機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-

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『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-(きどうせんかん-ザ・プリンス・オブ・ダークネス)』とは、アニメ『機動戦艦ナデシコ』の有終の美を飾った劇場映画である。

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『概要』は甘く切なく[編集]

本作はTV版最終回から5年後を舞台としている。TV本編ではギャグ満載、ラブコメ爆発の萌えアニメだった本作だが、最終章となる劇場版では一転して「シリアスさ」と「燃え」がメインとなっている。

『ナデシコ』自体、ギャグが多い作風ながら、その実、話の本筋では棄民虐殺など重い歴史観が紡がれていた。そのため劇場版ではそうした暗部に目をやることにより、TV版以上に反戦、反暴力の主張を強調している。TV版で悩みながらも成長し、最後は結ばれた主人公とヒロインは、本作では冒頭で爆死、それが間違いだと分かった後も変わり果てた姿で登場する。

だが、それは決して絶望だけで終わる話ではなかった。新たな主人公としてTV版から大きく成長を遂げた「電子の妖精」ホシノ・ルリは、星の数ほど出会いを繰り返し、「悪」を標榜し罪から逃れようとする宿敵・火星の後継者と激突。TV版のキャラクター達も総結集し、アキトとユリカは再会を果たした。こうして新たに結成されたナデシコは火星の後継者を討ち果たし、物語は大団円を迎えた。

多くの視聴者がその幕引きに涙し、「この映画を見て本当に良かった」と晴れやかな気分で映画館を後にしたことで知られる、日本のアニメ史上に残る傑作映画である。

キャッチコピーは「キミノオモイデニ、サヨナラ」「人は、何度でもやりなおせる」

割と厳選した『あらすじ』[編集]

地球と木連の戦いが終結してから5年の月日が流れた。地球では新たにボソンジャンプによる物流革命「ヒサゴプラン」が計画されていた。しかし、ヒサゴプランの要となるコロニーが次々襲われる事件が勃発。その陰には、黒い怪ロボットの姿があった。

幽霊ロボットの正体を暴くべく、連合宇宙軍はナデシコBを派遣。3年前の事故で「家族」だったテンカワアキト・ユリカ夫妻を亡くしたホシノ・ルリはその後を継ぎ、艦長となって捜査に向かう。だが、辿り着いたコロニー「アマテラス」で、突如としてクーデターが発生してしまう。実はヒサゴプランの裏では統合軍に巣食う反地球連合組織「火星の後継者」の陰謀が渦巻いていた。死んだはずのユリカは、火星の後継者に攫われ、極冠遺跡の生体コアにされていたのだ。そのユリカを助けるために暴れまわっていたのが、怪ロボット「ブラックサレナ」のパイロットとなったテンカワ・アキトであった。

アキトと思いもよらぬ再会を果たしたルリは、復讐鬼と化した彼の口から、既に五感を奪われ、料理人の道も閉ざされた事を聞かされる。軍は火星の後継者を打破するため、再びナデシコを発進させ、ユリカを奪還しようとする。かつての仲間たちや、火星の後継者に敵対する戦士たちに後押しされたアキトは激戦の末にユリカを無事に救出。ルリは火星の後継者の本部を制圧し、アキトとユリカは石破ラブラブゲキガンパンチで因縁の宿敵・北辰を撃破した。

1年後、また夏が来た。岡持ちを持ったアキトは、東京の片隅に居を構えるラーメン屋「天河軒」の扉を開ける。膨らんだ腹を撫でるユリカと、テーブルを磨くハリ、そして厨房に立つルリとラピスの姿を見て、アキトは微笑んだ。

「ただいま」

それを見てユリカはVサインをして「おかえり」と返すのだった…。

端的な『用語』の解説[編集]

