霧
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霧(きり)とは、内側から見た雲のこと。現実を見定めるには非常に邪魔であるにもかかわらず、掴み所がないことから振り払うこともできないことため人の進路を狂わせることも多い、実に厄介な代物である。
概要[編集]
空を見上げ、「ラピュタ島は存在する」「あの上で婆さんが待っておる……」などと雲の上の世界に思いを馳せている者がいるが、我々は自らの住む現実世界を直視しなくてはならない。雲に囲まれた高地を見れば分かるとおり、我々の生活する大地は時折分離され、上空に向かって浮かんでいくことがある。
霧が発生する原理[編集]
陸地が切り離されるとき、周囲の空気中に浮遊していた水蒸気が一斉に、大地と陸地の間の地熱によって温められて露点温度に達する。こうして陸地は霧、すなわち雲に囲まれるのである。
地震[編集]
陸地は垂直にゆっくりと分離していくため、揺れたとしても震度1程度にしか感じられない。また、着陸する際も同様に穏やかである。
交通規制[編集]
陸地が分離するタイミングは行政機関によって概ね知られており、事前に交通規制が敷かれる。また、分離に耐えられるように道路を補強する工事が行われることがある。
天気予報[編集]
濃霧注意報がでた時点で既に霧がでてくることが多い為、やはりあまり役にたたない。もっとも霧が出やすい地方の人間は良くも悪くも慣れきっているため、あまりトラブルは起こっていない。事故を起こすドライバーは大抵よそ者である。