第40回ジャパンカップ

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ジャパン・オータムインターナショナル ロンジン賞 第40回ジャパンカップは、2020年11月29日に東京競馬場で行われた競馬のGIレース。2018年に牝馬三冠を達成したアーモンドアイ(牝5歳)、2020年にともに無敗で三冠を達成したコントレイル(牡3)、デアリングタクト(牝3)が直接対決、かつアーモンドアイはこれがラストランとなることから「世界初の三冠馬3頭の直接対決」にして「最初で最後の三冠馬3頭の直接対決」となり、空前の注目を集めた。

レース前の状況[編集]

(ジャパンカップ<以下JC>出走馬には太字)

新型コロナウイルスの影響[編集]

2020年は世界で新型コロナウイルスが猛威を振るい、当時の副総理の「5月には収束する」という大予言もむなしく、11月に入っても国内的にも、世界的にも収束の兆しは見えなかった。この影響は競馬界にも波及し、例年であれば日本の有力馬も、3月のドバイや4月のオーストラリア香港、10月のヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、12月の香港などのG1レースに参戦するのだが、3月のドバイは開催直前に中止が決定。それ以降、2019年から欧州に長期滞在していたディアドラを除けば、4月の豪州G1に逃亡参戦した挙句に敗れたダノンプレミアム以外一頭も海外レースに出走できなかった。

こうしたことから、有力馬が国内に専念せざるを得なくなり、結果6月末のGI・宝塚記念はフルゲートの18頭で行われた。例年、梅雨で馬場が荒れ、が近づいて馬の体調管理も難しくなる状況から続々と有力馬が回避し、「ファン投票で出走馬を選ぶ」という趣旨がもはやただの概念に過ぎないという、日本の国政選挙と大差がない状況の宝塚記念がフルゲートというのは異例なこと。60回の歴史の中で2007年以来2度目の大珍事だった。

季節は秋になっても状況はさほど変わらず、馬の移動はできても、騎手の移動は2週間の隔離が必要となることから影響が大きく、12月の香港レースに参戦した馬は6頭中1頭を除きすべてJRAに属さない外国人騎手が手綱を取った。騎手の乗り替わりには当然悪影響もあり、例年であれば4つのG1に日本勢10頭前後が押し掛ける香港に6頭しか出走しなかったというところに表れている。

【オールカマー】カレンブーケドール、また2着[編集]

9月27日の中山芝2200m・オールカマー(GII)から始動したのはカレンブーケドール(牝4)。3月にドバイのGIへ向かったが、到着してからレースの中止が決定しとんぼ返りを余儀なくされ、そこから体調が整わずに春を全休。この舞台からJCに向かう予定を立てた。

このカレンブーケドール、とにかく勝ちきれない。単勝94.1倍の12番人気と人気薄だった前年のオークス(GI)でクビ差2着に敗れると、2番人気に推された秋華賞(GI)もこれまた2着。その後、あえて牝馬同士の戦いではなく牡馬相手のJCに参戦し、雨の中3/4馬身差の2着と善戦。年明け初戦の京都記念(GII)では豪雨の中、秋華賞で敗れたクロノジェネシスに再び土を付けられ2着と4戦連続2着。通算成績が10戦で1着1回、2着5回という相当なシルバーコレクターであった。

そして迎えたオールカマー。1番人気の中山巧者・ミッキースワロー(牡6)が最後の直線で伸びきれない一方、4コーナーから先頭に上がり、一気に馬群を突き放したはずの2番人気・カレンブーケドールだったが、大外から同じく牝馬のセンテリュオが猛追。結果ハナ差でまたまたまたまた2着となったことで、カレンブーケドールの評価は「勝ちきれない馬」で衆目が一致することとなった。

【京都大賞典】グローリーヴェイズ、香港G1馬の意地[編集]

10月11日の京都芝2400m・京都大賞典(GII)は天皇賞(秋)への優先出走権が与えられるレースだが、近年では本番までの間隔の短さと2400mという距離が割に合わないため、天皇賞への叩きレースとしての色はほぼなくなった。一方、同距離でレースの間隔も6週間取れるJCへ向けての叩きレースとしては存在感を増し、今年もキセキ(牡6)とグローリーヴェイズ(牡5)の2頭がここからJCへ向かう予定で臨んだ。