ヒサゴプラン
統合軍により実施された「ボソンジャンプをどこでもドアみたいにホイホイ使えるようになれば物流がだいぶ楽になるんじゃねーの?」という計画。
勿論そんなうまい話があるわけがなく、実際は統合軍内部に忍び込んでいた火星の後継者による徹底的な人権無視・尊厳破壊極まりない非人道的テロ行為の隠れ蓑であった。
統合軍
と書いて無能と読む。宇宙軍以外の陸海空軍と木連が合同で結成した軍。3割くらいが火星の後継者に寝返った。
連合宇宙軍
TV版で散々ナデシコの足を引っ張ったためか、本作では割とまとも。
火星の後継者
TV版の木連の主導者・草壁春樹がしつこく結成したテロ組織。正義、正義とがなり立てていたら皆引いてしまったので、「俺たちは悪だ」と言ったら「かっこいい!」と中二病拗らせた統合軍のバカ共が賛同してくれたので、「」の魅力に魅入られてしまった情けない珍走団どもの集まり。「正義は暴走するが、悪は暴走しない」と言い張る世間知らずのお坊ちゃんたちにはちょうどいいクスリになったことだろう。

『登場人物』バカばっか[編集]

主要人物[編集]

ホシノ・ルリ(CV.南央美
本作の主人公を務めるスーパーコーディネイターお前らがあんまりにも「ルリルリ可愛い」「ルリちゃん萌え~」とか言ってたせいで、主人公になっちまった。おまけに入浴シーンでは銀幕でアーン♥♥まで晒している。スタッフはロリコンだな。
ユリカを失ったことで自暴自棄になりかけていたアキトを「それ、カッコつけてます」と喝破し、彼を立ち直らせた。アキトが絶望に囚われた「Prince of Darkness」なら、さしずめ彼女は希望の象徴である「Princess of Lightness」と言ったところか。血筋も姫だしね。
ユリカの後を継いでナデシコB、そしてCの艦長となり、幼いながらも卓越した電子戦闘力で火星の後継者を一網打尽にする。終盤での北辰との最終決戦ではかつてオモイカネにダイブした時と同じように妖精のアバターとなってブラックサレナの中に入り、アキトを鼓舞した。
1年後はアキトから託されたレシピを無事に返却したようで彼のラーメン屋で働いており、のれん分けももうすぐだという。
マキビ・ハリ(CV.日髙のり子
ナデシコB/Cの副艦長補佐。通称はりもぐハーリー。ルリと同じく英才教育を受けた男の子(可愛い)。宇宙でただ一人、ルリの貞操奪う権利を与えられた幸せ者。
最終決戦の際にはルリと共に妖精のアバターとなり、戦闘経験の浅いユリカを支えている。
タカスギ・サブロウタ(CV.三木眞一郎
ナデシコB/Cの副艦長。元は木連の熱血硬派くにおくんであったが、「そんなのミキシンっぽくない」ということでチャラ男にキャラチェンジした。凄腕の狙撃手であり、終盤ではリョーコの心も撃ち抜いた。
1年後はナデシコCの艦長となり、火星の復興に向かっている。この時に名前を「クルツ・ウェーバー」に改名した。
変わり果てた姿となったアキト(右)
テンカワ・アキト(CV.うえだゆうじ
TV版の主人公。シャトル事故に見せかけて火星の後継者に攫われ、改造実験を繰り返されたが、脳改造の寸前に脱出し、感情が高ぶると顔に模様が浮き出るのを隠す為に黒衣とバイザーを身に纏うようになった。改造手術により五感の大部分を喪失したため料理人の夢を断たれ、ルリには「食べたら賞金10万円」の激辛ラーメンを食わされた。
冷酷な復讐鬼になってしまった自分をユリカが見たら幻滅すると思い黒を纏っていたが、助け出されたユリカから「人間だろうと改造人間だろうとアキトはアキトに変わりないじゃない」と言われて改心し、を込めた石破ラブラブゲキガンパンチで北辰を打倒。驚愕する北辰に悪が滅びるのは不滅のお約束だと言い放った。この時点で、自ら「悪」に身をやつした復讐鬼テンカワ・アキトは滅んだのである。
その後トンズラここうとしたがすぐにルリにとっ捕まえられ、連合の病院でリハビリを受ける。1年後には既に感覚が戻っているようで、子供たちやユリカと共にラーメン屋で働いていた。
ミスマル・ユリカ(CV.桑島法子
CV.桑島の呪い発揮とばかりに冒頭で死んでしまうが、実は火星の後継者に攫われて環境型セクハラオブジェにされていた。
ルリにより無事救出され、北辰に押されていたアキトを救うべくかつてダイゴウジ・ガイが載っていたのと同じカラーリングのスーパーエステバリスに搭乗。アキトと共に北辰の夜天光に石破ラブラブゲキガンパンチを撃ち込んで撃破した。5年越しのケーキ入刀である。
1年後にはアキトの子を無事に懐胎した。

