沈黙 -サイレンス-

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沈黙 -サイレンス-(ちんもく さいれんす)とは2016年12月23日に公開されたアメリカ映画である。日本公開は2017年の翌1月20日。監督はマーティン・スコセッシ。原作は狐狸庵(こりあん)先生こと遠藤周作による小説沈黙」。主演のセバスチャン・ロドリゴ神父はアンドリュー・ガーフィールドが務めている。

概要[編集]

この映画は近代日本文学において屈指のキリスト教文学とされる沈黙を、イタリア人の監督がアメリカ人の脚本および制作会社を通して台湾でロケ製作し、イギリス人が主演するというまさに無国籍に近い体制で撮影されている。特に、日本人側のキャスティングにその傾向が強く出ており、多くの日系人俳優や海外在住の俳優が起用された結果、

舞台である長崎県五島列島で流暢な英語が楽しめる。なお、ここでもし、長崎県どころか日本でも屈指の難度を誇る五島列島方言で映画を撮影したら、全編呪文か何かだとしか言えない状況になるため、まったくもって正しい判断である。もちろん、違和感については聞くな。

なお、この作品はとある理由でコリアン先生の作品の映画化であるにも関わらず、日本映画で確固たる地位を築いている韓国人(コリアン)が表に出てこない状況になっている。その結果、2017年1月に強烈に冷え込んだ日韓関係の余波をギリギリで回避しており、この点については大変に幸運な作品といえる。

笑って話せる時代背景[編集]

この物語の書かれた1960年代という時代および舞台となった江戸時代初期の長崎の歴史、さらには、この映画が撮影された2010年代の歴史について事前に知っておくと、この物語の複雑さはより鮮明となる。

まず、簡単な話として1945年8月9日に、長崎における原爆投下が、隠れキリシタンたちの子孫が建てた浦上天主堂の真上でドカン。

あわせて、江戸時代末期に日本が鎖国を解いた際、海外からの宣教師たちが日本を訪れ200年もの間、細々と信仰を守り続けたキリスト教徒たちと出会い、欧米に大きな衝撃を与える。と同時に、本来のカトリックの教義と大きくかけ離れて土着化したその信仰体系にさらに驚くこととなり、あわてて本来の信仰体系へ戻そうとするものの、信者の約半数がカトリックへの回帰を拒否するという珍事が発生。いかんせん、事情が事情であるため、安易に異端認定して殲滅という話も出来ないままさらに100年以上時が過ぎ、結局、隠れキリシタンの存在がローマ法王庁に認められたのが2014年

ついでに、日本および世界の話でいうと、大航海時代におけるいわゆる植民地化の尖兵としてのカトリックおよびイエズス会の話の数々や欧米との貿易の中で切っては切れない奴隷交易の話。てゆうか、なぜ長崎および五島列島でキリスト教が盛んに信仰されたかというと、天然の良港が多くあり中国という巨大な消費地に近い上、フィリピンやインドシナなどの航路が整備されまくった中で、肝心の日本の遠洋航海術が未発達だった状況では、そらあどこの国でも拠点を置きたくなるカトリックを広めたくなる、ついでに戦乱で捕虜にされた農民を商品として扱いたくなるのも仕方がない。

そらあ、元農民がキリスト教を禁教するのも仕方がない。もちろん、長崎や佐賀の大名が率先して住民をカトリックにしまくった中での禁教である。そのため、大変に政治的に統治が難しい土地となり、さらに、そんなめんどくさい土地に豊臣家を倒して天下を統一した徳川家が有能な人材を送るはずもなく、結果、元豊臣恩顧の大名が送られることとなり、さらに住民感情も悪化。内乱の規模では日本屈指の島原の乱が勃発することになる。

あわせて、ろくな港も商品もない奄美諸島や琉球王国にはまったくキリスト教が広まらなかった。薩摩藩による圧政で黒糖地獄と呼ばれるような悲惨な状況が100年以上に続くことになったにも関わらず。ま、よくある話である。問題は、この時代にもこの映画にもこの原作者にも2017年現在にも、笑って話せない裏がたくさんあり、誰もがあえて言葉にしないという部分である。

ストーリー[編集]

なぜ神は我々にこんなにも苦しい試練を与えながら、沈黙したままなのか?

