長門有希ちゃんの消失

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長門有希ちゃんの消失(ながとゆき-しょうしつ)とは、2009年7月から角川書店のコミック雑誌「ヤングエース」に連載されているコミックで、同社から発刊されている「月刊少年エース」などに連載されている「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」のスピンオフ作品。タイトルは「消失」とも表記される。

概要[編集]

コミック版の「消失」は、2009年7月に創刊した角川書店の「ヤングエース」で連載がスタートした。これは同社の月刊少年エースと「ザ・スニーカー」に連載されている「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」のスピンオフ作品という形になっており、同作品の作者であるぷよが執筆を担当した。

コミック版「長門有希ちゃんの消失」の告知。当初は大半の読者が単なるネタだと思い込んでいた。

作品は長門有希を主人公としたラブコメディであり、それまでとは異なるキャラクターとなった長門は当時の読者に少なからぬインパクトを与える事になった。作者のぷよの優れたテクニックも作品の質を大いに高める事となり、瞬く間に注目を集める事となった。

しかしその一方で、一部の読者やアンチなどから「本当にこんな作品出す必要あるのか?」「こんなセコい商法やらないと角川は稼げないのか」などの否定的、批判的な意見も出た。一定の支持を得る一方で、多くの読者の間で疑問を呼ぶ問題作としての側面も少なからず併せ持つ事になった。

また、長門に関しても今までとはまるで異なるそのキャラクター性について批判がそれなりに出ている。「こんなの長門じゃない」などの苦言が続出した。

舞台は「ハルヒちゃん」と同じく兵庫県が舞台となっており、長門をはじめとする登場人物の何人かは北高の生徒として登場し、 登場人物の設定は、本作の内容に合わせて複数の変更が加えられている。長門の他、朝倉涼子、喜緑江美里などの宇宙人はいわゆる普通の人間として登場。 涼宮ハルヒ、古泉一樹は光陽園学院の生徒という設定になっている。それに伴い、SOS団は存在しない事になっている。 とりあえずアニメ化が発表されたが...

ストーリー[編集]

北高の文芸部の部長を務める長門有希はある日、市内の中央図書館で図書館カードの作り方が分からなくて困惑していた時に一人の男子高校生と出会う。困っている彼女の姿を見た彼は代わりにカードを作ってあげた。そして数日後、長門はその男子高校生が自分と同じ学校に通う生徒で「キョン」という綽名で呼ばれている事を知る。

クリスマスが近付き始めた12月のある日、長門は生徒会から文芸部の廃部の決定を通告される。理由は「部員数が規定の人数に満たないから[1]」というものだった。

キョンとの運命的な出会い。やがて長門は彼に想いを寄せる様になるが…

意気消沈する彼女は親友の朝倉涼子に励まされるが、内気な彼女は沈んだ気持ちのままだった。しかしある日、長門は夜の公園で地面に石灰で不思議な文字を書いている光陽園学院の女子生徒と出会う。彼女はサンタクロースが実在するか否か自身の目で確認する為に行動を自ら起こしていた。そんな彼女の姿を見た長門は遂に決意する。

翌日、長門は北高の正門で入部届を配りながら文芸部の部員勧誘を始める。しかし思う様に部員は集まらない。だが、そんな彼女の前に現れたのは前に図書館で出会ったキョンだった。彼は勧誘に協力し、仲間を誘って文芸部に入部。これにより存続が決定した。そして長門はキョンと共に部室で活動を再開する。

部室でのキョンとのひとときは長門にとってかけがえの無い物だった。それまで一人で過ごす事の多かった彼女にとってキョンと共に過ごす時間は今までに感じた事の無い喜びを齎してくれていた。クリスマスイヴの日、長門はキョンと一緒に校舎の外から部室の窓を見上げ、自分の居場所がここにある事、そしてそれはキョンと共に過ごす大事な場所である事を改めて実感するのだった。やがて彼女は自分の心の内に彼に対する「想い」が芽生え始めている事に気付き始めていた。

