終ノ空

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終ノ空(つい-そら)とは、哲学の教材として作成されたWindows用ソフトウェアである。哲学書はとかく言い回しや内容が難解なものとなりがちであるが、本作はマルチメディアアニメ絵、語り言葉を駆使することで敷居を下げ、ストーリーを追うことで種々の思想や表現を学びとることができる、画期的な教材である。

敷居が低いとは言え内容は非常に高度であり、中二病を悪化させる可能性もある為、18歳未満はこの教材の利用が認められていない。

概要[編集]

本作は、ソフトウェアメーカーであるケロQによって、1999年に発表されたマルチメディアタイトルである。哲学を学ぶ者が初歩の知識を学ぶ為に、また難解な哲学書を通読する喜びを知らしめる為に作成された。いわば「哲学入門の手引き」である。

マルチメディアタイトルである為、他のゲーム作品等とは異なり、macromedia社(現アドビ・システムズ社)のDirectorで作成されている。その為、読み進める上で著しい速度低下が発生することがあるが、ゲームではないので気にしてはいけない。Directorなのにハイブリッドではなく、Windowsプラットホーム専用な点についても気にしてはいけない。

また、原画担当が複数人存在する所為で、画風の異なる立ち絵が同一画面上に並ぶことがあったり、ゲスト参加のみさくらなんこつがけしからん絵を描いていたりするが、哲学の教材である本作品において絵は記号に過ぎないので気にしてはいけない。

ストーリー[編集]

ただ思ったことをつらつらと書き殴る、従来の哲学書のスタイルではゆとりの洗礼を受けた人々に哲学の面白さを伝えることは困難である。本作では、軸となる物語を用意し、進行の中で哲学的な要素を織り込んでいる。

以下は製品紹介ページより抜粋した、この作品のストーリーである。

突然のクラスメートの死。
それは、世界の終わりをくい止めるための儀式だったという。
世界の終わり?
そんな事が、ありうるのだろうか?
しかし、本当であるか否かなど、そんな事は関係ない・・・。
学校という閉ざされた<場>の中で、その予言は<真>なるものとして受けいられていく。
そんな中、一人の少年が、世界の終わりを宣言する。
それは、<始まり>でも<終わり>でもない世界の到来の兆しだと彼は言う。
それこそは『終ノ空』(ツイノソラ)。
狂気に飲み込まれる、学園、あたかも、聖書の記述にある、
悪霊に憑かれた豚の群が湖に飛び込んで溺死する話のように、自ら破滅に向かっていく。
しかし、それは本当に破滅なのか?それとも・・・。
世界の終わりは、世界の非連続性に。狂気は、人間の認識の可能性に、
徐々に事件は、その意味を変えていく。
水上行人、若槻琴美、高島ざくろ、間宮卓司、
それぞれ違った認識から『終ノ空』に関わっていく、
はたして、『終ノ空』とはなんなのか?
人々の不安が生み出した妄想なのか、それとも・・・。

システム[編集]

いじめられっこの少年も終ノ空の目力で危険思想の民に大変身。これでも「目」はまだ半開きである

ただ哲学を混ぜた辛気臭い話をつらつらと垂れ流す、従来の中二病ゲームのスタイルでは、利用者に悪影響を与えるばかりで思索を深める助けにはならない。本作は、利用者がより思索を深められる様に、下記のシステムを実装している。

オルタナティブエモーションシステム(AES)[編集]

ADVゲームなどでは、台詞も主人公の呟きも同一のメッセージ領域に表示される。本作では主人公の考えや哲学的思考にスポットを当てる為、主人公の独白はメッセージ領域ではなく画面全体を使って表示される。これは人間が感性と悟性の2つの認識形式を持つとする、カントの思想に基づいた表現方法といえる。

マルチビュー[編集]