17世紀の日本。イエズス会の宣教師であるロドリゴ神父とガルペ神父の元に、彼らの師でありキリスト教が禁止されていた日本においてひそかに宣教を続けてきたフェレイラ神父が官吏に捕縛され拷問の果てに棄教したとの知らせが届く。その真相を知るために日本へ赴くことを決意した2人は、ポルトガル領であったマカオで、キリスト教を信じる日本人漁師であるキチジローに出会い、彼の手引きでトモギ村に密航する。そこで出会ったのは、幕府によって弾圧されながらも信仰を捨てない住民と、司祭のいない村で唯一、洗礼ができる存在であり、彼らがじいさまと呼んで尊敬する村長のイチゾウだった。

命をかけて日本に密航した2人の宣教師たちは早速、師であるフェレイラ神父の足跡を調査すると同時に、秘密裏に日本での布教を開始。その際に、キチジローの故郷である五島列島にも招かれて多くの住民に神の言葉を伝え続ける。幸い、初期の活動に関しては順調に進み、フェレイラ神父の日本での足取りを知ることが出来たものの、彼らの活動範囲が広くなるにつれて幕吏もまた動き出すこととなり、ついには長崎奉行自らが兵を率いて外国人宣教師を捕らえるためにトモギ村を訪れることとなる。必死に彼らの存在と、自分たちがキリシタンであることを隠そうとする村人やイチゾウであったけれど、奉行はそんな彼らの中で中心人物である4人を人質にとり、過酷な拷問の中でキリシタンであることを白状し、さらにはキリシタンであるならば棄教するように迫り、そして外国人宣教師について口をわれと脅すのだけれど、当初はイチゾウもキチジローも自らは仏教徒であると否定し続ける。しかし、通常のキリシタンあぶり出しで行う絵踏みのほか、キリストの絵に対してツバを吐きかけるよう仕向けたことでついに、キチジローが棄教。キリスト教を否定し宣教師たちの隠れ家を白状することとなり、最後まで信仰を捨てなかった残りの3人は死罪となる。

そして、ロドリゴ神父とガルペ神父たちにも刻々と悲劇が迫る。

もう一つのストーリー[編集]

なんでこんなにも苦労して創り上げた映画だというのに製作陣はその試練について沈黙したままなのか?」

2015年の日本。前年にローマ法王フランシスコ1世が日本の隠れキリシタンの苦難の歴史に言及し、なおかつ韓国に訪問したことを踏まえると、大変に日本に対して批判的精神が強い日本映画界がそれに便乗することは誰でも想像できる話である。そして、なぜだか、そんな状況の中で着々と製作が進められていたのが、巨匠マーティン・スコセッシ監督が長年にわたって撮影を願っていた沈黙である。この作品はかねてよりキリスト教の世界では問題作として知られており、欧米の知識人の中でもその存在は有名だった。

そのため、ハリウッドを巻き込む形で世界的な名作でかつ日本人は過去にこんなにもむごいことを行ったという話にもって行きやすい狐狸庵先生の沈黙の製作は2013年から製作が開始されており、この時点では日本映画界の多くの評論家が待望するような内容で、なおかつ作品の重さと深さによって日本人の映画ファンもさほど興味を持ちにくい、そんな状況であった。

なお、この時点で、原作者である遠藤氏のしかけた深謀遠慮というか、ごく当たり前の話に関係者が気づいていなかったことが、後の悲劇、もしくは喜劇へとつながる。むしろ、そっちのほうがメインになる。

しかし、そんな様々な意図の絡み合った撮影は、出だしの一歩でつまずくこととなる。たぶん、神罰。無論、なぜだかもクソもなく、ただでさえキリスト教の世界においてはショッキングである棄教をテーマにした作品であり、内容も数々の拷問と理不尽かつ悲劇的な展開に終始するのだから、そう思われても仕方ない。さらに、その罰の内容も苛烈気味で、2015年3月21日、沈黙の台湾ロケの直前に在日韓国人の俳優である隆大介氏が日本からの飛行機において泥酔、現地の空港職員に暴行しヒザの骨を折る重傷を負わせ、その様子をテレビカメラで撮影され、一気に日本の恥だとして拡散。しかも緊急逮捕された際に、実は日本人ではなく在日韓国人であることが知れ渡ることとなり、即座に国際的な問題化。その結果、この映画までもが存亡の危機に立たされることとなる。

この事件の影響を受け、まず当たり前の話として大幅な撮影スケジュールの遅延が発生。さらに、隆氏については、出自が日本中に明らかになった上でアメリカそれもハリウッド映画を存亡の危機に陥れたことで、完璧な形で俳優として終了。そして、彼の所属するプロダクションおよび日本映画界に巨額の違約金が課せられることとなる。彼がどれぐらいのレベルの不祥事をやらかしたかというと、とりあえず隆氏が所属していた東映マネージメントでは即座にタレント契約を解除。プロフィールをHPからもウィキペディアからも消滅させるとともに、過去に所属していた俳優の一覧からもそんな人間はいなかったとしっかりと痕跡を消すレベルである。

その上で、この事件をきっかけに更なる動きが日本側に出てくる。何よりもハリウッドのアカデミー賞受賞監督がわざわざ日本人原作の小説を映画化するに当たり、なぜ原作の舞台である長崎の五島列島ではなく台湾でロケをするという話になったのか、普通であれば観光業界がもろ手を挙げてロケ地を斡旋するはずなのに、という当たり前の疑問が表ざたになる。

