UnNews:月、金環日食の年内再チャレンジを表明

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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千葉県民大敗北を尻目に平常営業するテレビ東京

【2012年5月21日 Heavenly Report】

(45億)は21日正午に緊急記者会見を開き、同日実施した金環日食を年内に再チャレンジする意向を表明した。

月と太陽の微妙なスレ違いのバランスによって誕生する日食は、中世までは不吉な兆候として恐れられたものの、その仕組みが判明してきた近現代ではロマンティックな天体イベントとして人類に定着。21日には日本で25年ぶり・東京では173年ぶりの金環日食が予定されており、歌手ユニットのDREAMS COME TRUEが「時間旅行」という歌で『指輪をくれる? ひとつだけ 2012年の金環食まで忘れないから』と歌っていたことも相まって、事前に婚約指輪を準備したり恋人への告白などを企むリア充な人達が続出。全国レベルでピンク色の思惑を乗せて当日朝7時30分台の日食時間帯を迎えようとしていた。

しかし、日食本番となった21日朝の天気は太平洋側沿岸部を中心に曇りや雨となってしまい、肝心の日食がほとんど雲に隠れる地域が多数発生。その結果「雲の隙間から一瞬見えた」「少しだけ欠けてるのは見えた」などと無理やり気分を盛り上げようとする人達が大量発生したが、微妙な雰囲気は最後まで拭えず、「私達も今回のように大きな邪魔が入って一瞬で終わるのね。今は晴れたけどもう手遅れよ」と婚約どころか別れ話に発展するカップルが続出した。

また東京以北の地域では日食時間帯までに天気が回復したため、21日の首都圏の企業や学校では「無事日食を見ることが出来た東京都埼玉県在住者」と「最後まで厚い雲がかかって日食をほとんど見れなかった神奈川県千葉県在住者」との間で微妙な空気の違いが発生し、フロアの雰囲気が険悪になる事態が続出。「なんで天気を変えられなかったんだよ!日食を機に一体感を強めようとしたのに逆に分断されたじゃないか!」というクレームが気象庁に多数届く状況にもなっていた。

一方、今回の金環日食ショーの失敗については天文界でも大きく問題視された。

通常は日食を実施するにあたり、主役である月と太陽だけでなく、観測地となる地球、その周りを取り囲む水星金星火星などの惑星、不定期に出てきて邪魔をする彗星宇宙人など多岐にわたる天文関係者達に対して、公転ルートや時間帯や天候など様々なポイントで入念な調整を行った上で日食が実施されてきた。今回の金環日食もいつもと同様に月と太陽が各方面への調整に奔走。電力などのエネルギー懸念が出てきていた地球側との調整が一時難航したものの、今年3月下旬に調整が完了。本日の日食本番に向けて準備万端と思われた。

しかし、地球側と併せて調整が必要であった日本付近の天候調整部門「雲行(くもゆき)」との調整を怠っていた。例年なら5月は沖縄以外は晴れる日が多い時期であったため、月は雲行側との調整は特に必要ないと考えていたが、雲行側は今夏の電力不足に「曇と雨が多い冷夏」で対応するための研究を行っており、3月から降雨実験を実施中であった。3月~4月は毎週末土日のどちらかで全国的に雨を降らせたり、5月に入ってからは寒気の引き出しで全国的に季節はずれのゲリラ豪雨と降雹を連日のように見せるなど好結果を残しており、次回は5月20日~23日に降雨実験を予定していた。

その降雨実験予定期間と金環日食予定日が重なる事に地球側が気づいたのは今月14日であった。気象庁週間予報で21日の天気が全国的に曇先行であったことを知った月側は、大慌てで雲行側に金環日食実施の本番申請交渉を打診。しかし「本番申請は最低でも1ヶ月以上前じゃないと受付不可」という天文界共通ルールの存在が壁になり交渉は頓挫。あとは雲行側の実験失敗を祈るしか無くなったが、思いも虚しく20日の時点で太平洋側全域を曇りか雨にする南岸低気圧が発生。金環日食という名の世紀の天体ショーがあっさり失敗に終わっただけでなく、日食終了後に晴れるというKYなオマケまで付いてしまった。

金環日食の再チャレンジを表明した月

この事態を受けて、太陽は月を含めた太陽系惑星を一斉招集して緊急会議を実施。会議の始めは日食への各種協力を無駄にした月に対する火星や木星などの叱責で紛糾した。その後、月が「今回は45億年間の衛星生活で最大の不覚。もう一度チャレンジさせて欲しい。374年後ではなくなるべく早く。最低でも年内に」と強く嘆願。併せて地球側も「今度は全力でサポートする」と申し出たことで、太陽は「それなら再チャレンジの機会を与えよう。でも次はないぞ」と承諾。各惑星の公転ルートを微妙にずらすことで年内に金環日食を再度実現する方向性が決定し、その旨が正午の緊急記者会見で発表された。

今後は公転ルートの調整と地球および雲行側との天候調整を行った後に、金環日食の再チャレンジ日程が発表される予定である。また月は今回の失敗の責任を取って頭を坊主にすることも併せて発表された。

▲緊急記者会見に赴いた宇宙人記者のコメント
「後で再チャレンジが効くなら毎年やれと…それに月は初めからまん丸の坊主頭じゃないか」

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