哲学書は1度読んだだけで満足してはならない。何度も通読することにより、筆者の考えをより深く知ることができる。また、他の書物を読み、知識を蓄えた上で再度元の哲学書に立ち返ることで、新たな思索を得られるという期待もある。

本作品ではこの考え方を知らしめる為、唯一のストーリーを主人公を変えて4回繰り返す様に設計されている。これら全ての視点を総合したものが「事実」であり、「世界」である。ヴィトケンシュタインの「論考」における第一の命題を踏襲した表現といえるだろう。

終ノ空[編集]

場面転換の際、切り替わりに表示される目玉。その眼光は登場人物に思索と観念の塊を送り付け、学習者は深遠な言葉の数々を目の当たりにする。括目度合いは四段階に分かれており、目を開いていれば開いている程次のシーンが製作者の正気を疑う思念に満ちたシーンであることを暗示している。目を思索のシンボルとして扱っているのは、大陸的な哲学に基づいたイメージといえる。

ちなみに、この目こそが終ノ空をデフォルメした形であり、終に至る資格のある者は空に巨大なこれが浮かぶ光景を見ることとなる。決してバックベアードではない。

メディアミックス[編集]

哲学作品である本作だが、ストーリー部分をピックアップしてメディアミックス作品が出たことがある。本作の意義からすれば、こうした行為にはあまり意味は無い様に見えるが、結果としてどれも独特の風味を醸し出している。

小説[編集]

ノベライズ版終ノ空は、館山緑氏によって著された。Kanonのノベライズなどはヒロインごとに計5冊もリリースされたものだが、4つ視点があるにも関わらず本作は1巻ものの小説としてリリースされた。それでも行人(総合的な主人公)の視点をベースに満遍なく場面をピックアップしており、ストーリーを追うには問題の無い作品となっている。

OVA[編集]

OVAより。ここで苦悩している人物は、前掲の図と同じ人物である

OVA版終ノ空は、N43 Projectによって製作された。元々が濃い内容の本作をOVA1本に収めること自体が無謀であったが、かんたん作画、安いエフェクト、作品を理解する気のないスタッフによる設定やストーリーの改変など、黒歴史アニメの要件を余す所無く満たしたカオスな化け物に仕上がった。本作の受講者の中でも数少ないOVA版視聴者は「これこそがスパイラルマタイ」「原作と違う意味で至れる」と評するなど、副教材としての評価は上々である。

異なる視点[編集]

「マルチビュー」の項目で述べた通り、本作は同じストーリーを異なる視点で見つめることにより、更に深い思索を得られる。ここまで読み進めてきたあなたは、先にストーリーを掲載した時よりも本作品に対する知識を深めている筈である。その状態でもう一度前掲のストーリーを読むことにより、異なる印象を持つことであろう。

以下は再掲(コピー&ペースト)であり、先に挙げたストーリーとなんら変わる点は無い。もしも異なる印象を得られたのであれば、この作品への適正が大変高いと思われるのでショップに走るといいだろう。ただし、本作は既にメーカー生産が終了しているので、がんばって店頭在庫を探して欲しい。

僕は……君に……おとぎばなしをしてあげよう……
アタマリバースと呪いに苦しめられたエンジェルアドバタイズは
世界の終わりを止めるために空を翔びつつ同時に理の象徴である
卓司は体の象徴である行人を取り込み三角の世界を四角にしよう
と目論むがそれは+-98+ 66666であり情報統合思念体
の伝播者の一人であるリルルの言葉を借りれば【存在0-非存在
+?以前(虚0居る<有る>)】、すなわち∀wpw→p@であ
りつまりはてけり・りりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
りりり

関連項目[編集]

この作品を端的に表した単語
上記二作と本作を合わせ、「三大電波ゲーム」と呼ぶ者も多い
スイーツ(笑)

外部リンク[編集]

ケロQオフィシャルホームページ
本教材の製作元


Upsidedownmainpage.jpg 執筆コンテスト
本項は第4回執筆コンテストに出品されました。