独身貴族

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独身貴族(どくしんきぞく)とは、結婚適齢期を過ぎて尚独り身でい続ける貴族の事である。また、それに憧れる平民も含まれる事がある。

「独身貴族には重税を課すべきだ。ある男は他の男より幸せだというのは不公平である。」
独身貴族 について、オスカー・ワイルド

貴族にとっての「結婚」の意味[編集]

貴族とは基本的に血縁に因って受け継がれていく階級である(ただし、一部「国家に対して非常に大きな働きをした」「王侯貴族に大金を貢いだ」「爵位を与えたいほど美味しかった」などの理由で後天的に貴族になることがある)。
その為長男長女、所謂跡継ぎは早期に婚姻を成立させ「時代の跡継ぎ」作成を行わなければならない。個人的な理由でこれを拒み、貴族としての義務を果たさないままのんべんだらりと過す事は決して賞賛されることではない。
しかし貴族の跡継ぎは当代に匹敵する権限を持つため、回りもあまり強く出れず「○○家のご息女は来月ご結婚なさるそうだ」「孫の顔を一目見るまでは、お父上も病に倒れているわけにはいかないでしょうな」などとプレッシャーをかけるばかりしか出来ない。

何故結婚しないのか[編集]

  • 相手が見つからない
これは一番多く語られ、平民の間でも語られる理由である。
ただし、平民のそれは「荒れ果てた川原端から触っても平気そうな石を探し出す行為」であり、貴族の場合は「館に宝石商を呼びつけ、どの指にどの石が似合うか楽しく悩む行為」である。
相手に望む事はそれこそ千差万別であり、相手にも選択権があるためこれが非常に難しい。
不老不死の肉体を持つ永遠の独身貴族サンジェルマン伯爵も、友人と結婚の話題になった際
「君は長生きしているんだから、いい相手くらいいなかったのかい」
「いないわけではないんだがね、皆大きな問題があるんだ。何しろ彼女らときたら、百年もしない内に死んでしまうんだ」
…と、こんな会話をしたと伝えられている。
  • 相手はいるが家柄が釣り合わない
基本的に階級が下のものは上の家への婚姻に憧れるが、その逆は激しく嫌がられるため「身分違いの結婚」となると回りが物凄くうるさい。
結婚は家と家の結びつきであるため、周囲が反発すればもうどうしようもない。
この場合新たな婚約者が用意されることが多いが、それを感情的に断ると独身貴族歴が更に伸びることになる。
  • 理由はないが、親に逆らいたい
これもまた若い貴族には多い理由であり、家柄を重視する貴族的価値観そのものへの反発である。
しかし貴族として生まれた以上はそれを受け入れるべきであり、この理由は年を経ることで自然に解決することがほとんどである。

不本意な独身貴族[編集]

上記はあくまで長男長女の場合である。
次男次女以降は強制的に「政略結婚の道具」か「不本意な独身貴族」どちらかになってしまう宿命であり、結婚をせかされない代わりに存在自体が軽くなってしまう。
特に次男以降の男子は悲惨であり、館で引き篭もるか自殺するか程度の選択肢しかない。よほど文化的才能があれば、文人として扱って貰えるが。
兄姉に何かあった時のために幼少期は大事に育てられるが、兄姉が結婚して子供を作成してしまうともう完全に用済みになる。江戸時代の日本ではそういう男性を「何もせず兄や甥っ子の稼ぎだけで毎日恥知らずに生きている産業廃棄物」として「厄介叔父」と呼んだ。
彼ら彼女らは一族の底辺として蔑まれ、代々の墓地にさえ入れてもらえず死んだ後も彷徨うのである。
道具として政略結婚したほうがまだ幸福ではあるが、貴族の自尊心がそれすら拒むことも多い。人は皆不合理である。

近年の独身貴族観[編集]

近代においては「収入をすべて自分のために使い、好き勝手に生きられる」というひどい誤解が横行している。
独身貴族は望んでなるならまだしも、「気づいたらなってしまった」という場合は不幸以外何もないのである。
結婚を努力義務と位置づけ、積極的にゴールインを目指すべきであろう。

関連項目[編集]