政見放送
政見放送(せいけんほうそう)とは、選挙の前になるとおじさんたちが一人、ないしは複数人でしゃべるつまらない番組のことである。しかも緊急地震速報や地震情報を知らせることができないため国民にとって何の利点もない番組である。また、同じような番組に経歴放送がある。
概要[編集]
衆議院選挙、参議院選挙、その他地方選挙が公示・告示されるとまずNHKが各々の放送局別にその地域から立候補する候補者や党の公約などを放送する。放送開始直後にちょっと年老いた男性アナがやや薄いブルーバックの中に「この放送は公職選挙法に基づいて、候補者の経歴と政見をそのままお伝えするものです」などと述べる。アナが喋り終えると黒いスーツでガチガチに固めた立候補者や党の党首らが「みなさんこんばんは」といった感じの第一声を話し、その後は「わが党に政権を任せてもらえれば~」や「私が知事になれば~」という放送を7分程度話し最後は礼で終わる。これを大体4ターンほど繰り返し「この放送は(中略)お伝えしました」と述べて放送が終わるのが通常。
このようにアンサイクロペディアとは真逆のユーモアがなに一つもないため視聴率は3%程度しかなく、国会中継と同程度で、むしろ3%あるほうが驚きである。そのため民放各局は敬遠している(関東・北関東は民放放送もある)。
しかもNHKではその時間に放送するはずだった番組を中止とするため視聴者がSNSや独り言で文句を言うケースも非常に多くみられ、3%の視聴率を優先する代償は大きい。
また、放送に対し文句を言う事例が昔から多かったため公職選挙法の公正を期す、ということが言われているが実際は皆に「お前のせいで見たいTVが潰れたんだよ」と言われることを防ぐため、公正を期すといった意味合いが大きい報われない労働である。
また、政見放送は原則としてニューステロップ等でさえも入れることができないため混乱が生じることがある。23時25分にテロップに「23時3分ごろ地震がありました」と表示されることも少なくなく、平成12年には皇太后だった香淳皇后崩御のニュースを伝えることができなかったという事例もある。近年は緊急地震速報の音などが報道されることも認められてき始めるなど徐々に条件が緩和されている。しかし、過去には差別用語を使った候補の政見放送の音声を削除する政見放送削除事件があるため、規制が強いのはNHKの自業自得と言えないこともない。ニュース等は政見放送終了後に始まるため甲子園大会ぐらいでしか視聴されないNHKEテレで放送され、視聴率が珍しく上がる。
経歴放送[編集]
経歴放送は文字通り経歴を放送することで中卒であることや大学中退など立候補者にとって数々の黒歴史が続々と明らかになる放送。
こちらの放送は3分程度で終わるために国民への影響がないように見えるが気象情報がカットされるため老人にとっては非常に迷惑な話である。
視聴率が上がること[編集]
ほとんど視聴率が上がることはないが又吉イエスやマック赤坂、ドクター中松が放送すると視聴率が上がる場合があり、YouTubeやニコニコ動画などにアップされることもあるなど、特定の候補が放送されると視聴率が上がる。しかし、政党が放送する比例代表の政見放送の視聴率が上がることはない。そのため視聴者が他局へ行くため、他局の視聴率を上げることに協力していることになる。
関連項目[編集]
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政見放送を加筆、修正する理由は何があるんでしょうか? 書きかけじゃダメなんでしょうか? (Portal:スタブ) |