UnNews:広がる居酒屋タクシー

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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【2008年7月15日配信】

個人居酒屋タクシーの表示灯

いま霞ヶ関で話題の居酒屋タクシーだが、この新サービスに参入する業者が増えている。

中堅のhyde taxiはすでに「Taxi Bar」のブランドで都内のオフィス街を中心に居酒屋タクシーを展開している。そして14日、業界大手のひよこタクシーも、霞ヶ関以外でも居酒屋タクシーを投入することを決めた。なぜこれほど受けているのか?

記者はhyde taxiの展開する「Taxi Bar」に乗ってみた。乗車早々、運転手の土井さん(仮名)が「いらっしゃい!」と威勢のいい声をかける。「ビールとお冷、どちらにします?」ビールを頼むと、「ビールお待ち、1500円になります!」テンポ良く声がかかり、冷たいビールが差し出される。「ここから4キロ以内、無料でお送りいたします。それより遠くへお越しでしたらおつまみをご注文下さい。」おつまみは柿の種、するめなどの小袋で400円だ。おつまみ1袋で1キロ、飲み物1杯で4キロ、"無料送迎"距離が伸びるという。


タクシー事情に詳しいバカ田大学のアホ田教授はこう解説する。

輸送賃を徴収して人を運ぶには第二種免許という特別な免許が必要です。しかしサービスとして人を送るには第一種免許だけでよい。たとえば従来のタクシーは第二種免許が必要だが、旅館のサービスとして送迎を行う際には第一種免許でよいわけです。最近広がり始めた「居酒屋タクシー」も、を提供するついでに人を運ぶという形態をとれば、第一種免許だけで客を輸送することが可能になるというわけです。

とはいえわざわざ酒を提供してまで居酒屋タクシーを走らせるメリットはあるのか?

タクシー会社は、新入社員にまず第二種免許を取らせることから始めます。しかし講習料や検定料は高額で、しかも免許を取得するまでは仕事ができない。タクシー会社にしてみれば新入社員への初期投資は大きな負担です。しかし第二種免許がなくてもタクシーを運行できるならば、会社側にとっても大きな経費節減に繋がると言えるでしょう。
また客にとっても、一般のタクシー料金にほんの少し上乗せするだけで酒を飲むことができることから需要は大きいと考えられます。


タクシー業界のこうした動きに国土交通省は何らかの対応をとるのか?しかし同省ではこれまでも職員が率先して居酒屋タクシーを利用し続けてきた背景がある。同省自動車交通局も「何らかの策を検討したい」とコメントを出すにとどまっている。

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