狐の嫁入り

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狐の嫁入り(きつね-よめい-)とは、社会における婚礼行事である。

概要[編集]

日取りは新月の夜か十五夜の明けた翌日の昼間を選ぶことが多く、花婿が花嫁を迎えに行くところから儀式が始まる。一族郎党を引き従えた行列がゆく先々に灯り[1]をともし、魑魅魍魎に婚礼があることを知らせ、披露宴に招待するのがならわしとなっている。行列が花嫁の家に到着したら、花嫁本人の順に挨拶を済ませ、結納を取り交わす。そして花嫁の一族郎党と合流した行列が稲荷神社へ到着[2]すると、そこで盛大な婚礼の儀が催され、行列について来た魑魅魍魎から野次馬まで残らず酒とご馳走が振舞われ、みんなで新たな夫婦誕生を祝うのであった。

神隠し[編集]

狐の嫁は狐に限らず、狐の婿が魅入った者であれば、たとえ人間[3]であっても嫁にされる。稲荷神社の境内にふらりと立ち寄ったあの人やこの人が忽然と姿を消した……もしかしたらそれは北朝鮮による拉致ではなく、狐に魅入られてしまったのかも知れない。

対策としては、狐が嫌うを連れて歩くのが有効である。犬は古来より、狐などの物怪(もののけ、あやかし)の妖術を見破り、人間を守る使命を誇りとして生きてきたため、散歩に連れて行けば喜んで守ってくれる筈である。

天気雨[編集]

大抵は夜間に催されることの多い狐の嫁入りであるが、稀に昼間に行なわれることもあり、その場合は「衣装に身を包んだ花嫁が暑くないように」「せっかくの花嫁衣裳が土ぼこりで汚れないように」「陽の気で雑立ってしまった[4]大地を少しでも鎮め、清めるために」と晴天[5]にもかかわらず雨を降らせるのである。

見学[編集]

基本的に人間が狐の嫁入りを見ることは少なく、また見た者は見物料として寿命を半分[6]ほど支払わされるので、わざわざ見ることもないのであるが、それでもどうしても見たいという物好きは旧暦10月10日の夕方、マメガキの下で頭に擂り鉢をかぶり、腰(ベルト)に擂り粉木を差した格好で夜まで突っ立っていると、嫁入り行列がやって来ても全力で見逃してくれるのか呆れているのか、あるいは本当に見えていないのかは定かではないが、寿命を奪われることなく狐の嫁入りを見学することが出来る。が、どう考えてもそこまでして見るほどのものではない。

脚注[編集]

  1. ^ これがいわゆる鬼火であり、に点けることが多い。
  2. ^ 稲荷神社は狐社会の聖地であり、婚礼もまたその境内で行なわれる。
  3. ^ 後から妖術でどうとでも出来るため、性別は問わないらしい。
  4. ^ 陰の気は大地を鎮め、清めると言われている。
  5. ^ 同じ昼間であれば、のない方が気の濁りは少ない。
  6. ^ 全体の半分であり、残り半分を過ぎた人はその場でポックリである。

関連項目[編集]

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