その翌日のクリスマスの日、キョンと共に登校中の長門は路上に倒れている一人の少女を発見する。それは以前、夜の公園で不思議な文字を書いていたあの少女だった。彼女の名は涼宮ハルヒといった。そして彼女との出会いがその後の長門たちの運命を変える事になる。

登場人物[編集]

主要登場人物[編集]

長門有希
本作の主人公。北高の一年生で文芸部の部長。内気で少し無口な読書とゲーム好きの少女。眼鏡がトレードマーク。
市内の中央図書館で図書館カードの作り方が分からなくて困惑していた時に偶然出会ったキョンに代理で作って貰った事が切っ掛けで彼と知り合う。部員数の少なさから文芸部の廃部が決定した時もキョンが入部した事で存続が決定し、以来、彼に好感を持つ様になる。やがて次第にそれは恋愛感情へと変化していく。
その小柄で華奢な体格からは想像もつかないほどの大食いで、特に肉料理を好み、ハードロックカフェ大阪店ではレジェンダリーバーガーとホームメイドブラウニーを一人で食べて、同行していたキョンと朝倉を驚かせた。また、クリスマスパーティーの時も何かとターキーに拘っていた。ちなみに食べても太らない体質である。
だが体形はお世辞にも発育が良いとは言えず、しかも周囲に朝倉、鶴屋さん、みくるといった抜群のプロポーションを誇る者達が多い事もあって少なからずコンプレックスを持っている。
市内のマンションに一人で暮らしており、家族構成や過去の経歴はすべて謎に包まれている。ただ、朝倉涼子をはじめ、彼女の素性を知る者は数人存在する様である。
今年の夏は、紐ビキニFA
自動車にかすり、ケガをして一時は記憶が偏重したものの、あちゃくらさんチョップですぐに治癒するという奇跡を見せる。
本作のキョンはとにかくストイック。長門がこんな状態でも手を出さない。
キョン
北高の一年生。中央図書館で偶然にも長門と出会い、それが切っ掛けで知り合いになる。その後、文芸部存続に奔走する長門に協力し、自身も部員になった。共に部室などで過ごすうちに次第に長門に好意を持たれる様になるが本人はまったく気づいていない。
「ちゅるやさんシリーズ」でもそうだったが、ポニーテールを好み、本作ではハルヒだけでなく、長門、朝倉、鶴屋さん、みくる、更には自分の妹まで髪型をポニーテールにさせており、もはや「萌え」と言うよりもある意味「フェチ」に近い。
異性に対しては意外にも(?)ストイックな一面を持ち、他の男子生徒が下品な会話をしていても丸で興味を示さず、朝倉キッス(後述)にも反応しない為、一部の者達の間でホモ疑惑が流れた事もあった。
いわゆるツッコミが得意でとにかくいつでも何処でも誰にでも何にでも突っ込む。たまにだが、黄色のメガホンで突っ込む事もある。
待望の復活 朝倉涼子(但し設定はかなり異なる)
朝倉涼子
北高の生徒で文芸部員。長門の親友で彼女と同じマンション(505号室)に住んでいる。何かと長門の世話を焼くのが好きで、自炊が苦手な彼女の為にわざわざ料理を作って部屋まで持って行ったりしている。
家事全般を完璧にこなし、長門からは「通い妻」、キョンからは「世話焼き女房」または「長門の母親」などと呼ばれた事もある。
