投資銀行

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投資銀行(とうしぎんこう、英:investment bank)とは、金をたんまり溜め込んだ後に自分が倒産して損害額を競い合う銀行エクストリーム・スポーツの競技者である。

概要[編集]

理想的な破綻の例

表向きの業務内容・目的は「法人向けの財務アドバイス(資金調達・財務戦略に対する助言)を行う」ことであるとしているが、本当の目的は「できるだけ金を溜め込んだ後に倒産し、社会的な影響力の大きさを示す」ことである。ここで言う「社会的な影響力」は負債総額の大きさで表されるため、投資銀行は競って資産を膨らませ、出来るだけ不良債権を世の中にばら撒いてから一気呵成に破綻するのが美しいとされている。

本来こういった行為は「社会に利益をもたらさない」と批難されるべきであるが、投資銀行が現代でも合法であり、存続している理由は以下の通りである。

まず投資銀行は自分が倒産することで、大企業が倒産した際に会社に実際に何が起きるのかという情報について得ることできる。売上数兆円以上の大企業が倒産することは滅多にないため、投資銀行がその役目を率先して引受け、「救済金融機関から多額の支援をいかにして取り付けるか」「マーケットに不審がられずに倒産前に身売りする方法」「破綻後の救済合併交渉を円滑に進めるためのテクニック」等を顧客に伝えることができる(投資銀行の表向きの理由は「財務上の助言を行う」こと。倒産時に起こる財務上の諸問題の助言も投資銀行の業務の一つである)。これらは極めて実戦的な状況下で得られた信頼性の高い情報であるため、貴重であり社会的な貢献度も高い。

2つ目の理由はトレーディング部門の存在である。目標達成のためにはできるだけ金を溜め込むことが必要なため、投資銀行はトレーディング部門を設置して収益をあげている。ここで素人にはリスクがないように見える金融商品を世界にばら撒き、社会を騙し続けることで利益を挙げて自己資本を蓄積するのである。これには同時に破綻リスクが低い(ように見える)財務諸表を作り上げ、倒産する前日まで数兆円の時価総額があるように見える企業として振る舞う能力が求められるため、投資銀行は常に優秀な詐欺の能力を持った人材が求められている。このような詐欺まがいの優秀な人材の引き取り手という側面もあるため、投資銀行はその社会的な価値を認められているのである。

社風[編集]

「倒産する」前に「できるだけ金を溜め込む」のが目的であるため、平時は貯蓄を心がけ、普通の商業銀行よりも攻撃的な業務を行って顧客から金をせしめることが何よりも重要とされる。さらに金にならないかもしれない債券やらデリバティブ取引やらを世の中よりも先んじて行い、自らリスクを取るということも行う。なぜこれほどまでに好んでリスクを取るのかと言えば、もちろん倒産時になるべく社会を巻き込むために他ならない。

そのため完全実力主義のもと競争的な給与体系・社風が構築される。このような環境下では常に他人につけ込むことしか考えていない、いわゆる「嫌なやつ」が好まれるほか、サイコパスのような感情を持たず冷静に利益判断が出来る人間が歓迎される傾向がある。[1]故に海外留学経験あり(当然MBA持ちや海外の経済学経営学会計学修士持ち)の金の亡者、国内の大手銀行・投資ファンドからヘッドハンティングされたサイコパストレーダーなど、「職場にまともな人間は誰一人としていない」ことで有名になっている。

世界ランキング[編集]

倒産時に大きければ大きいほど良いとされる負債総額から見た大手投資銀行ランキング。なお似たような業務を行なっていた大手プレイヤーとしてワシントン・ミューチュアルエンロンが挙げられる。

順位 銀行名 負債総額 倒産日時 評価点
1位 リーマン・ブラザーズ 6390億ドル
(64兆5000億円)
2008年
9月15日
6910億6300万ドル(69兆8000億円)まで資産を溜め込んだ後、不良債権を世の中にばら撒き世界一位・歴代一位の負債総額を抱え倒産。低リスクだと謳って多くの投資家・市場関係者に債権を買わせる高度なテクニック、連邦議会やFRBが救済するだろうと踏んで倒産時には何もしなかった経営陣[2]、最終的な売却交渉でアメリカ政府のみならず他行からも見捨てられてひたすら破滅の道を突き進んでいったこと、さらに破産により世界経済を巻き添えにしたことは高く評価された。ちなみにヨーロッパ部門が野村ホールディングスへ売却された時、その価値はたったの2ドルだった。
2位 CITグループ 710億ドル
(6兆4000億円)
2009年
11月1日
投資銀行部門エッジビュー・パートナーズを抱えていたため、ランキング入り。ちなみにこの部門、2007年7月に買収したものだがたったの2年4ヶ月でグループの収益改善のため売却されている。グループそのものは最盛期に800億ドル(8兆円)以上の資産を持っていたが、上記のリーマンの煽りを受け不良債権が膨らみ、負債総額710億ドルで倒産。リーマンの後なので倒産はある程度予測されていたため「突然の倒産ではなく、美しくない」との声多数。さらに破産後に自立再建したことも評価を下げている。
3位 MFグローバル 410億ドル
(3兆1980億円)
2011年
10月31日
投資銀行部門が欧州債務危機問題の煽りを受けたことが発覚したため破綻。CEOがゴールドマン・サックスの元会長であったり、主要株主に金融関係のプライベートエクイティファンドとして著名なJクリストファー・フラワーズがいることなどからも身売り交渉は問題なく進むだろうと思われたが、どういう訳か交渉は難航。主にその点が高く評価された。

脚注[編集]

  1. ^ 現に投資銀行のトレーダーはサイコパスが向いているという調査結果がある。
  2. ^ リーマン・ブラザーズのリチャード・ファルドCEOは、既に倒産前から破産の申請に備えた書類の準備を弁護士に依頼していた。[1]

関連事項[編集]

Wikipedia
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