蘭越町
蘭越町(らんこしちょう)とは、北海道後志に属する町のひとつであり、北海道有数の米所である。らんこし米をご存知無い?いや、そんなはずは…
全国的な知名度は皆無であり、「ニセコの隣町」という説明でやっと理解してもらえる可哀想な町である。
概要[編集]
蘭越町は農業を主体として生計を立てる、概ね北海道の自治体として平均的な規模と財政状況(つまりあまり良くない)である。この町の数少ない武器として「らんこし米」なるブランド米を持っているという点が挙げられるのだが、ブランド米のくせに知名度が低いというなんのためのブランド米なんだかさっぱり分からない状況である。北海道全域としては水田よりも畑の方が主流なのだが、尻別川によって広がる平坦で肥沃な大地が水田に向いていたようである。
基本的に田舎であるため『北海道の大自然』とかいうアレは多少残っているが、肝心の尻別川に生息する怪魚イトウは護岸工事の影響なのか、どこかに行ってしまった。ナイル川の氾濫みたいに受け入れてイトウ残した方良かったんじゃないの?
らんこし米[編集]
蘭越町の主力であり、肝心要の生産物だが力不足にしか見えない。いやそもそもただのゆめぴりかとはななつぼしだし、潤ってるのは蘭越町じゃなくて栽培元の黒川商店だから…なお蘭越町は財政破綻する域ではないが、黒川商店は店の前の自販機が丸ごと盗まれてもわりと余裕しゃくしゃくであった。行政より個人の方が強いんじゃないのか。
ちなみにらんこし米はコンサドーレ札幌に寄付された事がある。もしかしてコンサドーレがゴミクズのように弱い理由は…?いやでも、日本ハムファイターズにも送ったはずだから関係無いと信じたいところである。
名所[編集]
それなりに自然の残る蘭越町であるが、名所と呼ばれる部分をウィキペディアから抜粋してみる事とする。
- ニセコ積丹小樽海岸国定公園
- ニセコ温泉郷
- ニセコ昆布温泉
- ニセコ新見温泉
- ニセコ湯本温泉
- ニセコ湯の里温泉
- ニセコ薬師温泉
蘭越はどこへ行った?いやしかし、まだ名所はある、大丈夫。でも大半は地味すぎて列挙する意味も無いレベルの施設だから掲載しないだけである…五色温泉[1]と昆布川温泉は蘭越だし(というか温泉しかないのか?)、チセヌプリスキー場や大湯沼なんかもある。
昆布川では淡水で昆布が育成する特殊な生態系が見られる。昆布温泉や昆布川温泉の温泉成分には昆布のダシ汁やヨウ素が含まれるが、温泉法で規定された成分では無いため効能をうたうことはできず、世間にはあまり知られていない。
名称の落とし穴[編集]
蘭越、という名称は十二分に珍しい地名であるが、この名称が悲劇を引き起こす事もある。決して呼んではいけないのだ、蘭越高等学校の略称だけは…![2]
脚注[編集]
関連項目[編集]
札幌市 : | 中央区 | 北区 | 東区 | 白石区 | 豊平区 | 南区 | 西区 | 厚別区 | 手稲区 | 清田区 | 発寒区 | 江別区 |
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空知総合振興局 : | 夕張市 | 岩見沢市 | 美唄市 | 芦別市 | 赤平市 | 三笠市 | 滝川市 | 砂川市 | 歌志内市 | 深川市 |
後志総合振興局 : | 小樽市 | 倶知安町 | 喜茂別町 | 蘭越町 | 神恵内村 |
渡島総合振興局 : | 函館市 | 北斗市 | 八雲町 | 長万部町 |
檜山振興局 : | 江差町 |
胆振総合振興局 : | 室蘭市 | 苫小牧市 | 登別市 | 伊達市 |
日高振興局 : | 浦河町 |
上川総合振興局 : | 旭川市 | 富良野市 | 士別市 | 名寄市 | 鷹栖町 |
留萌振興局 : | 留萌市 |
宗谷総合振興局 : | 稚内市 | 枝幸町 |
オホーツク総合振興局 : | 北見市 | 網走市 | 紋別市 | 斜里町 | 興部町 | 雄武町 |
十勝総合振興局 : | 帯広市 |
釧路総合振興局 : | 釧路市 | 弟子屈町 |
根室振興局 : | 根室市 | 北方領土(歯舞群島 | 色丹島 | 国後島 | 択捉島) |