糠に釘

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糠に釘(ぬか-くぎ)とは、物事には適切な対処が大切だという格言である。

概要[編集]

現代でも使われる糠床釘。

ここで言う「糠」とはいわゆる「糠床」の事であり、白米を精米した際に出来る「米糠」を加工したものである。元々日本においては大豆や穀物を漬床にする手法が主流だったが、江戸時代に入って精白米が広く食べられるようになるとその副産物である米糠の利用法が考えられるようになった。米糠は洗濯石鹸など様々な用途で使われた[1]が、中でも余り野菜の貯蔵を兼ねた糠漬けは広く広まり、近年でも糠床を持っている家庭は多い[要出典]

糠床が普及するとそれに対する「庶民の知恵」も盛んに出てくるようになり、その中に「鉄釘を糠床に入れると良い」という話が出てきた。ナスの色素「ナスニン」は鉄分と化合することで鮮やかな紫色になるため、ナスを多く漬ける家庭を中心にその知恵が広まったのである。ただし、それはあくまで「ナスの色を良くする」だけのものであり他の野菜を漬ける際には特に意味はなかった。しかし聞きかじった事を鵜呑みにする胡乱な主婦がキュウリ大根を漬ける際にも鉄釘を入れ、挙句手を怪我して糠床に血を加えてしまう事態が続出した[2]。血にも鉄分は含まれるが、ナス以外の野菜で鉄分により色艶を良くする野菜はない。まったくの無意味でありむしろマイナスである。

この事から、聞きかじった半端な知識で頭のよさそうなことをして酷い目にあうことを「糠に釘」と呼ぶようになったと言う。

使用例[編集]

職場にて
上司「費用は掛かったが、課内のPCをすべて最新式にしたぞ。これで仕事もはかどるはずだ」
部下「PCだけ良くたって仕事に影響はないだろうに、これじゃ糠に釘だ」
家庭にて
夫「ワンボックスに買い替えたし、これで家族関係もよくなるだろう」
「問題は車じゃなく貴方自身よ、糠に釘じゃあるまいし自覚がないのね」
アンサイクロペディアにて
利用者A「これだけ大量にネタを組み込んだ100万バイトオーバーの記事、面白くないわけがない」
利用者B「長い。三行でまとめろ。糠に釘かお前の頭は」
Nemurineko.jpg この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。
後は適当に頑張って下さい。(Portal:スタブ)

脚注[編集]

  1. ^ 糠は単品だとかなり臭いにも関わらず、何故か匂い消しの効果もある。糠床でついた匂いを糠袋で洗って消す、という何やら不可思議な事も江戸時代は普通に行われていた。
  2. ^ その為現代では、手を怪我しないようにナス漬け用の小さな鉄丸も市販されている。ただし普及率は低めである。ミョウバンでも代用は可能だが、入れすぎると苦くなってしまうため鉄のほうが都合がよい。

関連項目[編集]

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  • 暖簾に腕押し - 暖簾を押す程度の事で全力を出したりすると、筋を痛めたり人様に笑われたりする。これも「適材適所」の大切さを訴える諺。
  • 豆腐に鎹 - 鎹では豆腐は繋げない。豆腐は串を打っておけばいい。上と同じく「適材適所」の大切さを訴える諺。
  • 豚に真珠 - 雄豚の性器はドリル状になっており、わざわざ真珠を埋め込む必要はない。勿体ないだけである。これもまた同じく「適材適所」の大切さを訴える諺。