関東の一個残し

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関東の一個残し(かんとうのいっこのこし)とは、不特定多数が有限の資源(リソース)を取り合う際に行われるマスゲームの一種。このゲーム成立に関しては毒饅頭仮説などの学説がある。

概要[編集]

このゲームは、不特定多数によって行われる有限リソース占有の一種である。主に関東方面で愛好されているためにこのように呼ばれており、その活動は関東地方のみならず東北や東海地方でもしばしば行われる。

構造[編集]

このゲームの基本構造はロジェ・カイヨワ遊びの分類のうち、アゴン(競争)とアレア(偶然)に位置し、有限のリソースを取り合う部分はアゴン、そのゲーム状態の発生や参加する者が現れるかはアレアである。最終的にこのゲームは「有限のリソースの内、細分化可能な単位で一個残っている状態」に到達するが、そこに至るまでの大まかな構造を以下に述べる。

  • リソース(資源)は有限である。
  • 参加は任意で不特定多数が参加可能である。
  • 参加要件は、リソースにアクセス可能であることのみ。
  • 参加者はめいめい、リソースを手にとって消費したり所有権を取得するために購入する。
  • 期間は特に定められないが、最後の一個になった時点で状態維持する。
  • 最後の一個がなくなった時点でゲーム終了。

状況[編集]

このようにして執り行われる「一個残し」であるが、このゲームの発祥や来歴は謎に包まれており、またこのゲーム状態が発生する場所が多岐にわたるため、その全貌も不明である。ただその現象は日常のいたるところで見出せ、関東圏にある全ての不特定多数がアクセス可能なリソースがその対象となりうる。以下にその例を列記する。

  • 集会において喫食・茶請け・おつまみに供される菓子など。
  • セルフサービスにおける店頭に並べられた商品。
  • バイキング形式で供される「食べ放題」の料理。

理由付け[編集]

これら「不特定多数がアクセス可能なリソース」で行われる一個残しだが、その理由は余りつまびらかではない。その各々には漠然とした「理由のようなもの」も見出せるが、共通見解としては明示的ではないためである。以下にその例を述べる。

  • 自分はとりあえず必要なだけ既に持っているので、他者に譲りたい。(謙譲)
  • 誰かが訳あって残していそうなので従う。(追従)
  • その状態になるまでに多くの人が触れていそうで汚い気がする。(衛生的推測)
  • これを取ると後から来た人が悪態をつき、それが呪詛になる。(呪術的思考
  • 実は毒入り危険。(毒饅頭仮説

備考[編集]

このように広く一般に親しまれている一個残しであるが、その多くにおいては合理性が無い場合がほとんどで、また前述のセルフサービス店舗では「最後の一個がなくなった時点」で商品の入れ替えを計画している場合に、この一個残しが商品入れ替えを阻害することもある。このため、商店によっては在庫が少なくなった時点でワゴンセールをするなど顧客の購買意欲を煽ることで、なんとか一個残しされないよう知恵を絞るが、やっぱりワゴンの中に一個だけ残されてしまう場合がある。そうすると、今度はワゴンがいつまでも片付けられない。

関連項目[編集]