草加せんべい

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本項は第11回執筆コンテストに出品されました。

草加せんべい(そうか-)とは、今日多発する産地偽装の先駆けとなった食品である。今も偽装が続けられている。

発祥・広がる偽装表示[編集]

草加せんべいは"草加"という文字通り、埼玉県草加市の名産品である。

日光街道の宿場町として発展した草加市では、旅の休憩所として茶店がたくさんあった。その中のある茶店の料理上手のおせんさんというおばあさんが考案したのが草加せんべいである。せんべいは日本中に数多くあれど、ここまで香ばしい醤油の香りと噛みごたえ、噛み砕いて口の中で混ぜてからもなお広がる味と鼻孔をくすぐる香りを備えたせんべいはこの草加のせんべい職人が作った草加せんべいだけである。

草加せんべいの評判はたちまち広がり、その後も代々おせんさんから引き継がれた職人技ならではの技法で、"草加せんべいブランド"が確立していった。ちょうど伊万里焼や有田焼が有名になったのと同時期である。また現在のものでたとえると、「夕張メロン」が北海道夕張市の農協以外栽培したり出荷したりできない・隣接する市町村で赤肉メロンを生産しても「夕張」の名を冠せないように、「魚沼産こしひかり」は魚沼以外で作った米に冠せないのと同じように、草加せんべいも草加のせんべい職人以外が作っても草加せんべいと呼べないのが普通であった。

しかし、当時はまだ不正競争防止法や詐欺罪といった観念が無かったことから、草加せんべいのブランドに目をつけた悪徳商人らが、草加以外の何でもない場所で粗雑に作ったせんべいを江戸で「草加せんべい」として売るようになった。これが産地偽装と言わずして何になるのだろうか。結果、本物の草加せんべいの味は人々の間から忘れ去られるようになってしまった。


不正競争防止法や詐欺罪が制定された現在の日本でも、魚沼産こしひかりの"偽物"が本物の何倍も市場で出荷されていたり、外国産の安い肉を国内産と偽り、中国産の危険な農薬を過剰に使用した野菜が「安心国内産野菜」としてスーパーで販売されるなどの産地偽装が後を絶たないのだから、ただでさえ草加せんべいの頃は偽装表示はとどまることを知らなかった。

こうして草加せんべいの産地偽装表示が続けられた結果、今もなお草加せんべいは中国で加工された"草加せんべい"が草加でも埼玉県でもない「東京みやげ」として販売されるなど偽装表示は後を絶たず、草加市の本物の草加せんべいを作る職人達は頭を悩まされ続けている。

越谷でも草加せんべいの偽装表示[編集]

越谷レイクタウンのアニメイト限定で売られる"草加せんべえ"

偽装表示が後を絶たない草加せんべいだが、今度は、よりによって隣接する越谷市で偽装が行われた。

偽装が行われたのは、越谷市の再開発地域に出来た日本最大の大型ショッピングセンター「イオンレイクタウン」[1]の、2010年6月5日にオープンした越谷市内2軒目のアニメイト「イオンレイクタウン店」(※アニメショップでアニメ関連のグッズ・書籍を扱っている)である。

ただでさえ市内に2軒もアニメイトがある[2]ことや、そもそも草加市内にアニメイトが無いことからこれが草加市民のオタクの嫉妬の対象になることは置いておくとして、そこで"草加せんべい"が「越谷レイクタウン店限定販売」として発売されたのである。これは新規オープンした店の看板商品・客寄せ品として売られるもので、パッケージにはアニメショップらしく萌えアニメ調のイラストが描かれている。

「よりによってあの草加の後発で田舎者の越谷[3]に、草加せんべいをパクられるとは!!」……このことは草加市民の怒りを呼ぶ結果になった。しかも、商標登録問題うんぬんを避けるため、その商品の名前は"草加せんべい"ではなく「草加せんべえ」となっているなど、あざといことをやっているため余計にである。

本物の草加せんべいの味は東武伊勢崎線草加駅の東口にあります。秋葉原からも上野からも日比谷線で一本です。あなたもぜひ真の草加せんべいの味をご賞味してみてください。

脚注[編集]

  1. ^ 消費者金融レイクが主体となって開発した越谷レイクタウンにある、ジャスコ(イオン)系のショッピングモール
  2. ^ レイクタウン店と、もう一軒は南越谷駅(新越谷)の近くにある
  3. ^ その後発で田舎者のはずの越谷市の方が発展していることには触れてはいけない。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「せんべい」の項目を執筆しています。