艦隊これくしょん -艦これ- (アニメ)
〜 艦隊これくしょん -艦これ- (アニメ) について、山本五十六
〜 艦隊これくしょん -艦これ- (アニメ) について、山口多門
『艦隊これくしょん -艦これ-(アニメ)』(あかんこれ)とは、新世代のバトルアニメである。本当である。
概要[編集]
2015年1月7日より全国で全12話が放送され、新世代のバトルアニメとして注目を浴びたテレビアニメ作品である。本当である。
在り日の艦艇が艦娘と呼ばれる正体不明の存在となって復活するホラー作品でもある。
原作にストーリーが無いためシナリオはアニメオリジナルとなっている。一応原作の製作総指揮者は「原作と同一」と言っているが、「俺の知ってる艦これと違う」「これは同人アニメだ」という見解も一部の提督から示されている。他にも「弓引きの描写がおかしい」など検証画像まで使ったアンチによる偏執的な重箱の隅つつき意見が出たり、いろんな意味で話題になったアニメである。vita版が何度も延期になったせいで、話題になってもあんまり意味はなかったが。
・伝説のアニメチャージマン研、ドラマ界最強の奇作警視K、日本映画界の名作デビルマソが
画面外で撃墜される程の創作物史上に残る。史上最悪の映像作品怪作である。本当である。
・テレビの前のあなたがムハンマドである。何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかったし、本当である
・物語内で作者(同時にテレビの前のあなたでもある)がヒロイン・吹雪とNTR結婚する。
何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかったし、本当である。
・設定・用語・行動・理由等不透明な部分はテレビの前のあなたが考える。何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかったし、本当である。
・最終決戦ではキャラ全員が”創作物の第四の壁を破壊”し、”メタ発言”の連呼で主人公がほぼ活躍すること無く死の運命を打ち破る。何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかったし、本当である。
あらすじ[編集]
艦娘(KANMUSU)と呼ばれる、大日本帝国海軍の艦艇の亡霊が成仏できずに彷徨う世界。それに対抗できるのは、国連軍に所属する深海棲艦と呼ばれる有りし日の艦艇の魂を少女の体を模した鋼材製のゴーレムに憑依させた存在だけだった。彼女たちの素体はフランケンシュタインの技術を流用して作られており、ある者は死者のように不気味なまでに白い肌をしており、又ある者は怪物のような異形の姿をしている。しかし、彼女たちの正義を愛する心は本物であり、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚する、平和を愛する公正と信義の戦姫だった(どこかの国の占領憲法の前文と同じような言い回しになってしまったが、誰も気にしない)。
ある日のこと、ハワイの真珠湾にある国連軍プライベートビーチでバカンスを楽しんでいた泊地棲姫と太平洋艦隊の深海棲艦たちは突如現れた艦娘の攻撃を受け、太平洋艦隊のル級戦艦部隊は壊滅する(第一話)。艦娘を指揮していたのは彼女らの言葉でTEITOKUと呼ぶ、謎の不可視の存在であった。生き残ったのはたまたまW島(うとう)へ補給任務を行っていたヨークタウン=ヲ級空母姉妹の次女エンタープライズとレディ・レックスことレキシントン=ヲ級空母姉妹の長女レキシントンだけであった。
