東京メトロ10000系電車
東京メトロ10000系電車(とうきょうめとろいちまんけいでんしゃ)とは、有楽町線と副都心線を走る電車である。営団が民営化されてから初の新型車両である。
概要[編集]
副都心線が開業するのを目前に控えて、7000系を改造するに至ったが、車両数が不足するわ、07系はホームドアに対応できなくて東西線に流出させられるわ[1]、メタボになりすぎた7000系が自爆するわで新車が必要となった。
現在、7000系の生き残りとともに、36本が運用中である。
特徴[編集]
デブな7000系に比べて、先端が丸っこくてかっこいい。そしてスリム。爆弾ドアもないし、ツンデレでもない。しかし、その分まじめすぎる。
全車10両だけど、第5編成までの5本は2両抜いて8両編成でも運行できるらしい。でも8両になったら副都心線各停しか走らないのは7000系と同じ。
車内の旅客案内装置はLCD。2画面あり、右は旅客案内だが、左は広告[2]。そして自動放送装置付き。もちろん英語版もある。東京地下鉄線内だけでなく、乗り入れ先の西武池袋線・有楽町線・東武東上本線・東急東横線・みなとみらい線でも案内させられている。
ドアチャイムがめちゃくちゃ高頻度でバグるが、誰も気にしない。
製造次車ごとの違い[編集]
- 2次車(第5編成~第20編成)
- 「1次車では先頭車に有楽町線のゴールド帯を入れていたし、2次車からも入れようぜ!」と意見があったが、大人の事情により2次車以降は前面のゴールド帯は無くなった。また、第13編成以降から、先頭車の「M」マークも無くなった。
- 3次車(第21編成・第22編成)
- 視覚障害者が電車の乗り降り時にコケる事故が多発したために[要出典]、出入り口にあるクツズリ部に識別表示板を設置した。
- さらに、荷棚が高いとクレームが来たため、荷棚の高さを下げ、ついでに優先席付近のつり革も座れなかった老人のために低くした。
- 4次車(第23編成~第27編成)
- ドア開閉表示灯が追加された。
- 座席が硬いとクレームが来たため、柔らかくした上で、これまでの編成の座席も柔らかくした。LCDも綺麗になっている。
- 5次車(第28編成~第36編成)
- 車内のスタンションポールがステンレスからクラッドに変わった。
その他[編集]
第22編成は、2009年10月8日に東上線みずほ台駅~鶴瀬駅間の踏切でワゴン車と激突した。ワゴン車もクラッシュしたが、第22編成自身もあまりにひどい故障だったので自力走行ができず、後続の車両による推進運転で上福岡駅の引き上げ線まで向かい、修理した後和光検車区まで自力で走行した。
2010年4月、傷跡を残しながらも営業運転に復帰している。このため、現在でも第22編成だけ若干ギスギスした感じがするが誰も気にしない。
また、前に10104Fは新木場の車両基地で脱線事故を起こしている。
脚注[編集]
関連項目[編集]
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この「東京メトロ10000系電車」は、混雑がひどく、両数を増やす案が出ています。両数を増やして下さる協力者を求めています。 (Portal:スタブ) |