台風上陸が12時間後に迫る中で行われた2017年の菊花賞(GI)で文字通り「泥仕合」を制したキセキだったが、こちらも2着マン。翌2018年のJCではアーモンドアイも参戦する中でハナを主張し大逃げで2着。2019年は始動戦の大阪杯(GI)、宝塚記念で連続2着となり、海を渡ってフランス・凱旋門賞参戦(7着)。そして帰国後、気性難が本格化し、「ゲートで痛恨の出遅れ」「騎手の指示を無視して先頭まで爆走し失速」と大問題児への道を歩み始めた。2020年の天皇賞(春)ではスタート時、実況に「キセキ出た!キセキ出ました!」と言われるほどだったが、うまくかみ合った宝塚記念で2着に入るなど、実力は健在。

一方のグローリーヴェイズは、2019年の日経新春杯(GII)を勝利し、続く天皇賞(春)でクビ差の2着と健闘。秋は京都大賞典で圧倒的1番人気を裏切りながら、次走・香港ヴァーズ(G1)で事もあろうに日本のGI2勝馬・ラッキーライラックを押し退けて勝利し、日本の競馬ファンの度肝を抜いた。年明け春はドバイから始動する予定だったが、出走できず。宝塚記念は17着と敗れ、京都大賞典は仕切り直しの一戦となった。

他に、2018年天皇賞(秋)で出走前に騎手を振り落として放馬、あまりの気性の悪さにタマ切り落とされたダンビュライトも参戦し、「気性難現役二大巨頭」の直接対決にも注目が集まる中、両馬ともネタになるような醜態は晒さず。直線では外から伸びたグローリーヴェイズが、大外からやってきたキセキを凌いでゴールイン、海外G1馬の意地を見せた。キセキには重賞6度目の2着という銀の輝きが眩しい称号が与えられた。

【秋華賞】デアリングタクト、史上初の無敗牝馬三冠[編集]

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10月18日、3歳牝馬三冠の最終戦・秋華賞(GI・京都芝2000m)。断然の一番人気・1.4倍に推されたのはデアリングタクト。前年11月の新馬戦で勝利すると、2戦目のエルフィンS(L)を完勝。続くクラシック初戦の桜花賞を雨の中で強烈な末脚を見せて制覇すると、2冠目のオークスは馬群に包まれる中から抜け出して、苦しい競馬を余儀なくされがら半馬身差をつけて二冠達成となった。前哨戦を使わず、秋華賞直行を選択したデアリングタクトだったが、これまで5頭いる牝馬三冠馬のうち、無敗で達成したのは0頭ということで、史上初の快挙への期待がかかった。

2番人気はローズS(GII)を制したリアアメリアだったが、単勝は5.4倍。三冠への期待が高まる中、レースは後方から進め、ジワジワと前に進出したデアリングタクト。4コーナーでは5番手につけ、最後の直線で堂々と抜け出して1馬身差でゴールイン。史上6頭目の牝馬三冠を、史上初の無敗で決め、陣営は次走をJCと明言した。

直近の牝馬三冠馬は、2012年ジェンティルドンナ、2018年のアーモンドアイも歩んだ秋華賞→JCの道。ジェンティルドンナは先輩三冠馬・オルフェーヴルにタックルをかまして、15分の審議の末降着無しで優勝。アーモンドアイはキセキが作ったワールドレコードのペースをしっかりと付いていき、直線で足の鈍らないキセキを交わす離れ業を見せた。いずれにしても、牝馬三冠馬のJCはぶっ飛んだ結末が待っていた。

【菊花賞】コントレイル、史上初の親子無敗三冠[編集]