絶望的な状況の深海棲艦たちに、孤立無援のW島の守備隊が玉砕しながらも日高里菜級駆逐艦姉妹の一隻を道連れにしたという情報が入った(第三話)。この勝利に深海棲艦たちは奮い立ち、さらにU.S.A.本国からヨークタウン=ヲ級空母姉妹の長女ヨークタウンと三女のホーネット、シスター・サラことレキシントン=ヲ級空母姉妹の次女サラトガが到着した。
ついに珊瑚諸島沖でヨークタウンとレディ・レックスがオーストラリアに迫る種田梨沙級空母を瞬殺撃沈することに成功。続いて現れた野水伊織級貧乳長身空母姉妹と戦い、姉の方を大破させるもヨークタウンは深手を負い、レディ・レックスも戦没してしまう。だが彼女らの犠牲によりオーストラリアは守られ、エンタープライズとホーネットは反撃の準備を進める事が出来た(第七話)。そしてついにエンタープライズとホーネットは敵の根拠地へ殴りこみをかけ、TEITOKUを倒すことに成功した(第九話)。
一方、後方の暗号解読チームは艦娘の暗号を解読、次の攻撃予定が中間棲姫であることを突き止めた。押し寄せる艦娘に対し、ヨークタウン=ヲ級三姉妹ら深海棲艦たちはニミッツ提督、ハルゼー提督、スプルーアンス提督の期待に応えるために、戦火に倒れた仲間の仇を取るために、そして、大勢の愛する人々を守るために立ち向かう。そして深海棲艦たちの活躍により、ついに艦娘の空母部隊を追い詰めることに成功する。
だが突如TEITOKUが復活、さらに時空が歪んでタイムゲートが開き二年後の未来から能登麻美子級貧乳装甲空母が出現。中間棲姫やヨークタウン=ヲ級三姉妹、深海棲艦たちの反撃も空しく海の藻屑と消えて行った(第十二話)。
メインキャラクター[編集]
- 吹雪(ブッキー)
- 駆逐艦の魂を持つ13歳くらいの少女で原作者の嫁、10話の台詞によると”特に秀でた能力はない”と称され事実最終回も殆ど活躍しない等主人公要素すら無い無能無価値無意味の檻[1]
- 第一話で提督=原作者&TVの前の貴方から「夢で結婚式を挙げるので」というキモイ告白を受け奮起するド変態なのにもかかわらず先輩である赤城さんに何故か憧れるなどのバイな一面も見せる。
- 10話で学校をサボり特訓し死にかけて友人の目圭月に心配を掛けて、それで漸く進化を遂げるも、下記のぽいぽいの胸を見て”なんか損した気分~”と言う等常識面が欠落している精神破綻者である。
- 夕立
- ルームメイト兼マスコット、語尾にぽいぽいつける癖がある(何故かは不明)
- 劇中あいまいな理由[2]で突如体が光って進化するも敵の空襲に気が付かない等大した活躍すらできない
- 睦月
- ヒロイン(笑)かつ若年制健忘症患者、レギュラーキャラなのに設定が無いこの作品の性質上とにかく台詞に矛盾破綻が多い
- 如月とは仲が良く(姉妹艦だからな)彼女が死亡した時唯一メンバー内で悲しみを持ち迫真の演技で涙を流した。
- その後、報告を怠るなどの大失態も行ってる(通称:そういえば)
- 赤城
- 博士でもゴール下のゴリラでもないが、ジャガイモを生で頬張るなどの気持ち悪い程の悪食。そしてパンチラ要員。
- 伝説の艦娘であり加賀と一緒に戦争を起こした張本人である。実は史実(メタ世界)が夢で見える
- 加賀
- おっぱいがまろび出ない方の加賀さん。赤城の義理の妹(史実的には)、後輩である瑞鶴を訳もなく見下している”ジョック”
- 金剛
- アヘンジャーズ・長女で100歳超えのおばさん。準レギュラー。第四の壁破壊行為を平然と行う等ウエポンX被験者でないかと推測される
- 提督という地位に憧れ、狂ったように”提督提督”と叫ぶも提督の嫁で後輩である吹雪に踊らされていた哀れなピエロ。
- アナ弱(長門、真の主人公)
- 無能司令官でアナ●が弱い。妹の陸奥といつも一緒に意味の無い作戦をとる準レギュラー。
