Yahoo!ニュース
Yahoo! ニュース(ヤホーニュース)は、神話上のサイト2ちゃんねるにたどり着けなかったインターネット依存症患者やアンチたちに与えられた代替サイトのこと。
概略[編集]
Yahoo! ニュースの核の一つは、大手検索サイトYahoo!が各社のニュースを適当にコピーして貼り付けた「ニュース欄」で、これ自体がニュースを発信しているわけではない。ここに貼り付けられるニュースのソースは様々な新聞社のみならず、コラム程度の記事を書いているサイトも含まれている。
しかしながら、このサイトの最も重要な部分はここではない。それぞれのニュースにコメントをつけることができる「コメント欄」である。つまり、コメント欄を目的とし、ユーザーがコメントをつける題材としてニュースを提供している形式であり、自力では話題を見つけることが出来ないインターネット依存症患者たちの助けとしている。しかし、一部のファンやマニアを対象とする記事にも関係ない人々が「知らない」「どうでもいい」等と書き込む為ファンとそれ以外の人々の間で暴言が飛び交うことがある。その点、2ちゃんねるでは板ごとに目的を持った人が集まる為ある程度治安が保たれている。 彼らは殺人などの大きな事件が発生すると各々がそれについて深部に至るまで洞察し推理を披露する。これまでにも数多くの事件を「朝鮮人の犯行である」「中国人の陰謀である」などと真相を暴き出すことに成功しているため「ヤフコメ探偵団」としても有名である。
コメントはYahoo!に利用者登録をした者にしか投稿できない。以前はコメントに名前が表示されず、完全匿名を貫いており、これが最大の特色であった。それどころか、IDが表示されることもなく、同じ利用者が複数のコメントを投稿しても、自己申告がない限り同一人物であることが知られないようになっていた(この自己申告自体が嘘であっても、それを判別する方法はない)。
2009年2月にシステムの一部が変更され、名称の一部のみが表示されるようになったが、あくまで一部のみであり、匿名性は守られている。一方で、同一アカウントで複数の発言をした場合、それを一覧で表示させることも可能となったが、そもそもYahoo!は複数のIDを持つことを推奨したシステムとなっているため、匿名性という点では以前と大差はない。
こうした厳格な匿名性がこのシステムの最大の特徴となっている。
なお、転載されるソースは毎日新聞・産経新聞・時事通信がほとんど、たまに読売新聞である(朝日新聞と共同通信は手数料取って転載させずともやって行けるらしく、全く使われない)。
2ちゃんねると比較すると、Yahoo!の方が知名度が高く、ネットにそこまでハマってない人でもYahoo!は使っているケースが多いのでYahoo!ニュースを見てくれる人たちは2ちゃんねるを見る人よりおそらく圧倒的に多いため、2ちゃんねるを使った場合よりもさらに大勢の人に自分の言いたいことを伝えることができる。もしかすると、無垢なネットユーザーの卵たちがこのYahoo!ニュースを見て、ネットの魅力に気づいて、ネット世界の住人になってくれるかもしれない。後にも書いてある通り、こういうネットユーザーの卵たちを厨房に変異させる危険性も高いんだけどね。
背景[編集]
インターネット上には、他人を傷つけることを目的とした言葉(ヘイトスピーチ)や飲み屋のグチなどを自由に書き込み、それを多くの人の目に触れさせる場所を探す人たちが数多く存在していた。
そうした人たちはやがて、自分たちの願望を実現できるサイトが実在する、という噂を聞くことになった。こうした噂から生まれたのが2ちゃんねると呼ばれる神話上のサイトである。このサイトを探し出そうと様々な努力を続けた者も少なくなかったが、彼らの多くは、やがて挫折したり、この噂が嘘であると決めつけたり、あるいは命を落としたり、二度と帰らなかったり、VIPPERたちに個人情報を身ぐるみ剥がされて死ぬより酷い状態になって発見されたりした。
それでも2ちゃんねるを探し出そうとする人たちは後を絶たず、これは社会問題にもなった。
