幻想水滸伝ティアクライス

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もしあなたが、犯人はジェイソンではなくその母親であることや、ロジャー・アクロイド殺しの犯人は語り手の医師であることや、八神はやての闇の書はヴォルケンリッターを蒐集して完成することや、黒崎一護の父親はもともと死神で護廷十三隊十一番隊隊長だったことや、とらはかつて人間で獣の槍の使い手だったことや、クラウド・ストライフはソルジャーではなく一般兵であることや、ダラーズの創始者は竜ヶ峰帝人であることや、ウルトラマンネクサス及びザ・ネクストは力を失ったウルトラマンノアの不完全体にすぎないことや、「先生」は「私」が父親の病気のため里帰りしている時に自殺して遺書を郵送してくることや、アンサイクロペディアウィキペディアのパロディであることを知らないのであれば、充分注意して、救急箱を手放さないようにしてください。

幻想水滸伝ティアクライスとは、RPGゲーム「幻想水滸伝」シリーズの(一応)6作目。2008年にニンテンドーDSソフトとして発売された。幻想水滸伝をつけず、単に「ティアクライス」と呼ばれることが多い。蔑称として「コレジャナイコデン」「似非テイルズ」などがある。なお、それらの蔑称を使うユーザーの殆どは他のゲームの信者ではなく古き良き幻想水滸伝を礼賛する幻想水滸伝を愛する者達である。つまりは、ファイアーエムブレムの信者が加賀昭三を教祖と礼賛して封印の剣以降のシリーズをひたすら貶めるのと似たような状況に陥っている。

概要[編集]

キャッチコピーは「どうしてこうなった」および、「おい、本編はどうしたんだよ」

幻想水滸伝の新作・・・という扱いで出た本作だが、なんとそれまでのシリーズから世界観が一新され、これまでのシリーズで皆勤賞であったジーンもビッキーも出てこないという衝撃の展開が待っていた。さらに、キャラクターデザインもそれまでの枯淡なものからアニメ調のものに変わってしまい、さらにやたらと有名声優ばかり起用したことから、テイルズオブシリーズのスタッフ共に開発チームがハッキングされたなどという風聞が飛び交った。

世界観が一新されたことにより、3を最後に出なくなってしまった黒騎士ユーバーの登場は絶望的となり、彼の正体については半永久に投げっぱなしとなってしまった。そして、そのユーバーと因縁があるらしいペシュメルガは、ユーバー以上に謎のキャラのままこちらも半永久に放置を食らうことが確定してしまった。

さらに、今までのシリーズの設定を放置しておきながら、新作の舞台である百万世界について、これまた到底たたみきれそうに無い大風呂敷を展開、本編に登場しない国家がいくつも出たり、素性が不明だがなにやら思わせぶりな設定を持つ仲間キャラが10人以上も出てくる。遠からず、畳めなくなって放り出すのが目に見えている。

ストーリー[編集]

ストーリーはなかなか斬新であり、データを次々と上書きするスクリプト「一なる王」を使って都合の良い世界を作ろうとするプログラマーに対して、そんなの邪道だと反発する主人公達が戦うという話である。

108人の仲間を集めるとベストエンディングが見れるという展開はこれまでの幻想水滸伝シリーズと変わらないが、どうしてもラスボスが倒せないというユーザーのために、仲間の命を犠牲にして神風特攻を敢行するという強引な手法で世界を救えるエンディングも用意されているが、この邪道な方法によってクリアすると主人公自身がスクリプトになってしまうという落とし穴が待っている。

今作ではひとつの道の協会と呼ばれる宗教勢力が主要な敵である。ひとつの道の協会は、表向き美辞麗句を吐きながらウイルスやブラクラのURLを張るような組織で、都合が悪くなるとスクリプトを使ってデータを上書きしてゆく。

また地域の特産品の相場が街ごとによって異なるのを利用して、安く仕入れて高く売りつけることによって金儲けが出来る「交易システム」が便利であり、戦闘などで入手できる金がしょっぱいせいもあって、金稼ぎの大半をこの交易に依存することになる。そのせいで「商人としての実績を積みながら世界を救うRPG」などと呼ばれたりもする。

システム[編集]

星の印[編集]

世界観が一新されたためそれまでのシリーズであった「紋章」もなくなってしまった。代わりに導入されたのが「星の印」というものだが、これはまんま名前を変えただけの紋章である。これまでのシリーズでは紋章に付随する魔法はそれぞれ特定の回数しか使用できないようになっていたが、本作ではMPを消費する形で使用できる。便利になったといえば便利になったが、古き良き時代に思いを馳せる老害人々からは「伝統ぶち壊した」と非難されている。

本拠地システム[編集]

本作でもこれまでのシリーズにあった本拠地システムが登場する。シナリオが進んだり仲間の数が増えるにつれて発展するというシステムはこれまでのシリーズと変わらないが、本作では狼男から巨人までとにかく色々な種族が仲間になるため全員仲間にする頃にはゲテモノから女神まで詰め込んだ闇鍋状態となってしまう。

書き換えられる世界[編集]

物語の黒幕がスクリプトを使ってさまざまなデータを上書きしてゆく世界なので、それまで何もなかったところに山が突然出てきたり大規模な帝国が砂漠になってしまうなど、ワールドマップの変化がとにかく著しい。しかし、アイテムの取りこぼしがないようにという配慮からか、一度しかいけない地形やらダンジョンは極力最低限にされている。なお、古き良き幻想水滸伝を愛する老害人々からは、これまでの幻想水滸伝シリーズの世界がこのわけがわからない新シリーズの世界で上書きされてしまったと揶揄されている。

キャスト[編集]

有名声優を大勢使っており、アニメ調のキャラデザインも合わさって似非テイルズ呼ばわりされることとなった。テイルズ オブ シリーズは1年に少なくとも1,2作、多い時は3作も出すほどNAMCOが傾注していたので、すっかり日本の馬鹿な大衆共はアニメ調のキャラデザで声優が豪華=テイルズのパクリという印象を植えつけられてしまったのである。

主人公の中の人はその後進撃の巨人やらで売れっ子声優になったが、このゲームのことは多分忘れている。

総合的な評価[編集]

タイトルに幻想水滸伝ついてなかったら叩かれなかった。

…だが熟慮して欲しい、リメイクやドラクエFFなどのそれまでにブランドとして形成されたシリーズしか売れないような、売らないような時勢になってしまったゲーム業界、幻想水滸伝シリーズの一環として出さなければ、そもそも企画が通るかどうかも怪しかったのだ。そして既にコナミのスタッフには、IからVまで10年にかけて無計画に広げた幻想水滸伝の世界観をまとめられる逸材など残っていなかったのだ。今作が出るのはある意味必然だったのである。

なおハードがDSのせいかロード時間がIVやVより短くなっているが、あまりそのことは評価されない。

その後[編集]

2012年、『幻想水滸伝 紡がれし百年の時』という新作がリリースされた。ティアクライスとは別の世界。ティアクライスで思わせぶりに設置した伏線は全て無視された

内容はお察し下さい。しかしこのゲームのおかげでティアクライスに再評価の兆しがあり、決して仇花とは言い切れない。

ただ一つ分かること、それは最早KONAMIに幻想水滸伝を作れる人材が一人も残っていないということである。コンマイだからね。しょうがないね。

誰か版権引き取ってください(切実)