- でも本当はこの世界が「原作者に作られた創作物であることを見抜き、第四の壁破壊しラスボスにとどめを刺す」というウエポンX被験者も真っ青の事をしでかした。
準キャラクター[編集]
- 提督(ムハンマド又はアニメ提督)
- テレビの前のあなたである。違う?そう言われてもそう決まっているので。その“あなた”の中には原作者も含まれている。メタ世界から作中の世界へ干渉している。テレビアニメ版での無能っぷりは壮絶。
- 如月(生贄)
- 葬式中にアヘンジャーズにより漫才大会を開かれてしまったぽっと出のおませな子。潮風で髪が傷むだけで大破していたようだ。
- 遺言にする位忘れてほしくなかったようだが、よりによって彼女の姉にして親友は一時的に彼女を忘れた。しかし視聴者の心には強く覚えてもらえた。それこそアニメ開始前とは存在感が恐ろしく変わるほどに。
- 祥鳳(生贄その2)
- 沈んだ次は炎上である。台詞はない。動きもほぼない。
- というかだな、お前ら↑の子救うのはまあいいけどこっちも救ってあげなさいもっと。何?視聴切ったから知らない?論外だ。生死判定が微妙?まあそうだけどさ。
- 陸奥
- アナ弱の妹。アナ弱の横で相槌と冗談と皮肉を言うお仕事の人。最終決戦まで鎮守府にいたが、彼女の場合運命の軛的に鎮守府にいたほうが危険なのは明白である。しかしどうにか平気でしたとさ。
- 瑞鶴&翔鶴
- 双子の姉妹(声も顔も使いまわし)。雑な先輩との歩み寄り。姉は露出狂で尚且つ天然毒舌のようですよ。
- 比叡
- どうやら天皇ってのは相当まずい飯食わされてたようだ。ひえー。
- 榛名
- 一番存在感なかったけどそのおかげで榛名はアニメに出演しても大丈夫です。
- 霧島
- アヘンジャーズのマイクチェッカーキリシマ。眼鏡は外すもの。ある業界の漫画家は弾切れになっても銃剣を小銃に備え付けて敵陣に突撃する程の気力でこのアニメを健気に応援したが、この背後から味方に機銃掃射されるという事態にアヴェンジャーと化した。
- 大和
- 最終兵器兼ラスボスにとどめを刺した、例にもれず悪食の子。彩奈、痩せよう。
- ホテルと呼ばれる流れに自分からしていざホテルと呼ばれて怒るキレ芸人。艤装は海のど真ん中だろうが一秒で蒸着である。
- 足柄おばさん
- 学校(?)の教師で男に飢えた狼、クラスから死人が出ているのに”この死にぞこないが!”と言う。
- 実写ぬ~べ~が鬼の手でぶん殴るクラスの暴言、発言を吐き倒すキャラ。
- 川内
- 夜戦バカ。意味深ではない。むしろ夜戦がとれてただの…なんでもない。
- 神通
- どこぞの小説から地上波向けのややマイルド仕様で鬼教官キャラを持ってきた。一応旗艦とかしている。偵察機はおそまつ。
- 那珂
- 戦場です。ステージじゃありません。敵です。ファンじゃありません。
- 第六馬区逐隊(別名:レディ、ハラショー、ダメ男製造機、なのです)
- まとめて一つで語る。数少ない(まだ比較的)勝ち組。しかし扱いは雑。
- ハラショーすぱしーばとしか喋れなくなった子もいれば、ダメ男製造機というアイデンティティながら肝心のターゲットたる提督とまともに絡めなかった子もいる。
- カカオ&アタゴン(高雄&愛宕)
- 同じくまとめて。おっぱい要因。以上。…いや本当にそうだもん。
- 北上&大井
- 前者は喋ってある程度動くお人形。後者はそのお人形を自慢し、愛で、崇めるよう周囲に強要する危険人物。お人形のお告げには絶対服従。
- 球磨&多摩
- 外野でクマーにゃーと吠える珍獣枠。アニメじゃ完全に消えてる設定ですが恐ろしい事に↑の二人と姉妹なんですって。…ん?
- 夕張
- 数少ない(まだ比較的)勝ち組。どこぞの工作艦がいないのを良いことにポジションのっとってガチャガチャとやってます。女口月ちゃんは見つかりましたか…?
