を厚生労働省に再三要望しているが、未だにその動きが見られない。教育者や労働者や経営者は6月だけは頑張らなければならないで、休みはいらないようである。
よくわからずに増えた8月の祝日[編集]
日本山岳会とかいう一部の山好きの意見によって、2016年から毎年8月11日に山の日を制定することが可決された。詳しくは前述している。もちろん夏休み真っ最中の学生や、お盆休みとして3日~1週間くらい休める労働者にとっては「増えても嬉しくない祝日」なのである。 もともと8月12日にする予定が、グンマーの山に墜ちたどこかの飛行機のせいで8月11日に変更になってしまったが、誰も気にしない。
8月に無駄な祝日を設けるのなら9月に繰り越ししようということで、9月は祝日が2日ある。
大型連休[編集]
5月はゴールデンウィークといって、3日から5日までの3連休がある。土日を合わせて5連休も夢じゃないし、有給休暇を使って4月下旬から1週間以上休む者も多い。そして、五月病と称して、そのまま2週間、3週間と長期休暇に入るものもいる。さらにこの時期は自主退学や辞職も多く、毎日が日曜日状態が始まる者もいる。
9月にもシルバーウィークと呼ばれる大型連休がある。数年に1度の頻度ではあるが、土日を含めて5連休になる。しかし多くの大学生の場合は夏休みの続きなので、9月は毎日お休みである。また、10月人事を機に退職する者にとっては、シルバーウィークも毎日が日曜日の予行演習に過ぎなかったりする。
脚注[編集]