石油
石油(せきゆ)とは、何十年掘っても枯渇しない永久資源の一種である。
概要[編集]
石油は現代人が生活していく上で必須のエネルギー資源であり、その量は無尽蔵といわれている。なぜ無限の資源といわれているかというと、石油を構成する元素が、どこでも手に入れられることができ、大量生産の方法が確立されているからである。
サウジアラビアなどの中東諸国が石油を売ってお金持ちになっている理由は、中東が石油を生産する上で必要な条件を最初に発見し、OPECという石油資源を量産できる国同士で作った勝ち組集団が石油の生産方法の特許を取っているためである。
そのため、中東諸国は先進国から大金を取れるのである。そのため、よく「石油王になるために中東へいく」とか頓珍漢な事を言っているバカがいるが、中東に行ったからって石油王になれるわけがない。そのことにも気がつかない人物が日本にいるのは嘆かわしいことである。
生産方法[編集]
ここでは石油の生産方法を述べる。
- まず、動物の死骸を地中深くに埋める。
- その後、強い圧力をかけつつ放置する。
これだけである。以上の手間をかければ石油の元となる原油を獲得することができる。なぜ中東が石油の産地になったかというと、砂漠の砂は掘りやすく、より深い土壌に死骸を埋めることが出来たからである。
また、圧力が低くても年数を掛ければ原油をとることができるのだが、ある調査によるとその年数は数億年と試算されている。後にいうオイルショック・石油有限説が出てきた根本はこの試算である。
現在[編集]
永久資源で知られる石油であるが、生産方法でも述べたとおり、枯渇すると叫ばれていた時期がある。それは大量生産の技術が確立されておらず、もし生産が出来なければ石油で成り立っている現代社会は崩壊するからである。しかも石油万能説が1970年代には浸透しており、紙まで石油で作れると思っていた人が多かったことから、トイレットペーパーを奪い合うという凄惨な光景をあちこちで目にすることになった。ちなみに、石油で紙は作れない。今では大量生産の方法が確立され、安定したエネルギー供給が出来るようになったが、石油生産特許を持った国と持っていない国とで大きな格差が出来、イラク戦争を筆頭に石油がらみの戦争は後を絶えない。
そのため持たざる国である日本は石油をいかに節約するかといった技術が発達し、エネルギー節約大国となったのだ。エネルギー大国より響きが悪いのは持たざる国のしょぼさだろう。