美少女にしては珍しく眉毛が太いという特徴があるが、何故か誰も突っ込まない(キョンでさえも突っ込まない)。
家族構成は不明だが、長門の様に両親がまったく姿を見せない為、一人暮らしの可能性がある。
また、長門の秘密を知る人物であるらしく、「本当の自分の事を知ったら、あの娘どう思うかな」などと意味深長な発言をした事もある。
得意技は「朝倉キッス」で(右の画像参照)、大抵の男子はこれで悩殺される。谷口にも「これで靡かない男はホモか○○○だ」と言わしめた程である。しかしキョンは靡かなかった為、これがホモ疑惑の原因のひとつとなった。
キョン、長門とよく一緒に行動する為、鶴屋さんや一部の視聴者からは「3バカトリオ」と呼ばれている。
しかし、ここまでヒロインらしくなるとは、ぷよ氏の努力のたまものである。
鶴屋さん
北高の2年生。「みくるファン倶楽部」の会長を務め、後述の朝比奈みくるの親友。書道部の部員でもある。
みくるに近づく不逞の輩から彼女を守るべく日々奮闘しており、キョンと初対面の時も彼をみくるをかどわかそうとする変質者と誤解して急所攻撃を放ち、キョンを悶絶させた上に1週間もの間、「不能」の状態にしてしまった。
その後も彼がみくると長門に二股をかけていると勝手な思い込みをして喧嘩を売ろうとしたり、そうかと思えばいつの間にかみくるファン倶楽部の会員(会員番号は119番)に勝手にしていたりと、キョンにとって敵なのか味方なのかよくわからない人物。
鶏の卵を「鶴の卵」と偽って販売したりと怪しい行いを時々だがしている事がある。
また、体のサイズを自在に変化させる能力もある。
朝比奈みくる
北高の2年生で書道部員。鶴屋さんの親友でその美貌と抜群のスタイルで男子から圧倒的な人気を誇る。
いつの間にか「みくるファン倶楽部」なるものまで結成され、本人も少し困惑気味の様である。北高祭では自分のクラスがメイド喫茶を行う事になった為に鶴屋さんによって無理矢理メイドの恰好をさせられ、非常に周囲の目を気にしていた。
「消失」の涼宮ハルヒ。ポニーテールが似合う16歳。
涼宮ハルヒ
光陽園学院の一年生。黄色のリボンと黒のロングヘアがトレードマーク。
好奇心が強く、世の中の様々な不思議に興味を持つ。「ハルヒちゃん」の時よりも年相応に見え、または人間らしくもあるのはすでに指摘されているはずである。
サンタクロースが実在するかどうかを確認する為に公園の中でサンタへのメッセージを地面に書いている時に長門と初めて出会う。これが文芸部の存続問題で揺れていた長門を勇気付ける結果となった。
その後、何故か路上に倒れていた所を長門とキョンに保護される。ちなみにこれがキョンとの初めての出会いだった。
キョンに加え、朝倉涼子に辛辣な突っ込みをされることが多い。だが気は合うようである。
普段はストレートヘアだが、キョンからは「ポニーテールが最も似合う女」と言われる。
温泉にて一応湯煙で最小限隠されていたけれど…ぷよ先生、やっちまった!!
古泉一樹
光陽園学院の一年生で、ハルヒの良き(?)理解者。入学式から約1ヵ月後に突如転入した為、ハルヒからは「謎の転校生」と思われ、興味を持たれる。それ以降彼女の忠実なパートナーとなり、いまや執事的な存在と言っても過言ではない。

