静電気発生装置

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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静電気発生装置(せいでんきはっせいそうち)とは、静電気を発生させる装置。加えて蓄えた静電気に火花放電を起こすことで、パチッという痛み、あるいはそれに準ずる刺激を人間に与えるための装置全般のことを指す。狭義にはスタンガンのような、意図的に数万ボルト以上の電位差を作り出す装置を指すが、広義には冬場のドアノブや脱ぎたてのフリースなど、副次的に静電気が発生してしまうものを含む。

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ウィキペディア専門家気取りたちも「静電気発生装置」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。

原理[編集]

静電気の発生原理は極めて単純なため、電圧の小さいものならば比較的安価に作ることができる。

たとえばプラスチックやビニールのような合成樹脂と、毛糸や紙のような繊維質、あるいは金属を擦りあわせると発生する。冬場、ドアのレバーやノブで、バチッとくるのも静電気のせいである。

歴史[編集]

静電気が史上初めて認識されたのは、古代ギリシアの時代だとされる。原始的な静電気発生装置はコハクであり、擦って、静電気的な力で物を吸いつけたり、パチパチという感触を楽しむことが出来た。

発見当初は、アテネの自然哲学者の間でこの神秘的な力について盛んに論議が交わされたものの、会議中の放電事故によって快感を覚えた哲学者たちが、コハクを体中に擦りつけて快感を得るようになった。この快感には常習性があり、続くローマ帝国時代にはパルテノン神殿を総コハク製にしようという案が持ち上がるほどであった。しかし強度の問題から、中央に据えられた巨大なアテナ像だけがコハク製に替えられることとなった。

このように、主として快感を求めるために静電気発生装置は作られ、利用され、研究されていった。しかし原理がただの「二物体の摩擦」であるために研究は遅々として進まず、中世ヨーロッパにおいてはもっぱら快感を享受する側、つまり人間の感覚のほうに重点が置かれ、その(まさに)電撃的な刺激が神学と結びつけられた。その中でも、中世スコラ神学における重要な真理である「雷は神が快感を得るための道具」という文章から分かるように、ベンジャミン・フランクリンより遥かに早く「雷は電気」であることを発見するなど、自然科学もある程度発展した。

技術的な発展は、ボルタによる電池の開発、大容量コンデンサの発明を待たねばならなかった。また、日本でエレキテルという道具を考案し、遊郭に売りさばき巨万の富を得た平賀源内のようなものもいた。

20世紀に入り、電気の製造能力は飛躍的に向上し、現在では静電気愛好家のマーケットはたいへん大きなものになっている。しかし、大きな電気は人体に有害であり、より大きな快感を得ようとするあまり、電圧を上げすぎて心臓発作を起こし死亡する例が後を絶たない。前述したように静電気の快感には非常に強い依存性があるから、電気の正しい知識を可及的速やかに広めるとともに、安全な発生装置の開発が急がれねばならない。

関連項目[編集]