軍とかナデシコの皆さん[編集]

ラピス・ラズリ(CV.検閲により削除
アキトの目、アキトの耳、アキトの(以下略)を務める遺伝子改造を受けた少女。このセリフから判断してアキトと五感を共有している。そうに違いない。
ヴァン(CV.星野貴紀
アキトに協力する、火星一帯を根城にしている凄腕の賞金稼ぎ。愛機はジンタイプの改造機ダンオブサーズデイ。実は火星の後継者に攫われた元A級ジャンパーの一人で、木連流剣術の使い手。アキト同様に味覚がマヒしており、調味料を大量に掛けないと気が済まない。ユリカの声が気に入らないらしい。
過去に妻を火星の後継者に殺されており、その時以来ずっとタキシードを着たままだった。そのため、アキトがユリカの元から逃げ出そうとした際には「そいつは、お前のタキシードだろ? 花嫁を迎えに行くための」と笑顔で背中を押した。エンディングでは味覚障害も治ったようで、調味料のかかっていない天河軒のラーメンを啜っている。
ジラード・スプリガン(CV.柚木涼香
元は連合軍の女性兵士。過去にボソンジャンプ実験の失敗で夫を失ったことから連合とネルガルに憎悪を募らせ木連に所属していたが、TV版でアキトに説得され、和解に応じた矢先に木連の騙し討ちを受けて死んだ…と思われていた。
しかし終盤で夜天光の攻撃を喰らいそうになったブラックサレナを愛機ティエルヴァで突き飛ばして救助、「お前にはまだ配偶者がいる! 生き残れ!」と鼓舞した。その後、北辰が撃破されてからは「終わったよ…あなた…」と空を見上げていた。
スバル・リョーコ(CV.横山智佐
連合宇宙軍から統合軍に左遷されていた。アキトが死んだショックで髪型をワ○ア○コ風にしていた。ハリの生き別れの姉ではない。
1年後はサブロウタと共にナデシコCに登場し、名前を「メリッサ・マオ」に改名した。
アマノ・ヒカル(CV.菊池志保
すっかり全集中・笑の呼吸を操る人気漫画家に。火星の後継者が東京ビッグサイトを攻撃したことで締め切りから逃れられた
マキ・イズミ(CV.長沢美樹
大してTV版と変わらないので略。ブランク・長いです。
イネス・フレサンジュ(CV.松井菜桜子
死んだと思ったら生きていた。この人はあんまりキャラデザ変更の余波を受けてない。
メグミハラ・レイナ(CV.高野直子
元アキトの彼女。コンサートで火星の後継者の陽動を行った。つまり歌で銀河を救ったのである。ちなみにカラオケ映像で「Dearest」を選ぶとよりにもよってこのシーンで終わる。
月臣元一郎(CV.帝王
草壁を討ち果たしたアキトとユリカの姿を見て「奴らはゲキ・ガンガーを超えたぞ…なあ…九十九…」と憑き物が落ちたような顔で呟いた。
他にも
いっぱいいたけど省略。長くなるし。

火星の後継者[編集]