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「第81回菊花賞」の項目を執筆しています。

10月25日、牡馬クラシック三冠最終戦・菊花賞(GI・京都芝3000m)。京都競馬場は翌週の開催を最後に2年半の改修工事へと入ることから、改修前最後のGIとなった菊花賞。皐月賞はサリオスと叩き合って勝利、ダービーはサリオスを突き放しての勝利で二冠を果たしたコントレイルにかかる期待は大きく、単勝オッズは1.1倍。2番人気の同レース2着・ヴェルトライゼンデの単勝が10.3倍であった。春にコントレイル相手に肉薄したサリオスは、長距離の菊花賞ではなく、古馬相手にはなるが1800mの毎日王冠(GII)を選択したためライバル不在。これによりコントレイルは確勝とさえ見られていた。

いつもと同じく、先団からレースを進めたコントレイル。二周目の坂からジワリと進出し、4コーナー手前で先頭に並びかけ、直線では早めに先頭に立つ。このコントレイルに食らいついて行ったのがアリストテレス。前走は重賞ではなく条件戦、それでも古馬相手に好タイムで勝利した「刺客」と最後の300mは叩き合いとなった。後ろから来た分アリストテレスの方が有利では、という心理からか、コロナ対策で歓声禁止の京都競馬場のスタンドから大きな歓声・声援が上がったが、それでもコントレイルは先頭を譲らず、再度突き放して半馬身差でゴールイン。

これによりコントレイルは父・ディープインパクトとともに史上初の親子での無敗三冠を達成、デアリングタクトともに史上初の牡牝同一年三冠馬の誕生となり、ウィキペディアのアリストテレスの項目には「この項目では、古代ギリシアの哲学者について説明しています。競走馬については「アリストテレス (競走馬)」をご覧ください。」との注意書きが設けられた。

レース後、次走は明言しなかったが、11月5日の調教師とオーナーの協議の末「次走はJC」と決定。これにより牡牝三冠馬の直接対決が実現することとなった。

【天皇賞(秋)】アーモンドアイ、史上最多GI8勝[編集]

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11月1日、奇しくも沈黙の日曜日と全く同じ日に行われた天皇賞(秋)(GI・芝2000m)。1番人気はもちろんアーモンドアイ。2018年の桜花賞、オークス、秋華賞を勝利し牝馬三冠を達成、その後JCをワールドレコードで制し、2019年はドバイターフ(G1)と天皇賞(秋)を勝利したものの、有馬記念ではまさかの9着と惨敗。年度代表馬もリスグラシューに掻っ攫われた中、2020年の初戦は連覇を狙ってドバイターフに参戦予定だったが、離日直後に中止が決定。帰国して迎えた牝馬限定GI・ヴィクトリアマイルを完勝し、積み重ねたGI勝利数は史上最多の7勝に達していた。しかし安田記念(GI)は1歳下の牝馬・グランアレグリアに完敗の2着で、記録更新はお預けとなっていた。

史上最多への期待がかかる中、前年の秋華賞を制し、前走では宝塚記念でキセキに6馬身差を付けたクロノジェネシス(牝4、2番人気)や、天皇賞(春)を2連覇中で春秋天皇賞制覇へ挑むフィエールマン(牡5、5番人気)、大阪杯3着のダノンキングリー(牡4、3番人気)、前年のこの舞台でアーモンドアイの2着となり雪辱を期すダノンプレミアム(牡5、6番人気)、復活の兆しを見せるキセキ(4番人気)など、実績豊富な馬が秋の盾に集った。

レースはダノンプレミアムがハナを主張し、少し離れてキセキ、アーモンドアイ、ダノンキングリーらが一団を形成。後方からクロノジェネシスとフィエールマンが追う展開で直線に入る。なおも粘るダノンプレミアムだったが、残り200mでアーモンドアイが交わして先頭に。そこを後ろからクロノジェネシスが追い、さらに大外からはフィエールマンも突っ込んできたが、1馬身差で凌いで天皇賞(秋)連覇。史上最多のGI8勝目を挙げ、騎乗したルメールは涙を見せた。

2着にはフィエールマン、3着には今まで牝馬相手にしか負けたことがなかったクロノジェネシスが初めて男馬相手に土。GIIは毎年複数勝ちながらも「本番に勝てない」と言われたダノン勢は3頭出しもむなしく、プレミアムの4着が最高着順となった。