まあ、資金面以上に長崎で撮影できない何かがあったのだろう、きっと。

さらに、本来であれば出演者についても事前に大々的に報道され、彼らの一挙手一投足に光を当ててしかるべき話であるにも関わらず、ほぼ日本人が知らないままに在日朝鮮人である隆氏が起用され、台湾の空港で不祥事を犯し、衆目が集まることとなり、

そして、迅速に動き出すアホな火消し。繰り返すけれども、ドアホな火消し。普通は火消しがガソリンをぶちまけることはしない。その詳細は隆大介氏のウィキペディアの記事のノートに任せるとして、この時点で、大変にすばらしい日本映画界を牛耳る勢力の意図が丸分かりになり、どーせまた日本人がうんぬん、異文化についてうんぬんとワンパターンなワイドショーの芸能ニュースの戯言まで先が読めることとなる。

しかし、この作品はその存在が公になる前にその意図がばれた結果、いろいろと楽しい話を仕込めることが可能になる。心をこめて、映画の公開に向けて底意地の悪い連中が幾多の地雷を仕込み始める。まず、当然のごとくに逮捕された隆氏に関する台湾の一連の報道を日本語訳してネット上に拡散。その上で、ハリウッドが遠藤氏の沈黙を映画化するという知識を日本中に根付かせ、逃げ道を塞いだ後に、

中国のチベット問題を心行くまで準備するのだから恐ろしい。つまるところ、2010年代にハリウッドの大スポンサーとして大量のマネーをばら撒いた中国資本が一番嫌がるカウンターを日本側が用意。それも、江戸幕府が隠れキリシタンに行ったのとは規模も内容も段違いのろくでもない話が、着々と蓄積されていく。共産党主導により、普通にチベット人に対する拷問や断種まで行われ、民族ごと粛清するような悲劇の情報が、映画の公開に向けていろいろと整備されていく。

軍隊による強制的な土地の収容や僧侶に対する無理やりな還俗、さらにそれに抗議する僧侶の焼身自殺などの話を、心行くまで取り揃えた結果、この作品は大変に日本において宣伝面で難航することとなる。早い話が、一番先に日本のスポンサーが逃げる。宣伝会社についてはいわずもがな。さらに、この問題は根深い部分にまで影響を及ぼしており、台湾ロケの直前の2015年1月にハリウッドの日本人俳優として最も有名な渡辺謙氏が降板。その上で渡辺氏の代役の可能性の高かった隆氏が国辱レベルやらかしを行い、さらにスケジュールが混乱。最終的に浅野忠信氏が代役に納まるものの、ここまで積み重なってしまうと、アメリカと日本を中心にこの作品は信仰と人間に関する命題についてを問う、静謐かつ深い宣伝に終始せざるをえなくなる。極力、人間とは何か、信仰とは何かを考えさせる純粋な内容が押し出されることになる。

結果、いらぬオマケとクソみたいな評論のつかない素晴らしい映画となる。事実、アメリカでは沈黙は一定の評価を受けており、アカデミー賞の撮影賞にまでノミネート。日本人が多く関わった映画としては破格である。しかし、まったくメディアは動かないし動けない。

これについてはさらにもう1つ、業の深い理由が存在する。というのも、2016年に映画が完成した直後、アメリカどころか世界の趨勢が変わる大事件、ドナルド・トランプの大統領当選が勃発。異文化を受け入れ続けることの臨界点があらわになってしまう。

そんな状況だからこそ、アメリカの少なからぬ映画館で公開された沈黙はそこそこ評判になるのだけれど、そのまま日本でもと行かないのが世の中である。実際、日本公開直前の2016年の12月に、今度は従軍慰安婦問題に端を発する日韓関係が盛大に爆発。なおさら、この物語の内容が重く感じる時勢となる。なんせ、そもそもが密航してきた宣教師の物語の上、密航してきた在日韓国人の子供が大問題を起こした作品である。そして、本土に密航してくる移民問題の解決をアピールすることで大統領になった人間の国が製作したのだから、そういう意味でも、世界中に密航者を出しまくるスポンサーサイドの人間が麻痺するのも当然である。そのため、肝心要の日本や東アジアでは、この作品は内容はともかく、いろいろな問題に火がつく導火線だらけになっている。

ついでに、チベットの問題がいずれ中国で爆発する際に、大変に参考になる映画となっている。

沈黙[編集]

このように、沈黙 - サイレンス -は作品の周辺の動きと内容が絡み合うことを含めて大変に興味深い作品となっている。無論、スコセッシ監督を含めた関係者はその胸のうちを語ることはない。製作に関する苦労についてインタビューアーも尋ねることはない。

とりあえず、コリアン先生が問うたなんで彼らは沈黙するのだろうか。という問いには、いろいろと言葉にならない答えがある。

公開当初に起きた問題[編集]

タイトルの「沈黙」から多くの映画ファン(とりわけ港湾労働者組合員)がスティーブン・セガール最新作だと勘違いする事態が発生した。

関連項目[編集]