また、2ちゃんねる自体の知名度がそこまで高くないゆえに、「こんな知名度のないサイトじゃ、俺の意見が多くの人たちに見てもらえない。」と感じる者もいた。
ここに目をつけたYahoo!は、2ちゃんねるでは無いものの、多くの人たちのイメージにある2ちゃんねるに似たサイトを作り出すことを考え出したのであった。
システム[編集]
2ちゃんねるを探し出そうとするタイプの人たちは、その多くが自分で話題を見つけることができないほど世間知らずであった。このためYahoo!は、話題自体を他のサイトから集め、そこにコメントをつけるという方法をとることとした。
また、彼らは長文を読む能力が無いため、一つのコメントの文字数を400までとし、間違って長文が投稿されることを防ぐようにした。
投稿できるのはYahoo!の登録利用者のみであるが、上記の完全匿名性により投稿者のIDが詳細にはわからないようになっている。このため、見つめ合うと素直におしゃべりできないシャイな人たちも、相手の目を見ずに好き勝手なことを言えるようになっている。
以前から定評のあった点数システムは様々な所からの批判にようやっとお応えして残念ながら、2013年上半期をもって廃止となった。これにより、Yahoo!ニュースの盛り下がりが期待懸念される
また、以下のようなシステムを備えており、これが人気となっている。
定型コメントシステム[編集]
何でも良いからコメントをしたいが、何を書いたら良いのかわからない人たちのために、以下のコメントから好きなものを選んで投稿できるようになっている。
ただし、実際に画面に出るものは、システムが勝手に修正したもので、それぞれのコメントが微妙に変化するようになっていることもこのシステムの特徴である。
煽りシステム[編集]
コメント欄を盛り上げ、さらなるコメントを促すために、投稿の少ない話題に対しては、それを煽るようなコメントが自動的につくようになっている。
こうして自動でつけられるコメントは、話題に応じて以下のような傾向がある。
- 中国に関する話題
- どのような内容であっても中国ないし中国人が悪い、と書き込まれる。また希に「工作員」と呼ばれる、中国人を装って日本を批判する書き込みも自動作成される。ただし台湾は含まない。
- 韓国に関する話題
- 「パクリ」「ニダー」などの単語が書き込まれる。ぜんぜん関係ないニュースでも「まるで朝鮮人みたい」「在日に違いない」とか適当に書いとけばいいので、ビギナーにお勧めである。ただしごく稀に例外があるので、注意が必要である。
- 政治に関する話題
- 話題となった政治家に対する悪口が書き込まれる。ただし、人工知能による悪口であるため、的確な悪口を書き込むことは難しく、「KY」「やめろ」「税金泥棒」といった汎用性の高い単語が多用される。その時点の首相(誰でも構わない)に関する悪口の場合もあるが、内容はおよそ同じである。民主党や自由民主党が絡むとネットウヨとネットサヨとの間で罵詈雑言の嵐となる為、下記のように都合良く規制される。ただし韓国が絡むと例外がある。
- 企業不祥事に関する話題
- 社長に対する悪口や、「潰せ」「不買」といった会社に対する悪口が書き込まれる。ただし住民がお気に入りの企業の不祥事の記事の場合は、悪口を書き込むと「(同業会社)の工作員」「(同業会社)の信者はクソして寝ろ」などと言われるので注意。
- 公務員に関する話題
- 全ての官僚は天下りをして私腹を肥やす税金泥棒である、といった内容が書き込まれる。これも韓国が絡むと例外である。公務員って景気に関係なく給料上がらないっていうことは知らないのだろうか
- 事件、事故、犯罪に関する話題
- 加害者に対して「クズ」「ゆとり世代」「いい歳して」「死刑」といった単語を用いた悪口が書き込まれる。また、彼らのポリシーは「犯罪者=在日」であるので、「また在日か」「国に帰れ」といったことも書き込まれる。犯罪に関しては、冤罪だとわかった瞬間に「検察官はクビ」「在日」と書き込まれる。
- 芸能に関する話題
- タレントやバラエティなどの記事に「どうでもいい」「興味ない」「この人誰?」などの単語が書き込まれる。フジテレビやAKB48が絡むと更に「消えろ」「悪徳商法」などと言った悪口が増える。アンチの書き込みに対して「嫌なら見るな」という、まことに「お前が言うな」なコメントが上位に来ることもしばしばであるが誰も気にしない。