これまでアーモンドアイはレースの間隔を空けてきたが、天皇賞から間隔の取れる有馬記念は前年大敗を喫し、トリッキーな中山コースに不安を残す。前年も模索した香港も含めて、次走については間隔に難のJC、情勢に難の香港、中山に難の有馬からの選択を迫られたが、得意の東京競馬場のJCへの参戦が決定。同時に引退レースとなることも発表され、ついに最初で最後の三冠馬3頭対決が実現することとなったのである。

古馬牡馬の不振[編集]

競馬界の定説として、「競走馬のピークは4歳~5歳春」「牡馬の方が牝馬より優位」というものがある。事実、カンパニーのような一部例外を除けば、毎年中距離GI戦線では4歳馬か5歳馬が勝利している。牡馬より牝馬が強い、というのも人間と同じであろう。もっとも、対戦相手の牝馬に一目ぼれした結果半馬身差の3着に敗れたロードカナロアのような馬もいたが。

ところが、2020年は牝馬の年だった。2018年は牝馬三冠とJCの4冠を達成したアーモンドアイが、2019年は宝塚記念と有馬記念、豪コックスプレートを制したリスグラシューが年度代表馬を戴冠するなど、強い牝馬は現れていた。しかし、古馬GIのうち距離が最も長く、戦前から勝利した牝馬がいない天皇賞(春)の除く全GIを牝馬が制するというのは前代未聞。牡馬相手に年間1~2勝する牝馬は年末に「最優秀4歳以上牝馬」として表彰されるレベルだったのが、もはや1勝程度では特別賞にすらならないほど。

大きな期待をかけられていたのは、前年の有馬記念でリスグラシューから離されたものの2着に入った皐月賞馬・サートゥルナーリアと、3着の菊花賞馬・ワールドプレミア。サートゥルナーリアは3月にGII金鯱賞を勝利した後、香港G1参戦予定が中止になり、宝塚記念では先頭から大きく離された4着に。秋は天皇賞からの始動を予定していたが態勢が整わずに取りやめ、JCを目指したが直前に故障が発生して参戦を回避、その後引退となった。

ワールドプレミアは天皇賞(春)を目標にGII・阪神大賞典からの始動予定だったが、こちらも状態が上がらずに春を全休。さらに秋も音沙汰がなく、10月になってJCで11ヵ月ぶりに復帰すると発表がされた。

4歳世代に限らず、5歳世代もダービー馬・ワグネリアンが大阪杯5着、宝塚記念13着を最後に休養(のちに喉鳴りの手術をしていたと判明)するなど、勝敗以前に出走すらできない有力馬が多く、世が世なら「チンポコついとんのか!」と言われても仕方ないほどの牡馬の体たらくがあった。そうして、5歳牝馬と3歳牡馬、3歳牝馬による「世紀の対決」へ至ることになった。

レース当日[編集]

発走まで[編集]

2020年最後の開催を迎えた東京競馬場の天候は曇りで肌寒い一日だったが、馬場は良馬場で行われた。

三冠馬3頭集結、1番人気には2.2倍でアーモンドアイが推されたが、単勝オッズが2倍を上回るのは2018年4月の桜花賞以来2年7ヵ月ぶり。2番人気には2.8倍でコントレイル、3.7倍の3倍人気にデアリングタクトが続き、4番人気のグローリーヴェイズは17.2倍まで跳ね上がった。以降、24.9倍で前年2着のカレンブーケドール、44.6倍でキセキ、45.4倍でワールドプレミアの菊花賞馬2頭が続き、ここまでが50倍以下。

また、「海外の有力馬と日本馬が直接対決する」との目的で創設されたジャパンカップだったが、近年は日本馬のレベル向上や欧州とは異なる高速馬場、さらには日本の競馬ファンの騒音にも似た歓声を嫌って参戦が減り、ついに前回は外国馬0頭で行われたが、今回はフランスからウェイトゥパリスが来日した。と言っても、現地で5頭立てのG1を1勝の実績のみであり、特段の注目は集められず、自粛警察から「来るな」とさえすらも言われないほどだった。

