田町駅 (東京都)
田町駅(たまちえき)は、JR東日本管轄の、山手線及び京浜東北線の利用駅である。
概要[編集]
田町の田は、塩田を意味する。駅のホームの屋根では東京湾の海水を天日干しして上質な塩を精製しており、改札近くにその塩専用の売店「シオスク」がある。これもし尺の重要な副収入である。また、かつて江戸前と呼ばれた土地らしく、ホームは新鮮な魚介類の売り子が大声で客寄せをしている。通勤客も、ついつい弁当のおかずに夕食にと買い求め、田町から出る電車内はいつも生臭い匂いがする。
利用路線[編集]
- 京浜東北線と山手線の電車が同じ島式ホームに並行して停車する。同様な駅は山手線の東側に多数あるが、田町駅はなかでも最南端に位置しているため乗り換え駅として推奨されている。しかし結論から言えば田町から田端までどの駅で乗り換えるのも個人の自由である。ちなみに昼間は快速運転で飛ばす京浜東北線も田町には停車する。田町自体は快速が停車するほど格のある駅でないのだが、あくまで乗り換えのためである。
- 総武・横須賀線が田町駅から東に100mほどの地中を走っているが、見ることも乗ることもできない。
田々グランプリ[編集]
山手線と京浜東北線が同じホームに停車するため運転士には自然とライバル意識が芽生え、どちらが速く田町から田端へ、田端から田町へ到達できるかが連日競われている(田々GP)。ただし、あまり急ぎすぎると運行指令からピットストップペナルティを課され正規のダイヤに矯正される。このレースの行方を左右する重要な要素が乗客の流れである。先述のように両線は自由に乗り換えできるため、どちらかが少しでも先行すればせっかちな都会人はそちらに鞍替えしがちで、そうした人が殺到すると意外に発車に時間を食って、その間にもう一方が抜き去ったりする。こうした複雑な要因を含みながら一進一退の攻防が繰り広げられるのである。
田町車両センター[編集]
田町駅~品川駅間の車窓は、東海道線車両を中心とした優等列車の宝庫として鉄ヲタはよだれを流して見入っていたものだったが、高輪ゲートウェイ駅設置のあおりで廃止になってしまった。さみしいね。
関連項目[編集]
区部: | 千代田区: 秋葉原駅 - 大手町駅 - 神田駅 - 桜田門駅 - 新御茶ノ水駅 - 東京駅 - 永田町駅 - 有楽町駅
港区: 赤坂見附駅 - 品川駅 - 新橋駅 - 高輪ゲートウェイ駅 - 田町駅 - 浜松町駅 新宿区: 新大久保駅 - 新宿駅 - 新宿三丁目駅 - 高田馬場駅 - 西早稲田駅 - 東新宿駅 文京区: 新大塚駅 台東区: 浅草駅 - 上野駅 - 鶯谷駅 - 御徒町駅 - 京成上野駅 - 新御徒町駅 墨田区: 錦糸町駅 品川区: 大井町駅 - 大崎駅 - 五反田駅 - 西大井駅 - 目黒駅 大田区: 蒲田駅 - 羽田空港国際線ターミナル駅 世田谷区: 桜新町駅 - 下北沢駅 - 二子玉川駅 - 明大前駅 - 芦花公園駅 渋谷区: 恵比寿駅 - 笹塚駅 - 渋谷駅 - 原宿駅 - 南新宿駅 - 代々木駅 - 代々木上原駅 中野区: 中野駅 杉並区: 杉並三駅 |
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多摩 : | 八王子市: 北八王子駅 - 京王八王子駅 - 高尾駅 - 西八王子駅 - 八王子駅 - 八王子みなみ野駅 - 南大沢駅 - めじろ台駅
立川市: 砂川七番駅 - 立川北駅 - 立川南駅 青梅市: 青梅駅 昭島市: 拝島駅 調布市: つつじヶ丘駅 小金井市: 武蔵小金井駅 国分寺市: 国分寺駅 奥多摩町: 古里駅 |
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この「田町駅 (東京都)」に停車中の電車は、現在運転手がいないため発車できません。運転して下さる乗務員を求めています。 (Portal:スタブ) |