悪夢の啓蟄

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悪夢の啓蟄(あくむのけいちつ)とは、異常気象に見舞われたりして、例年より寒冷な気候が春になっても続いたために、路上に蛇や蛙の死骸が溢れ帰って地獄絵図と化す現象。寒さに弱い昆虫両生類爬虫類達にとっては、猛禽などよりも遥かに恐ろしい「天敵」である。

啓蟄[編集]

啓蟄とは、二十四節季の一つで、現在日本で採用されているグレゴリオ暦で換算すると3月6日前後に該当する。つまり春に入った直後ということになる。この頃になると、寒気は去って、温暖な気候が訪れる。そして、冬眠していた蜥蜴達が目覚めて穴倉から這い出てくる。

蟄とは「潜伏、篭城、ひきこもりなどをしている生き物」を意味する字であり、昆虫、両生類、爬虫類など、彼らより遥かに優越する哺乳類の中でも、最高峰に位置する人間から見て虫けらに等しい生物共を対象物として、差別、嘲笑を意図して使用される言葉である。

その為、差別禁止と喚きちらす一部の連中によって差別用語指定され、この漢字を書いただけで人権擁護法に抵触して黒装束の怪しい男共にいずこかへと連れ去られてしまうわけだが、この記事とは関係ないのでこれ以上は言及しない。

冬眠の為穴ぐらに篭っていた虫ケラのごとく下等な生き物達(蟄)が、開かれた、光のある場所(啓)に這い出てくる、と言うのが、啓蟄という言葉の趣旨であり、語源である。

悪夢の啓蟄が起こるメカニズム[編集]

蛇や蛙、昆虫達は何故冬眠をするのかというと、寒さに耐えられないからである。彼らの多くは変温動物であり、順応性の高い人間様(中には要領が悪くてニートになったり豚箱にぶち込まれたりして破滅する奴もいるが)のように、変化する環境に適応できない、厳しい冬にはそれが顕著となる。人間様のように、服を着たり、暖を取ったりして寒さを凌ごうという知恵も働かなければ、衣服や火を焚く技術も持たない。 寒さにやられると動作も鈍重になり、天敵にとっては格好の餌となってしまう。今まで捕食していたような連中に、逆に狩られてしまうこともある。

蛇や蛙達は、冬を生き延びるために、土の中に篭って、英気を養い、春を待つ。そして、寒気が過ぎ去り、自分達の身体に気候が影響を及ぼさない程度に暖かくなった頃に、土から這い出てくる。それが冬眠の目的であり、趣旨である。

蛇や蛙は、人間より頭は悪いが、いつごろ、寒気が過ぎ去るのか、その周期を本能的に把握している。その時期は、概ね、3月上旬である。 3月上旬になると、土の底からわらわらと、蛇や蛙、昆虫が飛び出してくる。寒さの影響を受けることがなくなった彼らは、健全に活動できる。

…ところが、もし3月上旬になっても、「寒さが未だ残存していたら」どうなるか。冬眠を必要とする生き物達は、多くが変温動物であり、極端すぎる温度に適応できない。そろそろ暖かくなったかと思って外に出たら何故か真冬で凍えが鬼なった春だと思って地上に出たら未だに冬だった、何を言ってるのかわからねーと思うが俺もなんだか分からない、とてつもなく恐ろしい気象の片鱗を味わったぜ、など、変温動物達は往々にして困惑、狼狽する。

当然、寒さの影響を受け、彼らの活動にも支障をきたす。一番ベストな方策は、また穴倉の中に戻って冬眠することだ。しかし、冬眠とは無縁の人間には分からないかもしれないが、冬眠にはそれなりの下準備が必要であり、一度目覚めてからまた冬眠するというのはとても難儀なことなのである。更に、蛇や蛙にも、生活リズムというのがある。彼らにとって、3月上旬と言うのは、人間で言えば出勤や通学のために家を出発する朝の6時や7時に相当する時間帯である。そんな時期に二度寝したりしてしまうと、生活リズムが狂ってしまう。

食料面での問題も発生する。冬眠するに先んじて、彼らは冬眠中飢え死にしない程度の栄養を確保しておく。見積もった冬眠期間が過ぎてもなお冬眠しなければならなかったという想定の範囲外のケースは考慮に入れていない。なので、また冬眠したら、栄養不足で飢え死にしてしまう。

その結果どうなるか[編集]

例え寒い春であったとしても、食料確保のため、彼らは嫌でも地上で活動せざるおえなくなる。しかし、寒さに耐えることが出来ない。その結果どうなるかというと、凍死したり、迅速に逃走できずに狩人達の格好の餌食になったり、健全な状態ならば逆に捕食してしまう相手に、力が発揮できないために逆に捕食されてしまったり、よしんば狩られなかった所で、蛇や蛙などの場合、普段なら追いすがって餌食にできる、獲物となる生き物に逃げられてしまい、捕まえることが出来ずに飢え死にしてしまったりする。

その結果、地上には寒い春の余波をもろに浴びた、不幸な蛙や蛇の死骸が溢れかえる。これは地獄絵図以外の何者でもない。 卑近な例では2010年における大寒波の余波による冷涼な啓蟄が有名である。ヨーロッパではこの影響により路上や森林に蛙や蛇の死骸が充満し、一部の宗教に熱心な連中が「神が両生類と爬虫類を滅ぼすよう神託を下された、だからこんなことになった」と喚きたてた。

対策[編集]

蛇や蛙は人間よりも馬鹿のだが、彼らとて何ら対策を講じていないわけではない。爬虫類の泰斗として名高いクッパ氏やマムー氏などは、変温動物達の命を容赦無く奪うこの異常気象に対策を練るべくサミットを開催し、冬眠するにあたって異常気象に備えた準備もしておくよう、世界中の冬眠する動物達に周知、奨励させた。

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「寒春」の項目を執筆しています。