草壁春樹(CV.安井邦彦
元木連の指導者。失脚したのちに懲りずに反逆を企てる。正義、正義と言い過ぎたせいで「プッ、今時正義とかw」「偽善者乙」と笑われたため、開き直って「悪」を標榜してカリスマっぽさを出したら、本当にカリスマに祀り上げられてしまい、意図せぬうちに連合の末期的腐敗を露呈する結果となった。タナボタ。
北辰(CV.山ちゃん
木連の汚れ仕事を担っていた暗殺者。その正体は最後のメガノイドであった。木連では『ゲキ・ガンガー3』が教典とされていたが、どうやら彼はキョアック星人の方が好きで仕方がなかったようである。
絵にかいたようなサディストかつ煽り、嘲り、尊厳破壊が三度の飯より大好きなクソコテ野郎で、内心アキトが突っかかってくるのが楽しかったに違いない。
当初こそアキト相手に舐めプで苦しめるも、ユリカが加勢に加わったことで形勢が逆転し、最後はナデシコクルー全員の声援を受け、金色に輝くハイパーエステバリスとなった2人の石破ラブラブゲキガンパンチを受け「見事だ…」と言い残して散っていった。
北辰六人衆
名前からして投げやりな、いかにもモテなさそうなブ男軍団。あっさりエステバリスチームやヴァンにボコられて背景で爆散した。
ヤマサキ(CV.若本規夫
説明おじさん。

新登場した『メカニック』[編集]

地球側[編集]

ナデシコB
当初ルリちゃんたちが搭乗するフネ。武装はグラビティブラストに加え、ミサイルランチャーなどがある。
ナデシコC
最後のナデシコ。説明おばさんの力で敵の真上にボソンジャンプして、即ルリルリがハッキングして制圧するという、ロボットアニメの存在意義を問いたくなるほどの最強チート電子戦力を有する。要するに超でかくて強いドラグナーD-3
ユーチャリス
ブラックサレナの母艦。200mを超える巨体だが2人しか載っておらず、その2人も子供と視覚障碍者ゆえ全然管理が行き届いていないようで、内部に虫がいっぱい湧いている。おそらく掃除もろくにしていないと思われる。
ブラックサレナ
黒っぽくなったアキト専用機。名前の由来は黒百合 (花言葉は「呪い」「恋」) から。中身はピンクのエステバリスだった。
相転移エンジンが積んであるとか、そんなことはない。武装はハンドカノンと胸部バルカン、アンカーテールがあるが、おもに体当たりという漢の機体。復讐に燃えるアキトが北辰たちに返り討ちに遭いまくった結果、ゴタゴタの装甲まみれになり原型が見えなくなった。
最後はハイパーモードで放った石破ラブラブゲキガンパンチの反動で装甲が吹き飛び、元のエステバリスとなる。その眼にはオイルの涙が浮かんだが、それは主が比翼連理の伴侶を取り戻したことへの涙だったのだろう。
量産型エステバリス
伊達。脱出装置だけは優秀。
エステバリスⅡ
TV版で勇気一つを共にして爆散を遂げたエステバエックスの鉄の勇気を受け継いだ量産機。
エステバリスカスタム
エステバリスⅡの隊長機。作中では三人娘が使用した。
スーパーエステバリス
感情の増幅によるスーパーモードを搭載したエステバリスシリーズの最高傑作。終盤で救出されたユリカが使用し、アキトへの愛をこめてスーパーモードを超えたハイパーモードを発動させ、悪魔に引導を渡した。最後はボロボロになったアキトのエステバリスをお姫様抱っこしてナデシコに帰還し、万感の祝福を受けた。
アルストロメリア
ブラックサレナの兄弟機。かっこいいズゴック

火星の後継者[編集]

夜天光
「やてんこう」と読む。引田とは関係ない。火星の後継者の上級指揮官が搭乗する機体。
劇中では北辰が搭乗していたことで有名。機体色は搭乗者が「まるで血の色だな…」と語るように真っ赤。彼の学生時代の恋人は、彼が爆破したターミナルコロニーアマテラスで働いていたということも内緒だ。
六連
ろくれんではなくむづら。北辰六人衆が搭乗する機動力に特化した機体。脚なんて飾りです
積尸気
火星のやられメカ。
マジン
TV版から続投した時代遅れの骨董品。総出演時間1秒。

『最後に』ひとこと言わせて[編集]

なお、本項目を読んで物見遊山で劇場版を見たとして、読者の方に如何様な肉体的・身体的影響が出たとしても、当方は一切責任を取らないのであしからず。

読み終えたら『関連項目』もよろしくね[編集]

この項目「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」は、嘘です。よく近所の物知りおじさんが教えてくれた豆知識も大抵は嘘です。アンサイクロペディアを真に受けてはいけないのです。大事なのは、ジョークを笑い飛ばす心の広さです。