北高関係者[編集]

谷口
北高の一年生でキョンの友人。大の女好きだがいわゆる「モテナイ君」。
よく校内の女子生徒に勝手にランク付けをしている。最初は周囲からは単なる女好きと認識されていたが、時間が経過するに連れ、「女たらし」と見做される様になり、更にその後まだ16歳でなのに何故か「スケベ中年」と言われる様になってしまった。クラスの殆どの女子からは危険人物と見做されている。
しかしそんな彼にも「春」が訪れ、光陽園学院の女子と交際する様になったが2ヶ月で破局した。
北高の女子の中でも特にみくるを狙っており、「みくるファンクラブ」に入会しようとした事もあったが鶴屋さんに拒否された。逆に文芸部にはキョンによっていつの間にか入部させられている。とはいえこれは部活動の存続の為のものである為、彼自身は正式には活動していない。
ちなみにハルヒと同じく東中出身である。よく忘れ物をする為、「忘れ物キング」と呼ばれる。普段はもの静かなタイプだが、一度怒ると手が付けられないほどに暴れ回るという怪物性を秘めており、ハルヒに「やられキャラ」呼ばわりされた時もさんざんに暴れ回った。それ以来、「鬼の谷口」もしくは「鬼口」と一部の者達から呼ばれる様になった。
キョンのホモ疑惑を広めた張本人であり、後にそれを知ったキョンに「お前の様な変態にだけは言われたくないぞ」と言われて首を絞められた。
国木田
北高の一年生でキョンの友人。キョンとは中学時代からの友人。文芸部存続の為、キョンによって知らない間に入部させられたが、谷口同様に正式な活動はしていない。
喜緑江美里
北高の生徒会書記で何処か陰のある少女。"黄緑"と改名されているとの説も。
何故か長門の様子を監視しているかの様な素振りを見せており、彼女の秘密を知る人物とも言われる。
文芸部の廃部を提案した張本人で、何故かその後も何かにつけては廃部に追い込もうと画策し、実は長門に敵意があるのではと言われている。
学校では真面目な生徒と認識されているが、校則で禁止されているにも関わらず、喫茶店でウエイトレスのアルバイトをしていたりとしたたかな一面も持つ。
森 園生
北高の体育教師。抜群の運動能力を持ち、その美貌と明るい性格で生徒達から人気を集める。
ウブな性格で、「ハルヒちゃん」同様に作者お気に入りのキャラだが、出番は意外に少なく、読者からも不満の声が上がっている。
ある出来事がきっかけで、キョンが長門をかどわかそうとしているのではと誤解し、何かにつけてはキョンの行動を監視したり、制限をつけたり、そうかと思えば自宅にまで押しかけて来たりと、彼にとっては非常に困った教師である。
また、何故か鶴屋さんを目の敵にしており、彼女が何かしようとすると、すぐに何処からか出現して妨害する。

光陽園学院関係者[編集]

佐々木
キョンの友人で中学校時代からの知り合いでもあり、光陽園学院に通う優等生。一人称は「僕」。
休日に長門とデート中のキョンと偶然にも出くわすが、その時に初めて長門の事を知る。どちらかと彼女に対してはあまり好感を持っておらず、この事からキョンの事が好きなのでは言われている。何故かハルヒに敵愾心を持つ。
橘京子
いつも佐々木の傍にいる少女で彼女の事を尊敬、と言うよりも心酔し切っており、一部の者達から百合の関係ではと噂されている。
古泉と敵対していると言われているが真相は不明。
キョンに近付きたい九曜の為に様々な恋愛指南を施すが、キョンにはその事で「お前は余計な事をさせたら天下一品だな」と突っ込まれた。
初期段階では北高生だった周防九曜
周防九曜
光陽園学院の一年生。モップの様な長い黒髪が特徴。無口で他人との会話と感情表現が苦手。
何故かキョンに近づこうとしており、その理由は不明。本人の話だとかつてキョンと会った事があるという。
後に橘からキョンと親しくなる為に様々なテクニックを伝授され、ホテルに誘ったりするなど大胆な行動に出たりする。
長門、朝倉、喜緑に敵愾心を持つが、理由は不明。。ちなみに彼女も長門の秘密を知っているらしい。
ちなみに本作の九曜は初期の段階では何故か北高生という設定になっていたが、後に光陽園の生徒に変更された。
藤原
光陽園の男子生徒。絵に描いた様にクールかつニヒルな性格。
しかしその存在感は極めて薄く、周囲からは「空気男」「空気野郎」「エアーマン」と呼ばれる。すぐ側にいたのにも関わらずハルヒにも「あらいたのあんた?」と言われた事があった。
ちなみにキョンには「空気キャラもここまで来るとある意味芸術的だな」と言われている。

脚注[編集]

  1. ^ ちなみに北高では部活動は運動部、文化部ともに最低でも5人の部員が必要となっている。

関連項目[編集]