レース[編集]

そのフランスからやってきたウェイトゥパリスがゲート入りを嫌い、5分間も駄々をこね続けた。世界的にも三冠馬3頭の対決は注目されていたが、無理やり尻尾を掴んで、鞭を入れて強引にゲート入りさせる映像が全世界に放映されるとなると、一部のドMを除く海外の競馬ファンからの批判が来るのでは、と懸念された。

他の馬は順調にゲート入りし、発走。先手を主張したのは2020年に入って控える競馬を続けていたキセキ。2年前の再来、というよりはサイレンススズカかという具合に飛ばしていき、20馬身の差がついたが、これもやはり騎手の指示を聞かずに暴走したもの。ゲート入りを嫌う馬を見て血が騒いだか。「三強」は(キセキを除くと)先団のやや後ろから、それぞれ1馬身半ほどの差でアーモンドアイ、デアリングタクト、コントレイルの順で続いた。

直線に入り、粘るキセキだったがさすがに残り400mを切ったあたりでバテ始める。残り200mで馬場の真ん中を通ってアーモンドアイが先頭に立ち、その内からグローリーヴェイズが浮上。外から突っ込んできたのはコントレイルで、一気に追い込み二番手に浮上。さらにアーモンドアイとコントレイルの真ん中にはデアリングタクトと、半馬身差でカレンブーケドールも追い込んできたが、1馬身1/4差をつけてアーモンドアイが先頭でゴールイン。

2着にはコントレイル、クビ差の3着は写真判定の末デアリングタクトが入り、三冠馬でワンツースリー決着となった。4着にカレンブーケドール、5着にグローリーヴェイズで、6着ワールドプレミアとの差は3馬身あった。

馬券としては、三連複が300円、三連単が1340円と過去最低を更新。払戻しの額だけを見れば、完全に東京競馬場のレースではなく多摩川競艇場のレースである。

レース後[編集]

2020年 古馬芝GI
レース名 距離 勝利馬 2着馬
高松宮記念 1200m モズスーパーフレア(5) グランアレグリア(4)
大阪杯 2000m ラッキーライラック(5) クロノジェネシス(4)
天皇賞(春) 3200m フィエールマン(牡5) スティッフェリオ(牡6)
安田記念 1600m グランアレグリア(4) アーモンドアイ(5)
宝塚記念 2200m クロノジェネシス(4) キセキ(牡6)
スプリンターズS 1200m グランアレグリア(4) ダノンスマッシュ(牡5)
天皇賞(秋) 2000m アーモンドアイ(5) フィエールマン(牡5)
ジャパンC 2400m アーモンドアイ(5) コントレイル(牡3)
有馬記念 2500m クロノジェネシス(4) サラキア(5)

三冠対決を制したアーモンドアイはこのレースの後引退。GI9勝はもちろん、このJCで獲得賞金3億円を追加し、19億1526万3900円の獲得賞金も歴代1位となり、輝かしい実績とともにターフを去った。

コントレイル、デアリングタクトの2頭は暮れの有馬記念を回避し、3歳シーズンはJCで終えた。

注目されたのは年度代表馬争い。無敗の三冠を達成して年度代表馬を逃した馬もいなければ、直近2代の三冠牝馬も年度代表馬を獲得しているだけに注目されたが、アーモンドアイが年度代表馬と最優秀4歳以上牝馬に輝いた。なお2頭とも、当然ながら最優秀3歳牡馬と最優秀3歳牝馬の部門では満票で選出された。

三冠馬不在の有馬記念はクロノジェネシスが勝利し、2年連続牝馬による春秋グランプリ制覇。2着にはなんとなんと引退レースとなる13番人気の5歳牝馬のサラキアが入ったことにより4歳牡馬は史上初めてGI勝利なしどころか、史上初めて連対すらない世代となり、「暗黒の世代」との評価を確たるものにしてしまった。あまりの体たらくっぷりは、世界的に叫ばれる男女平等への取り組みが日本は遅れていると言われている中で、先んじて手本を見せようとした結果なのかもしれない。それならどれほどよかったか。

関連項目[編集]