- アニメ、マンガに関する話題
- 上記同様「どうでもいい」「興味ない」などと書き込まれ、また懐古厨が「今のアニメはこれだから~」や、「子供がみるもの」などとテンプレートな悪口を書き込む。視聴率が上がった瞬間に、手のひらを返したように「史上最高」とかいう書き込みが増える。
- 野球に関する話題
- ファンのための記事にアンチが書き込む。「虚塵」などといった単語を用いた生産性のない書き込みがされる。プロ野球選手でもなければプロ野球の球団で働いたこともないのに、上から目線の発言が目立つ。嫌いな人物や球団(こことかこの人とかこの人とか)の関係する記事にはあの手この手のコメント使って悪人扱いし、無関係のニュース記事で無理矢理バッシングのコメントをすることに余念がない。逆にツンデレじいさんやオレ流といった自分達にとってヒーローは徹底擁護。普段は「マスコミは汚い」とか言っておきながら、自分達が嫌いな人物や球団のバッシングの記事には「この記事は最高。真実を突いてる」なんてコメントするという、政治家顔負けの2枚舌である。
- マナーに関する話題
- 少し気に入らない事であると「マナー違反マナー違反」「マナー違反する奴は育ちが良くない奴」「これだからゆとりは」「最近の日本人はどうなってる。自分の若い頃は・・・」等と、自分らの所業を棚上げした書き込みがされる。
なお、これらのコメントは人工知能を用いて作成されるため、それぞれが微妙に異なっているが、本質をついた的確なコメントをつけることは技術的に不可能であり、どうしても汎用性の高い、定型化されたものになってしまう。この点についてはYahoo!側は、より高度なコメントをつけられるように工夫をしているとしているが、同時に当面は改善の見込みが無いともしている。
ニックネームシステム[編集]
2012年くらいから採用されたシステム。「ニックネーム(投稿者のID)」という形式で反映される。なので、自分の好きなニックネームをつけることが可能であり、このシステムが採用されると、「くたばれ××」や「○○氏ね」や「△△は社会のゴミ」といった品性を疑われるような非常にユニークなニックネームをつける人が各所で見受けられる。
投稿に際して[編集]
Yahoo! ニュースは、より素早く、より多くの、読んだ人がよりわかりやすいコメントを投稿することが求められるため、投稿者がコメント可能な話題を発見した場合、タイトルだけを読んで妄想を働かせ、その妄想が消えないうちに即座に書き込むことが求められる。もちろん、過去のコメントを読むことは推奨されない。
しかしながら、過去のコメントを読んで、あるいはYahoo!側から投げかけられた話題についてよく調べて、非常に的確で高度なコメントをつけてしまう空気を読めない投稿者も後を絶たず、こうした投稿者は非常に煙たがられることとなる。このため、システムがこうした投稿を発見すると「○○はキチガイ」「○○はアホ」といった(○○はコメント番号)といったコメントが自動で書き込まれ、他の利用者に警告するか、Yahoo!の職員が手動で削除している。
評価[編集]
Yahoo! ニュースは、差別的発言や、安易で物事の本質を見ない無意味な発言を好み、知識や認識を深めるよりも自己の妄想という色眼鏡で外の世界を見る中二病患者といった、どのようなサイトでもけして受け入れられることのない人たちにとっては桃源郷であり、重度の自家中毒をも楽しんでいる。
一方でYahoo!は、他のサイトでは嫌われる人たちをも取り込むことができ、登録利用者を増やすことに成功している。
また別の観点で見れば、インターネット上を徘徊する「困った人たち」を隔離することにも役立ち、多くのサイトでは、サイトの健全化に一定の役割をはたしていると、Yahoo! ニュースを評価する声も多い一方、このサイトの利用者がそのまま流出して、他のサイトでYahoo! ニュースの「のり」そのままの発言を繰り返すこともあり、厨房の繁殖地として嫌われることもある。