- 島風
- どうやらちょっと一般学級では駄目っぽい子。「くん」ではなく「ちゃん」の方。後半は一人駆けっこした結果どこかで迷子になったようです。
- 大淀
- 通信担当という安全牌かと思われたが最後の最後で眼鏡が飛んだ。
- 利根&筑摩
- 数少ない(まだ比較的)勝ち組。むしろ一番得したかもしれない。名教師であんみつも奢っちゃう。
非キャラクター(存在しない子達)[編集]
- 潜水艦
- 水中戦とか音も地味、動きも地味、会話もさせずらい。察しろ。
- 天龍型軽巡洋艦
- 石炭食べるロートルとか出せんのだ。得物は出禁?アナ弱さん殴り合いしてるし大井さんプロレスしてますけど。
- 長良型軽巡洋艦
- 潜水艦相手の武勲とか言われましてもね。
- 特Ⅱ型駆逐艦一同
- 吹雪の提督からの贔屓理由に照らし合わせると存在しない子達。特Ⅲ型の一部はVIPで出ました。
- 球磨型軽巡洋艦五番艦にしてある声帯の妖精に憑依されている重雷装巡洋艦様
- 勝ち組。姉達は彼女を守り通したのかもしれない。
- 扶桑&山城
- 吹雪に捨てられた立場。だが公式トップ説明文という生命線はまだある。
- 五月雨
- たった一瞬の為に円盤買うならやめておけ、彼女は消されたぞ。
- 深雪
- 本編開始前になのです!によって沈んだ。加害者はのんきにカレー作ってるよ。何?沈んでない?じゃあ運命の軛ってなんだったんすか赤土成さん。
評価[編集]
本作を語る上で欠かせないのは深海棲艦の存在である。第三話で敵の駆逐級が撃沈された際には視聴者は溜飲を下げた一方、戦死した味方の葬儀を華やかな祝祭で祝う深海棲艦は映画『夢』の「水車のある村」や名作「スーパーロボット大戦K」の最終回を思い起こさせると評価された。さらに中盤カレー大会を行うなどし”極限状態の反抗作戦にもかかわらず”キャラを盛り上げ同人・二次ネタをも”凄い物量”で押し切る様はまさに”日常系史上最高の回”・伝説のメタ神ゲー”トキトワ超えた”とのテンプレも高く、その道のファンをも声が出なくなる程唸らせた。
また、後半では不可視の存在であるTEITOKUとある駆逐級・吹雪による唐突な作者による”機械人形とのラブロマンス”は”創作物史上かってない”斬新さだと海外からも”フルカラーエド・ウッド!イディオット!”等と高らかに評価された。また毎話行われる二隻の深海棲艦の雷巡の同性愛描写は多くのユーザーを感動の渦に巻き込んだ。
さらにこの作品ではZ級映画で用いられていた演出を少ない時間で多くを伝えるアニメにおいてふんだんに使っており、アニメやドラマでは絶対に不可能とされた”メタルマン式会話術”や”画面外撃墜”、昼と夜・キャラの身長・背景立ち位置が0.5秒以内に切り替わる様などの巧みな演出技法を用いた尺稼ぎは多くの映像関係者の涙を呼んだ。
またTEITOKUの正体は「艦隊これくしょん -艦これ」をプレイしているプレイヤーと解釈できる展開は話題となり、サン紙上では「現代のオタク文化とオタクの心理を表現した極めて社会性の高い作品」と批評した。さらにサン紙では続けて「『TEITOKUはテレビの前のあなた』という前衛的な表現は演劇史に名を残す画期的な試みである」「ミヒャエル・ハネケがハリウッド映画に対して『ファニーゲーム』で行ったことをこのアニメの制作陣はオタク文化に対して行った」「真の奇才は日本にいた」と高く評価した。 プラウダ紙では「通常のアニメは基本的な設定を固めて物語を展開していくが艦これアニメでは『柔らかいソーシャル』としてそれをまったく行わずに物語を進めた。これは極めて冒険的な試みである」と評した。
劇場版[編集]
結局、何億もかけて正しく作ればメガヒット必至だったアニメをなんで褒められない内容にしたんだよと誰もが言いたくなる内容で、2015年のアニメの出来の問題も相まって(アイドルマスター シンデレラガールズ、charllote、コメットルシファーと金かけて宣伝した割に視聴者から叩かれた作品が続出)批判する関連動画までニコニコにうpされて叩かれたわけだが、なんと2016年に劇場版が公開。当然ながら視聴者やゲーム以来のファンからは軒並みコケると警戒され地雷の1つに数えられた。ところが、いざ公開されてみると派手な戦闘シーンと神作画、伏線の回収、提督の常識人化と放送時の問題が次々と改善され、多くのファンは熱い掌返しをしながら高評価を与えた。だけど、ぶっちゃけ2016年はメディアに役者目当てで持ち上げられたアニメ映画が話題だった上、アニメ放送当時の悪いイメージからあまり高い興行収入は得られなかった。まあ、冷静に考えたら出来が良かっただけで充分凄いんだが。なんだかんだで自然消滅と言われた2期が制作決定となったのはある意味嬉しい。
その他[編集]
登場人物がなんの脈略もなく決め台詞を言うシーンがあるがこれはユニオンコアが存在せず、ごく単純なルーチンに従って反応を返すだけの人形だったからではないかという考察がファンの間でなされている。
脚注[編集]
関連項目[編集]
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このアニメ「艦隊これくしょん -艦これ- (アニメ)」はまだかんたん作画のままです。 作画修正をしていただけるスタッフを募集しています。 (Portal:スタブ) |